レクさんの映画レビュー・感想・評価

レク

レク

アラサー京都住みのおっさ…お兄さん。
評価とか数値化するのは苦手なので10段階評価です。
好みはサスペンス、ミステリ、ホラー、スリラーですが基本、映画は何でも観ます。
鑑賞記録用。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

司法制度へ糾弾する作品でもあり、俳優陣が引き立てるシリアスな間が素晴らしい。

種田美術監督が魅せる雰囲気と是枝監督の魅せ方が相俟った光の使い方も巧みで、特に接見室での反射越しに重なる三隅と重盛の構図
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散歩する侵略者(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

侵略者である宇宙人たちは会話をした相手からその『概念』を奪っていく。
そして奪われた人からは、その『概念』が永遠に失われてしまう。
では何故、宇宙人は『概念』を集めるのか?

地球侵略、と言っても目的
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

制作がシャフトということで、祐介は阿良々木くんだったし、なずなはガハラさんだったのがなんとも大人びていて主人公の典道が幼く見えちゃったなあ。
かと言ってシャフトが全力出したった感もなく、まあ普通。
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

釜山はKTXの終点である。
韓国人にとって最も代表的な終着駅である釜山駅を、ゾンビを題材に終末へと向かってゆくストーリーと重ね合わせたもの。
登場人物それぞれの人生にも終わりがある。
そうした人生の比
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アイアン・メイデン 血の伯爵夫人バートリ(2010年製作の映画)

2.5

夫を待ち焦がれ美を追求するがあまり非行へと走った歴史に翻弄された孤独な女性の物語。

かの有名な拷問器具、鉄の処女。
若い女の生き血を取るためだけに作られたという伝説もある。
生き血を飲んだことから吸
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.5

流石は変態ヴァーホーヴェン監督、一筋縄ではいかない。

衝撃的な始まり方から単なるサスペンスに留まらないド変態映画。
女性がエロくもあり美しくもあり、男性を手のひらで泳がすように主導権を握る強かさや怖
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ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

家族を投げ打って得た成功とそれ故に失ったもの。
家族と自分、才能と努力、喜びと苦悩、期待と裏切り、光と影。
凝縮された様々な対比が成功した者しかわからない栄光と葛藤を見事に描いている。
心を満たすもの
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.0

女性監督ならではの視点で見た男尊女卑の偏見や先入観を、ダイアナという女性目線のフィルターを通してジェンダーレスな作品へと昇華させている。

純粋が故に愚直で人間の世間を知らないダイアナが、世界は簡単に
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RE:BORN(2015年製作の映画)

4.0

邦画アクションもここまで来たかってくらい凄いもん見た。
というか細部まで目が行き届かない程で全然把握しきれてないし、ソフト買ってスロー再生したいやつ。
ここまで突き抜けた邦画のアクション映画は初めてか
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

過去のトラウマからの現実逃避を音楽とカーチェイスで秀逸に表現されている。
車のエンジン音、街中の騒音、銃声に至るまで音楽とシンクロさせアップテンポにリズミカルに彩られる。
冒頭から一気に惹き込まれ
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スパイダーマン ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

ヒーローに憧れる少年の青春成長譚。
良かった点は沢山あるが、特筆すべきは初々しい恋愛模様と若さ故に葛藤しつつ戦う姿でスパイダーマンらしいヒーロー像を魅せたところ。
悪かった点を強いて挙げるとするなら、
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ターミネーター2(1991年製作の映画)

4.5

あらすじなど語るまでもなく有名な作品であり、何度も観てしまう所謂名作と呼ばれる傑作。

劇場でこの名作が観られたことが何よりも感動だし、3Dで奥行きを生かした映像は迫力が相俟って最高としか言えない。
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ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

4.0

ミラー彗星が、地球に最も接近するとされる夜。エムとケヴィンはパーティーに招待されるが突如として停電が起きて部屋は暗闇に。
そこで自分たちとうり二つの人間が全く同じ家で生活しているのを目にする。


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幸せをつかむ歌(2015年製作の映画)

3.5

不器用な親子関係を演出し、家族を省みなかったダメな母親が家族との絆を取り戻していくある意味ルーザームービーでもある。
人生失敗してもそこで終わりではなく、これから出来ることをやればいいんだと優しく語り
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

限りある寿命の中でその人生を誰もが全うできるわけではない。
死ぬまでに何をやりたいのか。
誰と過ごしたいのか。

偶然という必然が、決して交錯しなかった二人を引き合わせる。
丁寧且つ緻密に纏め上げられ
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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

3.5

原作ファンである自分の目から見てもちゃんと実写化映画として成り立っている。
コスプレ感は否めないが街並みはしっかり杜王町だし、スタンドはスタンドでした。
上手く取捨選択した潔さも原作へのリスペクトを感
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.0

戦隊ものとしての構成に少々難ありといったところ。

どちらかといえばヒーロイズムに特化した戦隊もの映画というよりは青春群像劇と捉えた方がいい。
そこを受け入れられるか、感情移入できるかどうかで評価は分
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銀魂(2017年製作の映画)

3.5

結局感想書いてるけど書くことは殆どありません(笑)

