そら豆さんの映画レビュー・感想・評価

そら豆

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ハチミツとクローバー(2006年製作の映画)

3.0

それぞれの恋愛が語られているが、それに全ての重さがかかっている訳では無い、青春の物語。
はぐと竹本の少し違うけれどそれぞれの純粋さに心打たれる。

はなちゃんのみそ汁(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

明るいタッチで身近な存在に描かれていた。

子供の純粋さは物語において強いメッセージ性を持つと感じた。難しい話ほど子供がいることで差し色になり、胸を打たれる。

コンサートでのスピーチは泣いてしまう。
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王様とボク(2012年製作の映画)

1.0

結末が含みを持たせたいのだろうけど想像する材料も少なくてよくわからず終わった感じがする。
カメラワークが独特で、全容が捉えられない感じ。演者が大人だからか、彼らが18歳ということ、その年齢の彼らが大人
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白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

【ストーリー】
前半はSNSとかマスコミによって井上真央演じる城野美姫は悪として描かれる。まあ映画の流れ的に番組になる時にカットされた方が真実なのだろうとは想像出来る。
後半は城野美姫による自伝。いい
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キャロル(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

【二人の関係】
テレーズのキャロルへの恋心は本当に恋なのか、と疑問に思った。女性同士の愛として描かれているとは思う。しかし日常が自分の描く生活と少しズレていて満足していないテレーズを優しく包み込んだの
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

なにか大事が起こるストーリーではない。こじらせた松岡茉優演じるヨシカが1つ、人生の転機(と言っても彼女にとってであり他の人からしたら大して大きなことでは無い)を乗り越える。細やかな表情が演じられていて>>続きを読む

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇(2019年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

原作を読んだ友人によると、最初の女性は花屋ではないらしい。しかし彼女のセリフの言い回しは太宰らしさがあって、原作は中途半端(2人目に逢いに行くところ)で終わっているが、私には違和感なくそれ以降のシーン>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

「対比」に意識して鑑賞すると、様々なところにそれを感じさせるシーンが散りばめられている。たくさんの人が言っているが、前後半でムードが変わるのが印象的。心にもやが残る、そんな作品だった。
ただ細かいとこ
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

最初から最後まで何がなんだかわからない。なんだよこれ笑…と思いながら観ているといつの間にか見入ってしまっている自分がいる。
小説らしい表現が細部に施されていて、それでいてくどくない。心地よい文章表現で
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暗黒女子(2017年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

私個人として好きな要素が多かった。全体的に漂う不気味さ、女子高生の輝かしいみずみずしさ。それぞれの視点での憧れと重々しさ。全てを裏切られるラスト。そしてさらに裏切られるエンディング。全てが好みだった。>>続きを読む

娼年(2018年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

年齢指定を見ていなかったので最初は驚いた。私にとって初めてのR-18作品となった。女性の、一見普通に見える人達の深い秘密に触れる話。登場する人みんなが何かしら抱えているため、一人一人のシーンが内容とし>>続きを読む

ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

美しい。アニメでは30分で1話、そして簡潔だったため流れが速かったが、映画は違う。そのためアニメのいつもの感じとは違う感覚があった。音・色・映像の揃っている感じが素晴らしい。キャラクターの表情、声が涙>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

音楽が素敵。千尋が何も悪いことしていないため落ち度がない。そのため、純粋に彼女を応援することが出来る。比喩が多く、深い作品だと思う。愛とか金とか意志とか大事なことを直接、言葉ではなく感覚として伝えてく>>続きを読む

MONSTERZ モンスターズ(2014年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

グロテスクなシーンがたまにある。内容は非現実的なものだが、差別への批判がテーマだと感じた。
演者の演技力なくしては成り立たないであろう。確実にCGは使っているのに、どこまで現実か分からなくなる。藤原竜
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

とてもリアルで実際にある風景(新宿御苑)だが、理想的で儚げで美しい。きっとそれは雨がそう演出しているのだろう。言葉の選び方が丁寧。距離感とか、目立った起承転結がない緩やかな話の流れ方とか全てが落ち着く>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

吹き替えを鑑賞。
これまでのシリーズを観ていないので関係性は分からなかった(反省)
劇中歌がノリノリの曲で、かつ強い女性の曲がほとんど。全体の展開としては少しありきたりな気がする。曲は好みだが、内容は
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

4.9

ツレの日常のつらさの描写に胸が苦しくなる。うつ病患者に対する心持ちや対応の仕方を学ぶことが出来る。苦しくて辛くて切なくなると共に、ツレとツレを想うハルさんの2人の関係性に心温まる。うつ病を通じて「人」>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

2.0

風刺が効いているのは分かるが、内容が薄く感じた。ただ風刺映画に私が馴染みがないだけで、そういうものなのかもしれない。ところどころ演技ではないような場面がある。調べるとやはりリアルなシーンもあるようだ。>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

社会をリアルに描いているのだと感じた。初めてフランス映画を見たが、ブラックジョークがきつい。介護のシーンを見ると、フィリップ役のフランソワ・クリュゼは全く動いていない。名演技である。徐々に良い人になる>>続きを読む

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