いいなぁ…
マリアンヌの柔和な美しさ、幼子を抱いた時の輝き、バルモンの恋のときめきが画面を通してこちらに乗り移ってくる。
さすがエロ巧者の監督。
椅子の背もたれごしに眺めるキスシーン。エロい。
モ>>続きを読む
ロケーションの美しさや昭和初期な文化の豊かさ。
そして画面の切り取り方がオシャレ!
まぶたの上で見切れる顔アップとか。
障子の隙間から奥にまっすぐ続く道路を遠ざかる車とか。
ええな。
勝新はホント愛>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
黒澤清の幕の内弁当!みたいな。
シーンごとに黒澤節を味わう楽しみ。
また菅田将暉という素材をどう扱うのかという期待もあって見たので、それも面白かった。
ヒトとして、また現代の若者として純粋な…?い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うわー!肩凝った!怖すぎて筋肉が常に緊張状態。4DX断固拒否してよかった…( ´Д`)
半分くらいまで「もう帰りたい…」と半泣きで見ていた。ホラー苦手。
しかし人気シリーズ(?)の続編に相応しいエ>>続きを読む
「夜と霧」自体を読んでいないし、世代でもないので正確なニュアンスはつかめていないかもしれない。
しかし中盤で明かされる北見の失踪した理由が語られるシークエンスはまさに今も、これからも同じやりとりが繰り>>続きを読む
好き!
映画を見ているなあっていう感覚をもらえる。
何か大きな事件を描いた話ではなく、小さな出来事や噂、予感、疑念などがゆっくりと寄り集まってなにかを形作るのを観察しているような。
タケシの独白がこ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
なかなか好みの仕上がり。
謎解きとオカルトが絡み合った、ホラー風味な探偵もの。
これまでの映像化は世界を俯瞰して映しているものが多かったが、ケネス・ブラナーの監督作はポアロの自意識に踏み込んだ仕上が>>続きを読む
たしかに、新しいポアロ像。
「まじめか!」と関西芸人に突っ込まれそうな勢い。
そういう点ではクリスティらしさから離れるのかもしれないが、ブラナーの構築しようとするポアロ像がおぼろげながら見えた気もす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
奇妙な映画だった〜期待どおり。
クロサワ節の光に加えて、音が迫ってくる映画。環境のせいか爆音の時は足元から地響きがきて堪能。
肝心なことは口に出して言わず、無音の問いが宙をただよっているような空気。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今回はホラーに振り切ってた。
発狂ぶりが目覚ましいデヴィッドくん。
「羊たちの沈黙」からの「ハンニバル」みたいな。
本領発揮。マッドサイエンティストの血祭り開幕!でもう後半ほとんどお手上げ気分で鑑賞>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
イントロ、大自然の描写の連続。豊かな水。そのただ中で自ら毒をあおって肉体を破壊する宇宙人。これらの意味深長さがずっと尾を引く。
初めに延々と描かれるアンドロイド・デビッドの行動の連続も含みがある。い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
1を名作!と褒めたたえたのち、2を観てまた面白さに驚嘆してしまう。
エイリアンとの戦いに少女が参戦。これによってリプリーのキャラクターがまた更に変化してゆくのが良い。
特殊効果の使い方も洗練されて>>続きを読む
ドキュメンタリー。
ワタシの場合、ふだんから老年男性カップルを見かけることがあるので、それほど特殊性を感じていなかった。
だから本作の94歳のゲイが、どのように世間から身を隠してきたのかを語るくだ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デビッド・フィンチャーだし、有名コンテンツの続編だし!と観てみたが…
うーん、観なくてもよかったかも…
1と2の引きが強すぎて、なんか調子が狂う。昨日2を観たばっかりだったのもあるか。
リプリー>>続きを読む
主演のレスリー・マンヴィルが見たくて。
庶民の冴えないおばさん役なんだけどとってもチャーミング。
そういう愛すべきお人柄の彼女を不幸せと幸せが代わる代わる訪れる。
最愛の夫を失っただけでもう既に>>続きを読む
町山さんの映画紹介で聞いたような気がするんだけど詳細は忘れてしまっていて。
この映画の何が面白いのだったっけ…?と思いながら見ていたら…わかりました。
とにかく生理的に気持ち悪い。この絵文字→🤮みた>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うむ…
オリジナル版を昨日見た所だったので、オリジナル版の傑出した部分を追ってしまって良くなかったかな。
本作は本作で魅力ある部分があった。
オリジナル版で香川照之が自分のことを語りたがらない違和>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
おもしろかった。
ラストに至って「あ…だからか…」
と合点がいく収束感。
すべての画面での新島の異質さが腑に落ちる。
このポスターのシーンのようにときどき可笑しみがあるのも良い。コメットさんのキャラ>>続きを読む
ルコントっぽい画面、色調、役者のたたずまい。
ロートレックの絵画のような画角もあったり、粋な抜け感を精緻に仕組んである。
今は亡きジャン・ギャバンの当たり役メグレ警視をドパルデューが淡々と演じるのを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
めちゃナウシカってたなぁ…
これがさまざまな名作にエッセンスを与えたという古典の絶対的地盤!
