Diamanteさんの映画レビュー・感想・評価

Diamante

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忘れないよう記録

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神様メール(2015年製作の映画)

2.8

設定が面白く、タブーを超えたメッセージも個人的には共感出来るが、もう少し設定のディテールに拘って欲しかったです。
余命が明白化した後の世界的な情勢も然り、多様な変化に更なる意外性が観たかったのですが、
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.0

前情報として知ってはいたが、とにかく圧巻で、視覚的な娯楽としてアニメやCGに偏っていた自分にとっては終始見入ってしまい、当たり前ではあるが、全てのシーンが絵として成り立っていて、一度目は話しに集中出来>>続きを読む

ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.6

今回も関連的に思える皮肉感は要所にあり、長回しの間で与える不穏感やアムールを連想させる配役や箇所はまさに監督の能動的な意思を感じました。
SNSや移民に対する諷刺が十分に盛り込まれ、そこから繋がるラス
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.5

前情報として内容や俳優情報の予備知識は多少あったが、全体的な構成力に驚きました。
同ジャンルは基本的には社会性が強く重い普遍的な印象があるが、今作は終始視覚からなる定義への象徴が一貫しており、メッセー
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.4

神でも悪魔にでも例えられる少年のセリフの通り、神話のトレースではあるが、そこには説明のない徹底した不条理があり、その中でも死を犠牲と捉えた後の家族間の下衆な負の部分が表されていく場面が印象的で、かなり>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.2

年齢的に撮れる回数も限られてくる事を考えると、この人はやはりこの手の映画が好きなんだと思いました。
ジュブナイルものとしてはかなり面白く、過去作のオリジナルフィルムとの合成シーンは最高でした。
ただ、
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.0

1テイク拘りや照明等を使わずシンプルに仕事を終わらせる事で有名な監督だが、ついにこうなったかという印象で、ある意味面白い作品でした。
素人起用や取り直し無しにより、過去の実話ベース作品より誇張も伏線も
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.2

今作もピクサーの凄さを実感出来る作品に思え、ブランドの元々の期待値に加えトイストーリー3の監督とあって楽しみにしていたが、期待以上でした。
ストーリーテリングに斬新さは無いものの、王道にも見える普遍的
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イコライザー(2014年製作の映画)

2.8

全体的に銃を使わないアクションにこだわる姿勢が好きで、面白かった。
キャラ設定も面白く、強迫性障害や不眠症が中盤からのアクションへの絡ませ方が良かったです。
他のアクションものと比較しても桁違いに強く
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希望のかなた(2017年製作の映画)

3.5

人間の他者多様な面が映されている中で、人情味の描かれ方がよく、ジャームッシュのテイストを感じさせる様な構成でした。
コメディ色が強く、寿司のくだりで店員皆で落ち込む様子が馬鹿馬鹿しくて面白かったです。
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デトロイト(2017年製作の映画)

5.0

こういった映画はプロパガンダ要素を唱える声を耳にする事があるが、50年経った今も尚似たような事件が繰り返される圧倒的なレイシズムと明確なマイノリティの立場を考慮すると、そういう意見も聞いていて辛くなる>>続きを読む

RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

とんでもない遺伝覚醒を題材にしているが、それを通した主人公の成長過程が面白く表現されていた。
個人的にはホラーというよりヒューマンドラマに見え、主人公の好きな異性に対して食欲を抑えるシーンは健気に見え
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

政治的背景が多量に盛り込まれているが混乱せず、デザインと科学の融合設定や世界観がとても面白かった。
先にインフィニティウォーを観てしまったので草原での戦闘シーンは類似的な印象を受けたが、単体での戦闘シ
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

オマージュ要素が多くて終始テンション高めで鑑賞していました。
やはりというか、最後のベケットとのシーンはグリードと重なりニヤついてしまいました。
ファンの為に作った様な作品に思えたが、ストーリーとして
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サプライズ(2011年製作の映画)

3.0

斬新さを求めた結果、それがいい方に流れたホラーという印象でした。
近年の作品は王道から離れながらも駄作なものが多い気がするが、これはホームアローン的な要素が混じり、さらに微妙だと思っていた邦題が最後に
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オール・アイズ・オン・ミー(2017年製作の映画)

2.9

ある程度の知識ありきな映画だと思うけど知らない場面もたくさんありました。
Liveシーンがもっと見たかった。

うなぎ(1997年製作の映画)

2.7

成長過程をうなぎと重ねた主人公の解釈が面白く、最後はそれを手離す事でさらにその先を見据えた他者と生きる勇気を持てた描写が良く、役者陣の演技も素晴らしかったです。

死霊館(2013年製作の映画)

3.8

超常現象の演出の中でも、明らかな驚かせる演出や、悪魔がもろに登場する描写は個人的に見飽きてるので残念だったが、悪魔払いシーンからは完璧だったと思います。
迫力もあり、人を媒介にしたゴア描写の方が好みな
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

