人間の脆さと危うさと儚さ。
制御できない感情。心とは裏腹な行動。
やり直せないことと、やり直せること。
人を傷つけることと、人に傷つけられること。
人に救われること、人を救えること。
前半と後半で主>>続きを読む
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狙った時間に飛ぶことができるアルバがヘンリーを救う物語であってほしかった…… 2人の愛の結晶が時を超えて3人の未来を… みたいな。
あのエンディングだから良いとも思うし、難しい…
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ギリシャ神話詳しくなかったから、オリンポスの神々の身勝手が神話レベルでびっくりした。
ルサンチマン的にハデスとメドューサと罪のないアルゴンの民が不憫……
スケールは壮大だけど、父と息子が打ち解ける話>>続きを読む
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途中ハンコックと同じ力を持つ人間が現れた時は、映画の描写の通りに物語の雲行きが怪しくなったけど、全体的に面白かった。
最強の力を持ちながら、ただの銀行強盗に追い詰められるスーパーヒーローってなんか新>>続きを読む
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ゲームは未プレイ。
王道のアドベンチャー。
冒頭の流れるような場面展開にめちゃめちゃ引き込まれた。
行方不明の兄が手がかりを残してくれてるあたりとか、財宝失ったかと思いきやちゃっかりポケットに忍ばせ>>続きを読む
脚本と演出がダサすぎる。西部劇詳しくないけど、演出とか少し寄せてるのか…?
「マッドマックス 怒りのデスロード」はダサかっこいいってラインまでいけてたけど、これはシンプルにダサかった。
敵がワンパン>>続きを読む
「どうせ人間なんてみんなどっかちょっとずつおかしいんだから」
みんなちょっとずつ何かを抱えながら、平気な素振りで生きてるんだなって……。
それを誰かに言う勇気と、誰かが勇気を出して言ってくれた時のや>>続きを読む
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キューブリックは狂気を描くのがうまい。
他の方のレビューで狂気と幼稚性の関連について言及されていて、感心した。
暴言の数々。ぬいぐるみの仕掛け爆弾。ミッキーマウス・マーチ。
たしかに街中でも子ども>>続きを読む
ボブが寄り添ってくれたことで、苦難を乗り越えられたジェームズの気持ちに共感が生まれるのに、ボブ視点のカメラワークが多すぎて、引き伸ばし感が凄かった。
『ドラえもん』の主人公はあくまでものび太君。ドラ>>続きを読む
頭使わずに楽しめるエンタメ映画。
冒頭のトカゲ食べる演出に始まり、衣装、車、エンブレム、ギター、全てのデザインがダサいんだけど、そのダサさがクセになってきて、最後にはマジでかっけえってなる世界観。>>続きを読む
何事も正直が一番だ。だが、正直になるには後押しがいるんだよ。時にはな。
年老いたオーヴェがちょっとした事でイラつきすぎてて、感情移入できなかったし、ヒューマンドラマとして話がプレーンすぎて、一年後に>>続きを読む
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展開は早いけど、目を背けたくなる残酷なシーンが続き過ぎて長く感じる映画。テーマは好きだけど、胸糞過ぎてもう二度と見たくない……
人が苦しみを超越することでマーター(殉教者=証人)となり、死後の世界を>>続きを読む
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トニーとドクの性格、感情、二人の変化、南下するにつれて変化する社会の描き方が上手な映画だった。しかも、どっちも嫌いになれない感じのキャラクターだから、どっちにも感情移入して見れた。
雨の中ドクが車を>>続きを読む
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シックス・センスとシャッター・アイランドは序盤で映画の構造に気づいてしまって、いまいち楽しめ切れなかったけど、この映画はポスターがガチのファンタジーっぽいっていうのもあって、意外と最後まで気づけなかっ>>続きを読む
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学生でエネルギーが有り余ってたころ、映画の最後で主人公が普通の人生を選んだことに対して、綺麗事っぽくて「映画だなー」って感じの印象を受けた。
今、ブラック企業での労働を経て、普通の人生がいかに幸せか>>続きを読む
7年かけて製作したことに意味がある作品。
映像から製作のエネルギーを感じる。
ちょくちょくギャグ要素が挟まる少年漫画っぽい演出が、ダークさを緩和してるから、子供でも見やすいのかな。
7年も使ったん>>続きを読む
ヒエロニムス・ボスのようなシュールで不気味な世界観とBGMが、ストーリーの不穏さを引き立ててる。
神と人間、あるいは奴隷制度みたいな、比喩的なテーマを持った作品だと解釈。
誰もが持ってるあの頃を思い出す映画。
今思うと特に不自由なく暮らせてたはずなのに、誰もが感じてた何とも言えない気持ち。吐き出し場所を求めて外へ出る。
他の方のレビューで、「サンバーンがはっきり覚え>>続きを読む
冒頭の30分は引き込まれたんだけど、全体的にセリフくさくて少し冷めた感じで鑑賞。セリフくささが逆に厨二っぽさを演出してるとも言えるけど…
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自分も緊急センターにいるみたいな緊張感で、ワンシチュエーションの最適解みたいな映画。
よかれと思った行動が悪い方向に物事を進めてしまう感じが絶妙にリアルで、最後のどんでん返しも、音情報しか拾えないっ>>続きを読む
ステレオタイプな資本主義的宗教観。男性ホルモンの巣窟。エンタメとしては最高に狂ってて楽しかった。
経済成長を追い求めすぎて一握りの幸福と大量の不幸を産んだ時代から少し経った今、改めて幸せってなんだろ>>続きを読む
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途中までは良作の予感。が、スクラップフェアを堺に嫌な予感がし始めて、最後は超展開。
本物か否かを重視する人間に対して、クローンの母親で満足したデイヴィッドは、本物の人間にはなれなかったように思える。>>続きを読む
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冒頭の20分で一気に引き込まれる。海岸に着いた途端に銃弾の雨を浴びせられる理不尽さ。
物語的にはライアンがキーパーソン。
映画的にはアパムがキーパーソン。
長い。でも、脚本と美術と撮影の凄さで、無理やり最後まで見せるくらいのエネルギーがある。
この映画で描かれた未来感に、現代のテクノロジーが寄せにいってるんじゃないかってくらい、先端を行ってる。特に今の>>続きを読む
ただでさえ長いのに、実際より長く感じる。
同年代のSF長編に2001年宇宙の旅があるけど、断然2001年宇宙の旅の方が最後まで鑑賞させるパワーがある。
SFだけど現実味があって面白い。
インターステラーといい、マット・デイモンは未知の星に取り残されがち。というか、ボーンシリーズもグッド・ウィル・ハンティングもヒア アフターもそうだけど、孤独な役多く>>続きを読む
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途中までは金と寿命がイコールという設定が活かされていて良かった。母との別れ、腕相撲、博打は、この映画ならではのハラハラ感。
でも、武力で強盗しはじめたあたりから設定が死んだ。
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言語による世界の認知が、時間感覚にまで及ぶという原作のアイデアが天才。
ハンナの映像が差し込まれるタイミングも、トリックを含んでいて面白い。
静かで良質なSF。