物語の腰のはいった安定感に完全に身を委ねて見られた。
ヴィルヌーヴの語りの速度やら温度やらの適正な感じが>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
う〜〜〜ん。大野くんを忍びにキャスティングしたのよかったし、石原さとみがカカア天下な感じにふるまってオロオロしてる関係も良い感じだったのだが、鈴木亮平とタイマン対決してからの怒れる無門の心の動きがイマ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
永島敏行!車の中から笑いかけてくる永島敏行が映った瞬間からワクワクしてしまった。こんな永島敏行の使い方サイコウやん。
安定の堺雅人にトリッキーなキャラの濱田岳がからんで伊坂節全開の前半から引き込まれ>>続きを読む
愉快・痛快!ジェンダーの壁をひらりと飛び越え、コンプライアンスの箍をすり抜け冒険と快進撃を続けるベラに夢中になった2時間21分。すごく短く感じた。
ピノキオのように好奇心全開。
ガリバー旅行記のよう>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
給湯室のビニールカーテンを見て「ああ黒沢映画だ」と感じる快感・・。
彼岸と此岸の境界を可視化したような情景を描き続けてるんだな。
漫画好きのわたしは諸星大二郎をいつも連想してしまう。
恐怖というより奇>>続きを読む
ミステリ、クライム小説の作家として有名なハイスミスの日記とアイデアノートが彼女の死後公開され(出版も)そこからドキュメンタリーを撮ろうと思い立った・・そんな監督の素朴なモノローグから始まる。インタビュ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
天才的変態クローネンバーグの新作が、往年のヤバヴィジュアルなので超期待して観た。
ヴィゴがアングラアートシーンのカリスマで、そのパートナーがレア・セドゥーての絵からしてハマりすぎ。
アタシも開かれ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ホラーなのかな…と思って見たけど違った。
中谷美紀が魔性の妖精さんなお話だった。
國村隼の名前を見つけてコーフンしたが、オイシイ役は光石研さんでした。
若いミツケンさん、そこはかとなくエロくて良い。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
キャストの濃口キャラクターつらを眺め回すだけでも娯楽感上々!
意識高い系クロブチ眼鏡さすがの着こなし。意識高い系アイテムの御託を並べまくる様で笑いをとるブラピの正しい使い方感。
吹き替えで見て堀内賢>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジョイかわいいよ〜!こんな商品あったら爆売れしてしまう…!
淡々と映像で静かに語り続けるかんじは小説を読む「間」のようなものがあってわりと好き。
音楽や効果音も控えめで、映像が語りかける「声」を聞>>続きを読む
これ、いいねぇ。
「メッセージ」でヤラレて見た、ヴィルヌーヴ監督作2本目。
監督の絵作り、間、音、合わさって上品。
こんな上品で哲学っぽいSFはあまりお目にかかったことがない。(見てない作品多いです>>続きを読む
とにかくてんこ盛り。
カーアクション、スカイダイビング、美女、世界の危機…ほかの映画に無い絵を(しかし観客の期待通りの)観せてやるってプロフェッショナル集団が圧倒してくる。
楽しかったです。
でも「>>続きを読む
みなぎってるよ!面白さが!やべぇなスピルバーグ!…と大興奮。
金ローとかでチラ見していて、きちんと通して見たの初めてでした。若い頃はスピルバーグなめてた…
ラストシーンのオチもいい。
セカンドユ>>続きを読む
追記:
実は映画自体より後に見た本作舞台裏を記録したNHKの特番の方が印象深い。
庵野秀明の役者や殺陣師に対する徹底的な壁!
いくら宥めすかし頼んでも絶対に出てこない。
しょうがないからそのままやろ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
圧倒された。
とんでもなく高いクオリティの作画力で手を替え品を替え、物量的な意味でも怒涛の如く圧倒してくる。
大宮崎の花道につらなる一騎当千の作画の猛者たちの姿を見よ!
もう両目が渇くくらい刮目さ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
満足。
坂元裕二のファンだし、是枝裕和も良いな…と思いだしたところだったから。
彼らのタッグは良い作用を及ぼしあってた。
各々の見ている世界を各々の立ち位置から見せていく。
坂元裕二の定番の語り口は>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ジャケ写がエロいけどエロ描写が激しい訳では無い。若尾文子の存在が「ええエロおまっせ」感を醸しているが、己の「女」を生きる術にしている吹けば飛ぶよな身の上の彼女を魔性だの何だの言う気になれない。
見習>>続きを読む