久しぶりに会った男友達に彼女の写真を見せると「俺も昔付き合ってた。」しかしどうやら別の人物で。映像のタッチもそうだが、男性として女性性に対する不理解のような取り扱いもまるで初期の黒沢清のようだ。自主制>>続きを読む
自主制作で『アナコンダ』のリブートを撮りに来たお友達たち一行が出会ったのは本当の大蛇。コメディは軽妙でいい感じ。特に頭に猪を取り付けられるシーンは大仕掛けでよく笑わせてもらった。オリジナル版『アナコン>>続きを読む
殺された羊飼いの無念を晴らさんと立ち上がったのは羊たち。なかでも最も賢い羊が名探偵として謎を解く。特殊設定ミステリとしては結構できていて、確かに賢い羊なら解けてしまうかもというミステリの難易度設定も絶>>続きを読む
実験に巻き込まれた2人の兵士が1940年代から1980年代(現代)にタイムスリップ。私は2020年代というさらに40年後に鑑賞したのは感慨深い。タイムスリップにおける禁忌感はかなり強く印象づけられてお>>続きを読む
マーベルでもあるし、スターウォーズでもあるし、もはや既視感のない展開のないほど。むしろここまでになるのであればセンスのいい笑いがあればいいコメディになったろうに、そのコメディの笑いが薄い。これは明らか>>続きを読む
プライムビデオ配信。卒業直前ののんきな若者たちがタイの洞窟探検。そこにサメがいて大変なことに。主人公は押しの強い友達に言われるがままなのだが、この押しの強いアジア系の子というのがヘイトを集めやすいキャ>>続きを読む
俳優の男女四人が思い立ち山荘で映画を撮ろうとするがうまくいかない。そこに紙袋を被った怪しげな人物が現れる。
マンブルコア・スリラー。『ハンナだけど〜』と同時期のグレタ・ガーウィグが出演している。恋愛映>>続きを読む
ゴリゴリ精神追い詰めスポ根映画。ボートへの愛からはかなり離れた位置で展開されるドライかつ過剰な向き合いは『セッション』と共通している(監督は『セッション』の音響担当らしい)。絶対に肩の力を抜けないスト>>続きを読む
第二回日本ホラー映画大賞受賞作品。長編映画版から鑑賞。オリジナル版からとってもよい雰囲気。積極的に恐怖の対象を出そうとしないストロングスタイルもとても好み。
第二回日本ホラー映画大賞受賞作品。彼氏を差した彼女の受難、あるいは…。物語性の薄さ、曖昧さは自主製作映画にぴったりで、逆に言えば若くなければ撮れない。絶対に若い作家だと思ったら正解。今回の受賞作品の中>>続きを読む
第二回日本ホラー映画大賞受賞作品より。寡黙な会社員のもとにやってきた新入社員のことを宇宙人だと信じてやまない。短編で二重構造やるために多少強引な展開には目を瞑ると、キャッチーな照明と大胆な構成が楽しい>>続きを読む
ある家を舞台にした短編ホラー。家屋建築の複雑さがホラーにぴったりで、まったく主観に入れようとしない怪しげな夫の雰囲気も相まってよかった。序盤終盤の粗さは目立つ。
ニコラス・ケイジ扮するドラキュラの下僕がグループセラピーで生まれ変わる。勝手にゆるふわコメディなのだとばかり思い込んでいたが、大アクションの大血飛沫!愉快で楽しくて大満足!体調の悪そうなニコラス・ホル>>続きを読む
これはあまり良くない。山下敦弘の手腕を疑うつもりはないが、なにがよくなかったのだろうか。少なくとも出足のワクワク感はあり展開に期待していたものの、一階と二階を行ったり来たりするだけの追いかけっこがなか>>続きを読む
リメイク版1の主人公による続編。トラウマに苦しむ主人公はグループセラピーで親友に出会うが、その親友も失ってしまう。それをきっかけに裁けぬ悪を成敗するサイコキラーに。倫理観はさておき、エクスプロイテーシ>>続きを読む
矢口史靖によるジャンル映画の手際はこれほどまでのものなのか。専業作家のホラーをはるかに凌駕しており、心底驚いた。明らかに近年のJホラーにおける傑出した出来だ。長澤まさみの強烈なショック、時間の断絶を感>>続きを読む
エクスプロイテーション映画の続編。どの層にウケてしまうのか。血みどろ映画は好きだが、この陰惨な雰囲気は受け付けづらい。前半の女性が一方的に暴力を受けるパートは前作と比べても搾取の加減を強めており、また>>続きを読む
山荘にやってきた小説家が複数の男から暴行を受けた復讐のために舞い戻ってきた。コラリー・ファルジャ『REVENGE リベンジ』によるエクスプロイテーション映画としての救済(女性自身の手による映画)により>>続きを読む
