amさんの映画レビュー・感想・評価

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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

監督が創るリアルな人怖とファンタジーが絶妙に共存した世界観が好き
狂信的な登場人物たちによって、そんなの有り得ないって言い切れなくなる感じ

今作はボー視点で描かれるから、もうなんでもし放題ですよね
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

街も人も植物も、成長して老いては朽ちる
一見変わり映えしない生活も時の変化は必ず訪れる
自分も例外ではないと、有限を理解して過ごす生活を東京の下町とともに美しく映す
足るを知る生活がここまで豊かとは
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

超能力的な部分が腑に落ちなかったけど、元ネタになってるタイトルのギリシャ神話を知ると一気に受け入れやすくなった

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

映画化された部分は原作でいうと、マッキャンドルスがベラの人生を『とんでもなくパロディ化した』『悪魔のような話』であるにもかかわらず、女性解放へ向けたメッセージ性や美しい映像に、実在したヴィクトリアへの>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

日頃ヴィーガンが鼻につくと思うことないからフランスの皮肉る笑いみたいなのにはちゃんとハマれなかったけど、がっつりそんなわけないだろコメディで内心ずっとツッコミながら観ると楽しかった

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

3.5

おとぎ話ベースの気持ち悪い世界観
腹が満たされるまで止まらない
耳心地の悪い赤ちゃんの泣き声
激しくはないのにじんわりとストレス値高め

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.0

一人ひとりの小さな欲求、そこからくる無意識の悪意、集団心理みたいなもの

それらが絡まって、気付かないうちに肥大化して、何がどうしてこうなった?ってくらい、気が付いたら後半もう取り返しがつかなくなって
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

世の中満たされてない人が多すぎる
これは人怖映画

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夢のような生活が本当に夢だった話
努力なしに自分にとっての本当の幸せが手に入ることって無いんだよな..
フローレンスピューの演技の圧力とずっと不穏な映像で最後までわくわく面白かった

オオカミの家(2018年製作の映画)

4.0

壁や床を何度も塗り重ねたアニメーションと立体物アニメーションの組み合わせ
一体空間把握能力どうなってんだ…と思わされる緻密で途方もない映像、その執念とストーリーとが相まって圧倒的狂気を感じられます
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

うたた寝した後みたいな、
よく覚えてないけどまぁなんか良い夢みたな〜
みたいな感覚

起きたらいつも通りの現実が続くんだけど、
眠る前よりちょっと良くなってる気がする

アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

個人的に隠れた名作
世界観に入り込むほど後で面白い
脚本の作り込みに対してB級感のあるラストも爽快で好きです

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

4.0

キャラに対する愛を感じる総集編
ミステリー要素強めの放送・YouTubeとは雰囲気が違って、登場人物たちのその後があたたかく描かれていて好きだった

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

3.7

終始心が落ち着くような、柔らかな光や色彩の美しさ。推しの瞳が澄んでいて綺麗でした。しかし、そんな推しすら霞ませてしまう小松菜奈の圧倒的な存在感。可愛すぎた。
癒されたいときにもう一度観たくなる。心が疲
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

敢えて発表会のシーンでデュエット曲が聴けなかったのが印象的。その後父親のために歌ったのが本当の歌の意義だったのかなとか思いながら。

私は家族愛には強いらしく、期待していた涙腺崩壊までは至らず。恋愛脳
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.3

ロマンチックな中に現実の重みとクスリと笑えるユーモアがある作品は個人的にツボ。やっと松居大悟監督作品にハマりました。

女/男の気持ちの微妙な動きが描かれていて、前作からの振り幅すごいなと驚きです。主
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空白(2021年製作の映画)

4.5

己の現状にどこか満足できずに誰かを羨み妬んだり、攻撃することでその穴を埋めようとする。言葉にし難いけれど、確かに人間の心にある弱い部分が映像化されている。

映ることのなかった、嫌がらせの電話や貼り紙
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

テンポよくて痛快でサクッと観れます。
松岡茉優、そして推しが良かった。

his(2020年製作の映画)

4.0

氷魚くんは本当に寡黙で優しい役が似合いますよね、、立ってるだけで絵になります。(推しなので激甘)
この作品で藤原季節さんを知りましたが、他の作品でも良い演技をされているな、と注目です。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

日常のノリとか仲間内の絶妙な笑い。
シュールで馬鹿みたいな展開も松井大吾監督らしい、と個人的に思う。

この監督の作品は男の人の方が共感できるのかもしれない。スイートプールサイドを高校の時に観て以来、
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.2

爽やかで非常に好き
大泉洋と女子高生?!ってなるけど、最後は大泉洋で良かった、ってなる。

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