走馬さんの映画レビュー・感想・評価

走馬

走馬

映画(102)
ドラマ(0)
アニメ(0)

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

なぜ2004年当時にこの事件を原案に映画を作成したのか。是枝さんなりの社会へ対する警鐘なのか、なんなのか。
出てくるシーン、ほとんどで「食」があり、是枝監督は相変わらず食から人柄を出すのが上手だなぁと
>>続きを読む

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.1

心が痛くなりすぎて5分で映画館から飛び出したくなりました。
劇中の人物が飲むもの、食べ物、性交渉、生活なんかで比較をしている今泉監督の演出は是枝監督の作品に通ずるものを感じてとても感動しました。
ただ
>>続きを読む

海街diary(2015年製作の映画)

4.2

あー、良い映画観たなぁ。。。ご飯食べ行くかぁって思える映画。

腹違いの妹と本物の4姉妹になっていく話。相変わらず是枝監督はご飯と死生観と複雑な家庭環境を描くのが得意だなぁ、という感じで、とにかく終始
>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.5

細部まで演出が行き渡っていてとても見応えのある作品でした。
池脇さんと高良さんの演技が意図的な「大根芝居」に見えたのですが、傍観者の声を表現したのでしょうか。
もう一回見てさらに分かることがある気がし
>>続きを読む

少年時代(1990年製作の映画)

3.9

個人的にこの映画は、反戦と村社会という2つの大きなテーマを持って作られたように思った。
戦中・戦後の軍国主義思想とその中で子どもたちを熱くさせた文学、東京から疎開してきた子どもを「東京モン」という言葉
>>続きを読む

「もののけ姫」はこうして生まれた。(1998年製作の映画)

5.0

あっという間の6時間40分。これを観たらスタジオジブリの熱量が凄まじいことがすべてわかる。モノづくりとは、いや、熱を帯びた仕事とは、とても面白いものでもあり、とても面倒くさく、根気のいる仕事なのだ、と>>続きを読む

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

5.0

良い、としか言えない。
大人になる子どもたちへ、子供の頃を忘れたくない大人へ。
ただただ、純粋な青春映画。これを超えるものはきっとないだろう。

オータム・イン・ニューヨーク(2000年製作の映画)

3.1

凄く久しぶりに見直しましたが、一貫してとても映像が綺麗でした。カメラマンすげー。
ただ、「心臓病の女の子」という題材は良かったものの、オペに向かうシーンや倒れた彼女を待つシーンなどが作風に合っていない
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

静かに反戦、そして力強いメッセージ性。
戦前・戦中・戦後を問わず誰もが生活を持っていて、その中に爆弾を落とす飛行機からはその生活なんか見えやしない、ということに強い意志を感じました。
面白い、という言
>>続きを読む

学校の怪談(1995年製作の映画)

4.0

怖くて嫌い。だけど、好き。ラストシーン、夏の感じ。全部が詰まってます

やぎの冒険(2010年製作の映画)

3.0

子どもたちと映画を作っていることもあり、勉強の一環で視聴。
当時、中学生の監督としては凄く優れた作品だったと思う。監督のねらいである、「沖縄の日常の風景」がきちんと描かれているのであろう、那覇市で生ま
>>続きを読む

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)

5.0

最高だった。
この世代にしかない葛藤、不安、期待。いろんなものが詰まってるひと夏。
本編をみて、本題の「The Way, Way Back」もいいんだけど、邦題の「プールサイドデイズ」もなかなかいいセ
>>続きを読む

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

2.5

漫画先行で観てしまったので、当然違和感が拭いきれなかった。
一つの映画として観れば、とも思うけれど、それでも無理のある感じだったかなぁ。。。
おやつタイムは最高でした。

鈴木ファイターズ(2016年製作の映画)

4.0

腹抱えて笑った!!
冒頭の、変な絵本買ってきた、って設定にやられ、赤ずきんのハイテンションやぶっ飛び具合が良かったです。

学生にしかできない、損得を考えなかったであろう、勢いだけのショートムービーと
>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

温度感、進み方、作中のキャラクター全てが丁度よかった。
温かみを感じる作品。

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

ゴジラの次の日に観たこともあり、インパクトだけでいうとゴジラの方が強かったので、ゴジラよりも1点下をつけたけれど、素晴らしい作品だった。

日本人にはできないハイセンスな映画。
エンタメ性が高いのに、
>>続きを読む

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

5.0

驚愕。圧倒された。
今までのゴジラのイメージが変わった。ヒーローぽいイメージから一転、生き物でありつつ災害ともいえる存在。
人間が攻撃をしなければ基本的に攻撃をしてこないこと、ある程度活動すると電池が
>>続きを読む

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

2.1

多分細野守の作品が苦手だから。
子どもたちの描写が不自然で苦手。
ジブリと圧倒的な差が子どもの描写。

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

パッケージとタイトルに少し騙されたけど、結果的にはいい映画でした。青春映画ですね

深夜食堂(2015年製作の映画)

3.0

脚本はすごく良かったんだけど、少しだれて見えちゃったのはなんでだろ。特に3つ目でバテた。最初の2つは好きでした。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.8

大学の頃と違う印象で観れました。頭のフリ、伏線の拾い方、オチなどどれを取っても綺麗。いいエンターテイメントでした

>|