Diamanteさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

戦場でワルツを(2008年製作の映画)

4.0

レバノン戦争を調べるきっかけになった映画です。宗教戦争の中でもこれ程他国が入り乱れ、ややこしくなった例も珍しく思え、イスラエル兵の言動が事の矛盾を物語っているように思えました。
リアルインタビューとア
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.0

ベネディクト版とは又異なり、功績より夫婦生活を中心に描かれている映画となっている。自伝どおり人間味溢れる描写がしっかり映されていて、感動ものではない、むしろかけ離れた自然描写がリアルでした。
しかし、
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

5.0

とにかく観ていて料理の美味そうな描写がたまらなかったです。その土地土地の料理の種類も楽しめる映画です。
又主人公が息子に対して教育として発する言葉は、ジョンファブローの声、熱意そのものに見えて、過去を
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追想(1975年製作の映画)

3.2

邦題と内容が合っていない印象を受けるが、怒り、憎しみ、悲しみの根源としてしっかりと成り立っていた。
完全なるフィクションではないところにかの時代を経験した人間の心情が多く盛り込まれている気がした。
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ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.0

あくまで冷静を保つ姿勢は凄いの一言でした。葛藤や苦悩が多くあったであろうと思うが、この映画でまた負担の軽減になるのであれば、当事者にとって意味のある作品なのかと思いました。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

3.5

破滅への流れがマーティン・スコセッシ映画を想わせるような感じで、周囲の人間の麻痺感が面白かった。
警察内の制度は問題だが、事件とは裏腹に終始コメディタッチで進み、シリアス無しの作品であり、作風に対して
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愛と憎しみの伝説(1981年製作の映画)

3.0

ホラーやモンスター映画の一種として捉えます。かなり怖い強烈な映画ですね。
養女クリスティーナの回想録に対して否定派より、肯定派が多い事から信憑性の高さが伺え、より怖さが増した作品でした。
ただ、ホラー
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

2.7

恐慌時代からの代表作として高い支持を得てきたシリーズは、今作では又新たに描き直され、暗くリアルな作品に仕上がっている。クリストファー・ノーランらしい作風であり、個人的にはありでした。
能力設定も、戦い
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サウルの息子(2015年製作の映画)

4.0

終始物静かではあるが描写が細かく、カメラワークがより恐怖とリアル感を増長させて、かなり強烈な映画でした。
今まで幾つかのホロコーストや、ゾンダーコマンドに重点を当てた作品を観てきたが、その殆んどがアメ
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.3

縛りが多いのも、ストーリー予想も解った上でも、やはり長くて怠かったです。
今後に繋げるため他ヒーローを匂わす演出は期待通りだけど、今作だけでいえば設定が雑というか、ある程度はしょうがないにしてもご都合
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ペット(2016年製作の映画)

3.0

テンポが非常に良くて、だれる事無く観れるし、時間も丁度良い作品でした。
地下の不法投棄と、問題点も映しながら、最後の人に拾われて喜ぶうさぎのシーンは悲しくなりました。決して子供向けだけの作品ではなく、
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

2.5

テーマが一貫している脚本家だけど、今作も王道映画でした。
余り観ないジャンルなので比較対象が乏しいですが、悲観的なオチでは無くて良かったと思うと同時に、悲劇の方が話としては成立する気もしました。

スーパーマン リターンズ(2006年製作の映画)

2.4

旧シリーズの世界観を引き継ぐ形となってはいるが全体的なコミカル度は消失している様に思えました。又弱点攻めの話しはデジャブ感があるが、逆に言えばそれしか方法がない、無敵すぎる設定も難しいと思いました。C>>続きを読む

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

マフィア映画の王道として清々しいまでの成り上がりストーリー。
キューバ移民だけではなく、大小なりの迫害差別を受けた人にとって、ジャンルは違うがロッキーのように映画に心情を移し合わせて観れた人はきっと多
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.0

ホームドラマの日常を描くのが上手い監督だと常々思います。
最近の過去作品ほどテーマ性が強調されていないと思いきや、多くの人が共感できるような話になっていて、何気無いセリフの一つ一つがかなりのインパクト
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

2.7

人工知能と人間の定義を問うテーマとして、同ジャンルの他作品とは少し違うテイストを思わせる映画でした。
ホーキング博士が見ている未来図とはこの作品のような事なのか、、
現実でもAIのチューリングテストは
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世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.5

