Soさんの映画レビュー・感想・評価

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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.8

あくびが出るほど馬鹿馬鹿しい!笑

前作もたいがいだったけど、よくもまぁこんなアホくささの塊みたいなモノ作れましたわ(褒めてる)
やりきっちゃうキャストスタッフのその心中たるや...

けなされること
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

“大怪獣ゴジラ”は日本独自にして唯一の「大災害」のメタファー
その災害を打ち破るものはどんな“ゴジラ”でも、人が人を想う打算のない愛情です

様々な人間ドラマが描く舞台として様々な「ゴジラ」がリメイク
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

4.0

泣けました泣けましたとも!

キングダムファンとしては、前二作をさらに上回る熱量に脱帽!

漫画やアニメでしか出せないと思っていたスペクタクルを実写でここまで体感するなんて、全スタッフのよほどの原作愛
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

四人の子供達が持つ特殊能力が繰り広げる、いわゆるサイキック=psychicサスペンスホラー。

虫や小動物へ向けられていた「子供の無邪気な残虐性」が、子供の遊びの範疇から次第に歯止めが効かなくなってい
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.1

舞台は貴船神社の向かいにある老舗旅館。
平穏で静かな神のお膝元、そこで突如として起こる2分前へのタイムリープ。

そこからひたすらひたすら、ただひたすらに繰り返される2分間のループ地獄が始まります。
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

-

観終わった直後のこの放心状態たるや。

あの映画館内は五条の無量空処ばりの、宮崎駿による領域展開で包まれてたんでしょう🤞
知覚機能がトラフィックして追いつきません、完全に思考停止・・・

困った、いっ
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RRR(2022年製作の映画)

3.7

長い、とにかく長い...笑

集中が途切れる寸前までかなり追い詰められました

ストーリーはいたってシンプルな友情物語ですが、インド映画ならではなんでもありな演出にぶっ飛びながらの3時間です...
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

あらゆるユニバース(=多元宇宙)にスパイダーマンがいるー。

その世界が存在する媒体(アニメ、漫画、実写etc.)やその媒体における描写タッチすら異なる幾つもの次元が交錯し混ざり合い、一つのマルチバー
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怪物(2023年製作の映画)

4.1

「純粋」の本質は常に残酷です。

決して相入れない「子供」と「大人」の世界。

それぞれの「正義」は相対する側を「悪」に仕立て、対峙することで自らの正気を保つ。

それらの原因はすべて、
人が何かに価
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ジュリア(s)(2022年製作の映画)

4.2

1つの今と、3つのもしも。
計4つの人生が並行世界で描かれる回顧録。

小さな小さな偶然が、その後の人生をまるで違うものに変える。

あの時、パスポートを忘れていなければ。
あの時、店員とぶつかって本
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

IMAX×3D鑑賞

世界的に話題になるだけあってさすが!面白い!

飽きる隙を与えないテンポ感であっという間の1時間半です。
馴染みの道具やゲーム設定がリアリティのあるアニメーションで動くシンプルな
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.0

SNSを中心にネットツールを駆使して失踪した母親を捜し出すストーリー。

今やネットはWeb=蜘蛛の巣というよりエレクトロンクラウド=電子雲と呼ぶ方が相応しいのかも。

SNSやアプリ一つでリスト化さ
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

3.7

【推しの子】Mother and Children

話題沸騰のアニメ、推しの子

まったく興味のない人からするとパッと見、アイドルオタが崇高する偏向映画かと思いきや、ストーリーはわりとキツめなハード
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

4.0

庵野ワールド溢れる新解釈・仮面ライダー!

血生臭い決闘、量子的世界観、メカと人間の融合、兄妹の絆等々、庵野秀明氏の脳内であったからこそ生成された、オリジナルの世界とパラレルに存在するもう一つの仮面ラ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.1

魂?たぶんこれは間違いなくタマシイ、揺さぶられました

音楽は自分の存在肯定への飢えとその解放、ここに自分はいるっていう魂の叫び、だから本物には魂同士が共鳴する

僕もそんな瞬間を何度となく感じてきて
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

とても胸を打つ物語でした。

理不尽な理由によって戦争終結後もソ連に抑留され、極寒の収容所で過酷な強制労働を強いられる中でも「希望」の火を灯し続けようとした山本の生き様は、戦争という耐え難い暴力による
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