claireさんの映画レビュー・感想・評価

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ポール・サンチェスが戻ってきた!(2018年製作の映画)

4.2

誰がこの物語を語り始めたかを思い出せば何(誰)を信じるかは疑うべきであってそれは当の本人から「肉屋がソーセージを売る時代」(冗談とあしらうが)とネタバレすることでこれまで見てきたものが誰の視点によるも>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.9

これだけ意味を宙吊りにされるとマゾヒズム心がくすぐられるカイエ・デュ・シネマ誌2020年第2位。

Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

ケイトから語られるダヴィドに対するアレックスの恋心の客観的な指摘は、まさにヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」でエディソンからエワルド卿に語られる言葉そのもの。つまり「恋心」とは幻影であり美しい身体や>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

手話による伝達は、その動きを見る者の視点により明確に〈話者〉と〈聞き手〉が区別される。だからあのシーンにおける、男の身体感覚的には聞いている(しかしその他人の手は自分の胸に触れる)のに視覚的には話して>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.2

邦題難しいと思うけど全くトンチンカンではないしむしろ気が利きすぎててそれはそれでうざい。彼女たちを見るのではなく彼女たちが見ているもの(=社会(≠世界))を見る映画だ。「燃ゆる女の肖像」同様に視線の映>>続きを読む

クレールの膝(1970年製作の映画)

5.0

男が初めてクレールの膝と対面するシーンに思わず声が出るくらい笑った。内容を分析的に見ればちゃんとしたことも語れるけど、そんなことするのが野暮だと思えるくらい表面的な滑稽さが何よりも魅力的という意味で、>>続きを読む

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