犯罪の只中に軽妙なジャズが流れる。加藤泰が扱った映画の時代背景としてはかなり新しくちょうど戦後の混乱期にある。安藤昇の自己犠牲、その仁義を通そうとしない小池朝雄。加藤泰らしさはやや鳴りを潜める。
マレーシア旅行中に日本公開に先駆けて鑑賞。日本語字幕なしだが余裕で分かるくらいには非言語的な映画である。舞台としている映画黎明期のハリウッドは現在よりも言語依存がなく(それは技術的にも)、ぴったりミニ>>続きを読む
第1回日本ホラー映画大賞より。クローゼットの中から物音が。一人撮影の魅力。全て監督本人でやってしまったのか?ジャンプスケアは見事に決まっており、かなりすごいと思う。
第1回日本ホラー映画大賞より。通報を受けて一軒家に駆けつけた2人の警察官が遭遇する地獄。撮影期間はおそらく1日、舞台はレンタルハウスなのだろう室内にモノが少なすぎる。もっと雑然とした生活感のある舞台で>>続きを読む
第一回日本ホラー映画大賞より。赤い傘を持ったお化けが人々に襲いかかる。恐怖描写は良いと感じたが、その他の描写にタイトさが足りない。ブラッシュアップしてもう少し短いホラー映画になるべきだったのでは。
第一回日本ホラー映画大賞より。オンライン通話による怪談らしき実話。10年以上前の呪いが解けていない男の子たち。この不気味さと理不尽さ。近藤亮太監督の短編。
ジェシーやバズたちの持ち主ボニーの家にデバイスがやってきた!主役は放浪するウッディではなくジェシーとしたことがファインプレー。伝説的シリーズ1作目のウッディとしてのジェシー、バズとしてのデバイスことリ>>続きを読む
『裸の銃を持つ男』シリーズとスタッフを同じくする航空パニックコメディ。途中から医者役のレスリー・ニールセンも登場するほとんど『裸の銃を持つ男』であるが、コメディをワンシチュエーションでやるおかげで、か>>続きを読む
リーアム・ニーソンのリブート版を観るためにオリジナル版を完走した。確実にオリジナル版を知ってないとわからないギャグがあるだろうとふんだためで、これは大当たり。O・J・シンプソンの写真の前で複雑な表情、>>続きを読む
現役を退いて専業主夫となったドレビン警部は、適当な理由で現役復帰。とんでもない事件に。アカデミー賞授与式でのてんやわんやを経ていつも通りの着地。相変わらずの大コメディ。だが過去2作と比べて80%くらい>>続きを読む
トレビン警部が次に相対するのはクリーンエネルギー反対派。運命の女性と再開して、相変わらずのナンセンスコメディ。映画オマージュはくだらなくていい。行為シーンの暗喩カットがバカバカしくて笑える。
へっぽこ警部は来米した女王を悪の手から救うことはできるのか。コメディは質より量と言わんばかりの熱量。いくつか刺さってヘラヘラ笑ってしまった。コアになるのは上品な顔立ちのレスリー・ニールセンがシリアスな>>続きを読む
偽の悪魔祓い配信で人気の偽神父のもとに、本物の悪魔がやってきた。ほぼワンシチュエーションで抑え込んだコンパクトな設計は見どころの1つだが、配信番組を見ている人々のカットがその良さを邪魔している。徹底的>>続きを読む
瀕死となった任侠の果て、仁義も何もない社会に放り出された男は、社会復帰を目指すもそう簡単ではない。はしゃいで走り回り、自転車をフラフラと漕ぎ、我慢できずにブチ切れる。まるで子どものような役所広司。対し>>続きを読む
舐めてた相手が強かった系アクションの続編。前作で燃やしてしまった札束の落とし前をどうにかするために殺しの仕事に明け暮れて家族を蔑ろに。一念発起して家族とバカンスに行くが、そう簡単に休みになるはずもなく>>続きを読む
3歳の子どもと一緒に。前半後半で30分弱の中編2本の構成。キッズたちの集中を維持させるためだろう。前半にはケント、後半にはマーシャルも登場して楽しい。
前作の前評判の良さを大きく踏み外してしまったので、2本目はほとんど期待をしていなかった。明らかに全作より悪い。120分あるうちの30分を回想で占めてしまうため、映画の推進力が大幅に削がれている。その後>>続きを読む
前評判は異様に良くて斜に構えて観ていたところ、10年代ど真ん中の邦画エンタメ大娯楽作品で大笑い。どこがいいんだ、と鑑賞後に我に返り思うのは、荒唐無稽さを過分に許容するその潔さみたいなものなのだろうか。>>続きを読む