人間の多面性の面白さを多様な演出でもって見事に描いていた映画に思えました。
その為、先入観や話しの方向転換が激しく、最後までそれが続いた様に見えました。
ボードを見立てた比喩や、キャラクターのテーマソ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

拗らせ演技も寧ろ共感を多く得そうな言動に見え、さらに主人公の服装の状況による細かな変化等、演出面のディテールの作りが丁寧で、笑う箇所が結構ありました。
引きこもり中のシーンが特に好きでした。

ガープの世界(1982年製作の映画)

3.4

終始悲劇の連続が続いていくのに、悲観的になってなく、コメディとして映していることにより、より人生への問いが厚くなっているように見えました。
最後の笑顔が答えに思えました。
今改めて鑑賞すると、ビートル
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.0

この映画を観たあとにマイケルエドワーズの動画を観たが、本当に凄い人気者でした。
実話ベースで、ストーリーはありふれていながらも感動出来る話であったが、それ以上にオリンピックの仕組みというか、ルールが凄
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.6


映画のS I N Gを彷彿とさせるが、比較するとマイノリティに対する一人一人の掘り下げが無く、主人公は基本的にかなり恵まれていて、窮地でも労力シーンをあまり見せずに乗り越えていくので、苦難と成功や団
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.7

神を比喩として構成する中で、最後の意味は戦争と信仰に対して皮肉的なメッセージにも見えるが、苦行と無常感が強く、終わりのメッセージもよりそれらを強調している様に見えました。ただ批判的な要素を社会派な作風>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

監督のコメントが全てを表している通り、かの時代の映画や人種やLGBT等、差別要素に対する反逆映画であり、非常にシンプルな作りになっているのでタランティーノを彷彿とさせるが、必見なのは細部までの徹底した>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.3

内容は特別斬新な訳ではないが、とにかく子役の娘が可愛いくて演技力が凄く、そこに尽きる映画でした。
基本的に登場人物それぞれの心情は決して間違ってはいないと思うが、ラストのオチに向けて周りが悪意的に見え
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

2.8

主人公の解釈の違いを通した愛の話しであり、最初と最後で上手く表されているが、
物語上の年月を考慮すると、かなり粘着的な愛であるように見えました。
安易なオチを避けるがあまり、若干の無理が生まれたように
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.5

原作は読んでいないが、共感的な観点で言えば多く支持を得やすい話しに観え、多少の違いはあれ依存と自己嫌悪は誰にでもあり、日常的なレベルで映されているのでそう思いました。
この映画の場合は作曲だが、求めて
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フェンス(2016年製作の映画)

4.0

デンゼルワシントンの毒親振りが凄く、背景にはネグロリーグ時代の差別からくる歪んだ嫉妬心が描かれているが、それを踏まえても辛い話だった。それ以上にヴィオラデイヴィスの悲痛な演技が素晴らしかったです。
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.0

よくある災害パニックとは違い、明確な社会に対する批判をテーマに描かれており、題材としては良いと思うが少し露骨すぎたのが残念で、幾ら何でも有り得ない対応の連続だったので、もう少し婉曲な構成であって欲しか>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

4.0

オーソンウェルズの圧倒的な存在感が凄く、時代背景を考えるとセリフや演出等が国を指した反戦メッセージが多々あり、比喩表現の多さに驚きます。そして他作品にどれほど影響を与えたかがよく分かる作品でした。
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.8

ハネケ作品の中でもかなりコメディに近い印象を受ける映画。
狙って作っているとしか思えない演出が多々あり、最後は色々な手法や観点として観ても、面白い映画でした。
イザベルユペールはどんな役でも引き受ける
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勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

3.0

今の作品と比べると斬新差はないが、ヘイズコードが絡んだ映画と比較して観ると面白い演出が多く、しかも何気なく映しているところが良かった。
カタルシスの生まれない淡々とした、意思疎通すらままならない会話劇
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マーターズ(2007年製作の映画)

2.0

痛みや苦行の先にある何かを神との交信と捉える話は昔から伝わり、人間の闇の歴史と思いますが、、当時監督の闇を投影させていると言われており、内容は正直単調と言うか、胸糞悪いのだがそんな大それたものを求める>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

途中までは良い意味で非常に気持ち悪い人間ドラマを楽しんで観ていたが、最後のオチが要らない気がしました。
解離性障害だとしても少し無理がある気がするし、自殺より身代わりに捕まる方が違和感がないのだが、、
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後に悪が生き残る理不尽差や退職した警察が何の伏線も無いリアル感がある中で、とことんアウトローで、義理を前提に死に場所を探している大友はやはり少し浮いていて綺麗過ぎる気がするが、実録系統とは又違う映画>>続きを読む

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