メッセージテーマや設定は決して珍しいものではないが、非常に解りやすく、万人に共感出来るよう作られていました。
全ての人がある程度歳を重ねると経験しうる事が多く含まれていて、何処かのシーン、又は終始感慨
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ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.3

前作に比べると環境設定が雑になっているよう思えるが、障害をテーマに所々に散りばめられたメッセージと、ラストの感動でまたしてもピクサーには圧倒されました。
親の視点で観るとまた違うと思いました。

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

5.0

これは凄いですね、誰もが想う理想形だが、並大抵ではない苦労も伺えて、あそこまで人を想える力は本当に凄いと思いました。とにかくこのお二人は可愛いくて、素敵でした。

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

2.8

ギャグの一つ一つは面白いけど、全てクリスヘムズワースが持って行ってる気がした、かなりのハマり役だった。
前作のオマージュやカメオ出演は嬉しいけど、やはり世界観は前作と繋げてほしかったな、ラストを観るに
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.4

全員善人過ぎてビックリした。むしろ周りの方が悪人に見えた。他の方達が言っている通り、ハーレイクイーンを観るための映画でした。
ヒースレジャーのジョーカーに比べると物足りない。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

昭和の広島を舞台に戦時下が描かれている作品の中で、主人公は只々明るく、状況が悪化し、貧困になって行っても驚くほどに主人公の心は貧しくなく、些細な楽しみを見つけていく姿に終始心を打たれていました。そんな>>続きを読む

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.5

またこのシリーズが観れて本当に幸せです。鑑賞前に色々と妄想を膨らませすぎて、出てきて欲しいキャラクターがいない事に無駄にショックを受けていました。
ストーリーは今までのシリーズによりネタバレ状態からの
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あん(2015年製作の映画)

3.8

時間の流れ方が観ていて心地よい作品でした。樹木希林さんは、改めて凄いと痛感。
ワンシーンで何故か鳥肌が立ちました。
ラストもよい終わり方でした。

突破口!(1973年製作の映画)

4.0

何年経っても面白いですね。これもまたオチが想像できてしまうが、期待通りでいて、期待以上の爽快感、極上な娯楽作の一つ。

スーパーマン III/電子の要塞(1983年製作の映画)

2.8

昔加トちゃんケンちゃんで観たような話だったけど、これを真似してたのかな、、
色々と懐かしかった。

サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

最後のシーンは安易に想像できてしまうが、それが観たい為に期待しつつ、想像通り感動してしまう、、単純だけど好きな映画です。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

-

本当に胸糞悪くなる映画でした。
ネグレクトを題材にして、要所ポイントは起こり得る最悪なシナリオに絞っているので、最初は父親に苛立っていたが、最終的には、悲しんでいる様子すら腹立たしかったです。
罪の意
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楢山節考(1983年製作の映画)

3.0

明確な資料がない中、姥捨についてとても影響力の大きい作品の一つだと思います。
親子物に弱いので、観ていてかなりしんどいですが、それと同時に怖いですね。
単純に殺人文化だけに対してではなく、色々と不都合
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マイケル・ムーアの世界侵略のススメ(2015年製作の映画)

-

他国に感心がない割合が多いアメリカ人のために撮ったものだと聞いていたけど、
チュニジアでの女性の言葉に、集約されているように思えました。

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.8

原作好きで鑑賞。展開はともかく要所で忠実に再現されていて面白かった。
メイク技術はかなりよかった。
町の風景、アウトモールは妙に綺麗なのが少し気になったが日本で出来る最大限演出として感心してました。
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.0

くだらなくて面白かった。
マーベルでのR指定はさほどグロくないよいバランスでした。
英語をちゃんと理解してたらもっと楽しめたんだろうなぁ
久々に繋がりなく楽しめました。

の・ようなもの のようなもの(2015年製作の映画)

2.5

このオマージュは好きです、志ん魚が変わらな過ぎて受けました。
最後の落語は、、良いですね。

の・ようなもの(1981年製作の映画)

2.5

主人公良いシロウト感が出ていました。
森田監督作品は何処か謎な点があったりすると思うが、世界観がよかった。

ズートピア(2016年製作の映画)

4.6

映像と設定の凝り様が凄まじかった。
テーマ性やパロディもアメリカ的な要素として、非常に分かりやすく周到に作られていて面白かった。改めてディズニーの凄さを痛感、ほぼ完璧だと思いました。後は好みだけの問題
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