Diamanteさんの映画レビュー・感想・評価

Diamante

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忘れないよう記録

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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

人間の多面性の面白さを多様な演出でもって見事に描いていた映画に思えました。
その為、先入観や話しの方向転換が激しく、最後までそれが続いた様に見えました。
ボードを見立てた比喩や、キャラクターのテーマソ
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.3

拗らせ演技も寧ろ共感を多く得そうな言動に見え、さらに主人公の服装の状況による細かな変化等、演出面のディテールの作りが丁寧で、笑う箇所が結構ありました。
引きこもり中のシーンが特に好きでした。

ガープの世界(1982年製作の映画)

3.4

終始悲劇の連続が続いていくのに、悲観的になってなく、コメディとして映していることにより、より人生への問いが厚くなっているように見えました。
最後の笑顔が答えに思えました。
今改めて鑑賞すると、ビートル
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

3.0

この映画を観たあとにマイケルエドワーズの動画を観たが、本当に凄い人気者でした。
実話ベースで、ストーリーはありふれていながらも感動出来る話であったが、それ以上にオリンピックの仕組みというか、ルールが凄
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.6


映画のS I N Gを彷彿とさせるが、比較するとマイノリティに対する一人一人の掘り下げが無く、主人公は基本的にかなり恵まれていて、窮地でも労力シーンをあまり見せずに乗り越えていくので、苦難と成功や団
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

2.7

神を比喩として構成する中で、最後の意味は戦争と信仰に対して皮肉的なメッセージにも見えるが、苦行と無常感が強く、終わりのメッセージもよりそれらを強調している様に見えました。ただ批判的な要素を社会派な作風>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

監督のコメントが全てを表している通り、かの時代の映画や人種やLGBT等、差別要素に対する反逆映画であり、非常にシンプルな作りになっているのでタランティーノを彷彿とさせるが、必見なのは細部までの徹底した>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.3

内容は特別斬新な訳ではないが、とにかく子役の娘が可愛いくて演技力が凄く、そこに尽きる映画でした。
基本的に登場人物それぞれの心情は決して間違ってはいないと思うが、ラストのオチに向けて周りが悪意的に見え
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

2.8

主人公の解釈の違いを通した愛の話しであり、最初と最後で上手く表されているが、
物語上の年月を考慮すると、かなり粘着的な愛であるように見えました。
安易なオチを避けるがあまり、若干の無理が生まれたように
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

2.5

原作は読んでいないが、共感的な観点で言えば多く支持を得やすい話しに観え、多少の違いはあれ依存と自己嫌悪は誰にでもあり、日常的なレベルで映されているのでそう思いました。
この映画の場合は作曲だが、求めて
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フェンス(2016年製作の映画)

4.0

デンゼルワシントンの毒親振りが凄く、背景にはネグロリーグ時代の差別からくる歪んだ嫉妬心が描かれているが、それを踏まえても辛い話だった。それ以上にヴィオラデイヴィスの悲痛な演技が素晴らしかったです。
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.0

よくある災害パニックとは違い、明確な社会に対する批判をテーマに描かれており、題材としては良いと思うが少し露骨すぎたのが残念で、幾ら何でも有り得ない対応の連続だったので、もう少し婉曲な構成であって欲しか>>続きを読む

第三の男(1949年製作の映画)

4.0

オーソンウェルズの圧倒的な存在感が凄く、時代背景を考えるとセリフや演出等が国を指した反戦メッセージが多々あり、比喩表現の多さに驚きます。そして他作品にどれほど影響を与えたかがよく分かる作品でした。
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ピアニスト(2001年製作の映画)

3.8

ハネケ作品の中でもかなりコメディに近い印象を受ける映画。
狙って作っているとしか思えない演出が多々あり、最後は色々な手法や観点として観ても、面白い映画でした。
イザベルユペールはどんな役でも引き受ける
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勝手にしやがれ(1959年製作の映画)

3.0

今の作品と比べると斬新差はないが、ヘイズコードが絡んだ映画と比較して観ると面白い演出が多く、しかも何気なく映しているところが良かった。
カタルシスの生まれない淡々とした、意思疎通すらままならない会話劇
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マーターズ(2007年製作の映画)

2.0

痛みや苦行の先にある何かを神との交信と捉える話は昔から伝わり、人間の闇の歴史と思いますが、、当時監督の闇を投影させていると言われており、内容は正直単調と言うか、胸糞悪いのだがそんな大それたものを求める>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

途中までは良い意味で非常に気持ち悪い人間ドラマを楽しんで観ていたが、最後のオチが要らない気がしました。
解離性障害だとしても少し無理がある気がするし、自殺より身代わりに捕まる方が違和感がないのだが、、
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最後に悪が生き残る理不尽差や退職した警察が何の伏線も無いリアル感がある中で、とことんアウトローで、義理を前提に死に場所を探している大友はやはり少し浮いていて綺麗過ぎる気がするが、実録系統とは又違う映画>>続きを読む