キャラクタービジュアルとギャグの部分に関しては申し分ない。
パロディや下ネタ、メタ目線で展開される笑いには観客も思わず吹いてしまうほど。

しかし
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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.5

自殺した少女がSNSにログインしてわちゃわちゃする新感覚SNSホラー(語彙力皆無)。

全ての映像がPCモニター越しで、自殺した少女の霊云々よりも女って怖いなっていう確かに斬新なホラーではある。

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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

整形手術から帰ってきた母親がまるで別人のように冷たくなり、双子の息子がその母親の本性に迫るというセンスの塊。
母親に対する双子の緊張感ある演技も素晴らしい。

細かく散りばめられた伏線と悲しい物語は単
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.5

実話を基に作られた「死霊館」続編。
流石ジェームズ・ワンといったところか、安定の面白さですね。

BBAシスターの悪夢なんか見た日にはトラウマだろう。
怪奇現象→専門家登場→悪霊と対決 の流れは王道だ
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パラドクス(2014年製作の映画)

4.0

SFシチュエーションスリラーかと思いきや予想の斜め上を行く不条理無限ループ地獄。
二つのパート同時進行で描かれ、上手く絡み合う捻られたストーリー。

細かな描写や演出の一つずつに二つのパートの繋がりを
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ラザロ・エフェクト(2015年製作の映画)

2.5

"ラザロ"とは"ラザロ徴候"という医学用語で脳死患者が手足などを動かす現象のこと。
元々「新約聖書」で4日前に埋葬された聖人ラザロをイエス復活させたという記述から名付けられた。
つまり"死人の蘇生"を
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ライフ(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

宇宙船内という閉鎖的空間で未知の生命体に襲われるSFパニック。

危険な匂いがする中で定番の失態を犯すところとか、絶対死ぬだろって思ったキャラが生き永らえて結局死ぬ感じとか、助かってほしい人が助からな
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

伝説の凄腕ヒットマンが帰ってきた!

前作から5日後、契約を持って仕事の依頼に来たイタリアンマフィアの幹部。
ジョンが彼の依頼を断ると、幹部はジョンの家を焼き払い、妻との思い出が焼失。
ジョンは再び激
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.5

ジョン・ウィックは凄腕の伝説的な殺し屋。
ジョンは5年前にヘレンとの出会いによって足を洗い、平穏な生活を送っていた。
その妻が亡くなった後、愛犬デイジーがジョンの唯一の存在であった。
ある日、些細なト
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.0

良くも悪くもパイレーツらしい、ストーリーというよりもキャラクターで楽しむ作品ですね。

シリーズ5作目の今作。
4作目のお遊び(笑)を経て軌道修正し、本筋に帰ってきたって感じ。
1作目からの主要キャス
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こどもつかい(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラーとして構えて観ると肩透かしを食らっちゃうやつ。
『呪怨』の清水崇監督の映画だという先入観やポスターからホラー映画という枠組みで作られていますが、そもそも怖さを追求した作品ではないような気もしない
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凶悪(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

まず初めに、この事件は実際に起こった事件を描いた実録映画だということ。
「上申書殺人事件」と呼ばれ、ある死刑宣告を受けている殺人犯の元暴力団組長が拘置所で雑誌の編集部に公になっていない事件3件に関わっ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.0

『容疑者Xの献身』に次ぐ劇場版ガリレオ第二弾。
シリーズ史上、最も切ない"謎"の方程式。
美しき海の街で、真夏の夜に起きた不可思議な事件。
事故か殺人か、複雑に絡み合う因縁と重ねられた嘘と罪。

個人
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

東野圭吾氏の同名小説が原作。

原作も映画も何度も観ましたが、非常に良くできた実写化映画だと思います。
何よりも演者の演技力と物語の切なさが相俟ってなんとも言えない余韻を残す作品。

序盤からの伏線と
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をコリン・ファース主演で映画化。
吃音障害を抱えた内気なジョージ6世が言語療法で障害を克服し、第2次世界大戦で国民を勇気づける見事なスピーチを披露して
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タイムアクセル12:01(1993年製作の映画)

3.5

粒子移動装置の試験操作にたまたま居合わせ、同じ一日を何度も繰り返さなきゃならなくなった科学研究所の助手。
彼が想いを寄せる優秀な女研究員が射殺される光景を毎日目撃することになる。
その時間は昼休みに入
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.0

事故の後遺症で毎朝起きたら前日の記憶を失ってしまう女性と献身的な夫と医師。
夫か医師かどちらを信じていいのか疑心暗鬼になりながら真相を探るサスペンス。

兎に角ニコール・キッドマンの美しさとコリン・フ
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宇宙人王さんとの遭遇(2011年製作の映画)

2.5

設定は面白い。
通訳として目隠しされて連れて行かれた先に待ち受けていた相手は中国語を話す宇宙人(笑)
とは言っても和やかなコメディではなく、拷問シーンもあってシリアスな部分もある。

基本的には密室型
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信長協奏曲(2015年製作の映画)

3.0

同名漫画原作の連ドラの最終回パターンのやつ。

正直なところ、原作のフィクションとしてのタイムスリップと織田信長の末路の関係性、歴史改竄は面白いネタです。
未だ完結をしていない原作をどう終わらせるか。
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