青猫さんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

息子のまなざし(2002年製作の映画)

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音楽も無く淡々と進んでいくストーリー。
まさにダルデンヌ作品。

息子を殺された父と、犯人の少年が心を通わせていく普通に考えたらあり得なさそうなテーマを、リアルなエモーションで肉付けされたシナリオに引
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太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

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イチャンドンが影響を受けた監督アントニオーニ。
欲望の時以上に作品が難解で、まるで支離滅裂な映像の羅列のようだ。

ギリギリストーリーラインとしてあるのが、ラブストーリーだが、それもなにがなにやら。
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

5.0

もの凄い映像美にホリーハンターの眼力!
喋らないが故に、眼で全てを演じきる。

全編通して不安な気持ちにさせられる。

そして、それがラストの衝撃の結末に!

欲望のあいまいな対象(1977年製作の映画)

5.0

若い女にお熱になった富豪親父の奮闘記。
冒頭の列車に乗る際に、女にバケツで水を浴びせるところから、乗り合わせた乗客にその事について語る事で物語は始まる。
ここで、観客に対する引きつけはバッチリで、そこ
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初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

5.0

カウチソファー鑑賞が最高の映画。
ショーンペンや、フォレストウィテカーが出演!
ハイスクールがセックスの為に動く群像劇が最高にリラックスして鑑賞できる!

バードケージ(1996年製作の映画)

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昔ながらの予定調和コメディ。
ロビンウィリアムスを惜しんで。

アクアマン(2018年製作の映画)

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映像は鮮やかでキレイだが、ストーリーにあまりにもひねりがなくつまらない。
そして、だらだらと長い!

少年と自転車(2011年製作の映画)

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すごく静かに淡々として進んでいくが、ストーリーが非常に引きつけるので、面白い。

ラストにかけてはどんどんハラハラさせられていきます。

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

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サラポーリーの作家性に惹かれて。
ミシェルウィリアムズの選択はその姉が語った事に集約されている。

結婚されてる方には一度鑑賞を進めたい一本。

サラポーリーさん。
物語る私たち以降、7年も動きが無い
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

パントマイムが今作のヒント。
イチャンドンだからこそ、その辺は間違いなくテーマだと思う。
作品通して全てが不透明な虚構。井戸や猫、失踪した彼女。
そもそも、ラストに殺人して全てを焼き尽くして、全裸にな
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孤高の遠吠(2015年製作の映画)

5.0

出演者全員、本物の不良使って、笑っちゃうくらいにリアルで怖い。

しかし、日本の男の青春も詰まっている。
暴力リリイシュシュ。

バイクに乗ることに命をかけるバカすぎる純粋さ。
純粋が故に、巻き込まれ
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

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前作に引き続きキャスティングが以外と良い!そして愛すべき将ちゃん登場!
尺長くて後半は飽きるが、前半の将ちゃん回だけでも爆笑でした。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

昔、昔のハリウッドで。

前半はブラピが車乗ってラジオ聴いて気持ち良さそうだったり、夜は皆んなで放送時間にしっかりカウチについて酒呑みながら映画楽しんだりと、その雰囲気だけで、本当いい時代の昔、昔のハ
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ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)

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才能の使い方を間違えてしまった天才。

これを観れば才能があっても、自己プロデュースが出来ないと売れない事がよくわかる。

アウェイ・フロム・ハー 君を想う(2006年製作の映画)

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長年連れ添った妻が、認知症で他の男性を愛してしまう。
人生を共にした人の罪の無い心の変化。

愛してるが故の、夫の死別よりも辛い決断。

現実に起こり得る不条理。

シャザム!(2019年製作の映画)

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DCの中では明るいヒーローだが、ディレクターがキャラのコメディ要素を生かしきれてないと感じた。
作品の尺が長く、テンポが崩れ、個人的には鑑賞に中だるみを感じてしまった。

なぜ、ホラー監督が指揮を執っ
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別離(2011年製作の映画)

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この監督の気まずさ、後味の悪さは、ドキュメンタリーレベルのリアリティ。

ナチス第三の男(2017年製作の映画)

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ハイドリヒを撃てには及ばないが、ハイドリヒと、レジスタンスを掘り下げてるのは面白かった。
セットで観ると良い。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

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ライ麦畑のサリンジャーの半生を描いた作品。
天才であるがゆえの苦悩がサリンジャーを苦しめる。

才能を認め、スターダムに持ち上げるのもファンだが、それを殺すのもまたファンなのだ。

天気の子(2019年製作の映画)

5.0

新海版万引き家族ですか!
今回はテーマが非常に重くて良い。
今作で私の中ではポスト宮崎駿が確定しました。

まず、冒頭で気になったのが、帆高が持っていたキャッチャーインザライ。

まさに、ここからの彼
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

5.0

終戦記念日を経て。
日本人が間違いなく観るべき一本。

三船敏郎の切腹はすごいよ。

ラストは涙無くして観れない。
腑抜けた現代人、私も含めてこの現実を突きつけられると現在の日本が恥ずかしい。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

この映画の感想については、
肩をたたいて、
『Hey〜』で全てが伝わるはず!

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

賭博で生きている男達の人生を描く!
人として全く尊敬はできないが、生き方としてはカッコイイじゃあないの!
なんたって、九蓮宝燈揃えて死んで、仲間たちに転がされて水たまりにボチャンな最期だもの!
なんだ
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天使の分け前(2012年製作の映画)

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ケンローチが珍しくコメディを撮った作品。
犯罪者達の更生とウィスキーの愛と旅が心地よい。
雰囲気はまるでウィスキー版トレインスポッティング!

ラストは道徳的にこれでいいの?!って感じだけど、それもま
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君と、徒然(2019年製作の映画)

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少女専門の写真家が撮った映画。
彼の写真のファンとして、映像にも女性に対する愛を感じるものでした。

美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

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荒野のミニスカパンチラ旅行。
カメラマンの絶妙なカメラワークがフェチズムをくすぐる。荒野の美しさとファッショナブルな少年少女の旅。これだけで観る価値有り。

ラストにかけてモロ出しになるのがなぜか残念
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