シンクロナイズドモンスター(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

現実でもヘイター被害にあっているアン・ハサウェイがよくこの役を受けたと思っていたが、鑑賞すると納得出来る物語でした。
映画ではヘイターに疲れたグロリアと、一見優しい幼馴染みであるが、支配欲と昔気質の思
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

映像美が素晴らく、進歩の速さに驚きました。良く言えばオマージュ的な作品の中で、設定の割に登場人物が少ないのでかなり観やすかったです。
ただ疑問視も多く、全体的にあまりにも偶然に頼り過ぎていて、その一つ
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全員死刑(2017年製作の映画)

2.8

全体的にコミカルに作られているが、要因の一つは殺人中の軽いノリや途中のテロップや動機等があり、これらは割と原作に忠実であると言うから驚きました。
コンビニシーンなんかはあるあるネタで、身近な恐怖を味わ
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Mr.BOO!ミスター・ブー(1976年製作の映画)

2.8

幼少時好きだった映画だが、改めて観ると理解できずに楽しんでいた場面が多いことに気付きました。
リッキーホイが好きで霊幻道士をよく観ていたが、この3兄弟はやはり全員良い味出していて素晴らしかった。
この
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ファーゴ(1996年製作の映画)

3.0

内容とは裏腹に終始コミカルに描かれているのであまり悲壮感は感じられないがこういったテイストも好きでした。
冒頭から嘘をつきまくるし、途中の警官とアジア人のくだりは本編と全く関係ないし、かなりふざけて作
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.0

完走作品として、時代の移り変わりを映すと同時に、繰り返される変わらない現状に対する空虚感が強く、又妙に哀愁漂う作品になっているよう見えました。
もはや死ぬ為だけに登場するように思える松方ゾンビも、人相
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仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

5.0

一貫したメッセージが一番強く残る今作は、シリーズを通して訴えられてきたもの、意味のない抗争、即ち戦争の繰り返しや、一番の被害者は鉄砲玉になった若者や家族や市民。
それらを凝縮させたメッセージが最後の広
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仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

安保闘争のナレーションから始まり、国同士の代理戦争を山口、本田に置き換えた抗争は、様々な戦略が交わり一気に政治色が強くなっている様に見え、更に仁義が問われる内容になっており、過去作とは又違う迫力がある>>続きを読む

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.8

呉とは離れた場所でのヒットマン+大友ストーリーとして面白い話しであるが、千葉真一が強烈過ぎて、欣也を完全に食っている印象でした。
とにかくイカレ過ぎてて、本当に実在したのが信じられないシーンだらけで、
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仁義なき戦い(1973年製作の映画)

4.5

戦後の混沌をコメディカルに描いた一作目。タイトル通り仁義のない世界で主人公広能は唯一仁義を貫き通して行くが、常識人が不幸に落ちていく現実感が面白く、シンプル差を徹底したアクションは、今でこそ珍しくない>>続きを読む

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.4

インセプションと類似しているかと思ったが、こちらは設定に対してもっと掘り下げている印象でした。
ボディサスペンションやネクロフィリアで性的興奮を覚えるサイコパスの夢に侵入するという設定はかなり面白そう
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

監督作品の共通したオフビート感を通し、哀愁とも取れるノワールな印象をロベルトベニーニの圧倒的な存在感によりコメディ色がかなり強調されている作品に思えるが、その他要素が相性よく絶妙なバランス感になってい>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.7

実話元を軸に派手な演出構成なく淡々と進む中でこの緊張感を醸せるのが凄く、最後まで楽しめる名作の一つ。
同ジャンルの他作に影響を与えているのが良く分かる映画でした。

ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える(2011年製作の映画)

4.0

1から続いて久しぶりに鑑賞したが、続編ものとしては珍しいくらい踏襲された作品でした。
勿論全体的にスケールアップされているし、前作を踏まえた成長もあるが新鮮味と言う意味では物足りないかもしれない。
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.3

久しぶりに鑑賞したが本当に面白くて、最高にくだらない映画だった。
内容も然る事乍ら構成も緻密で、演出もコメディアン同士のアイディア合戦のように次々と進み、最後まで笑えます。
当時は話しの流れをリピート
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

2.5

ジャンル問わず当時の映画と見比べてもパンクのブームとは一線を隠した、尖ったというか青い印象を受けるが、既に垣間見えている詩的感覚や、構成として決して意味を持たない対人同士の何気ないやり取りを重視してい>>続きを読む

アース・トゥ・エコー(2014年製作の映画)

3.0

カメラ手法や構成は特に新鮮味がなく、多様な擬似作を彷彿とさせる王道的なストーリーで、特に欠点も無いように見えました。
この手の話は説明を排除した構成でも違和感がなく、むしろスムーズに進む印象があるので
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.2

ミュージカル映画は余り得意ではないが、近年の作品に比べると歌のレベルが高く感じ、ミュージカルシーンも楽しく観てられました。
問題定義の一つの人種差別については少し偽善的に見えました。全てがハッピーエン
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