ホシヲカゾエテさんの映画レビュー・感想・評価

ホシヲカゾエテ

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ザ・バイクライダーズ(2023年製作の映画)

3.1

トムハーディはこういう骨太の男くさい役がよく似合う。そしてノーマンリーダスのガチ感。
人は歳を重ね、時代は移り変わる。アメリカの若者文化の歴史の1ページなのでしょうね。

ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.3

めちゃめちゃ強いし容赦ないのでストレスフリー。痛快。

アナザー・シンプル・フェイバー(2025年製作の映画)

3.0

前作のよかった部分を活かせていない残念な続編。ヘンリーゴールディングがなかなかのザコキャラ扱いで笑った。

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.4

さすが親子。どちらも原動力は強烈な自己愛というか自己満足で、自分の足元が見えてない。決して悪いことではないけれど、本質を知る人にはとことん薄っぺらく見える。本当に大切なものはいつも極々近くにあるのだね>>続きを読む

孤独のススメ(2013年製作の映画)

3.2

主要な登場人物のおじさんたちが三者三様の味のあるいい顔してて、展開に反してなぜかほのぼのコミカルに感じる。
性別や信仰や倫理や常識を超越した人間愛。ラストは不覚にも泣きそうになった。
邦題はなぜか孤独
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.1

サイモンペッグということで、期待通りにゆるくておバカで楽しいイギリスのコメディ。願い事がうまく伝わらないのとか、クスッと笑える。
そして犬のデニス、ピンポン鳴ると興奮が抑えられないのが超かわいい。

人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.2

完全に独立した6つのブラックコメディのオムニバス。じわじわおもしろい。
登場人物ほぼみんな激情的。怒りの沸点が低くて、行動が極端。さすがラテンの国、熱い。

Blink Twice(原題)(2024年製作の映画)

3.0

A24を意識したのかなーという感じの不条理スリラー。脇が無駄に豪華キャスト。の割にまぁ普通。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.1

B級ドタバタおバカコメディ。タッカーとデイルとアリーがいい奴でかわいらしいので、ストレスなくゆるくヘラヘラ見れる。

ホランド(2025年製作の映画)

3.2

ドラマ版ファーゴっぽい。嫌いじゃないけど、終盤ぐだぐだで取り留めのない感じ。
ガエル、変わらず魅力的だけどニコールと並ぶと体格的にも貫禄的にも大人と子どもみたいに見えて…。

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼(2007年製作の映画)

3.2

意外とおもしろかった。後半、諸々の厄介ごとがうまいこと終結していくのが痛快。頭いい。
ケヴィンコスナーとウィリアムハートが時々声を合わせて笑うのが悪魔っぽくていい。

猫と、とうさん(2022年製作の映画)

2.9

猫好きにはたまらない…のかも。猫好きじゃないので途中から集中途切れて…。
性差別にはうるさいけど、男らしさにはこだわるお国柄。そしてこの直訳の邦題はどうだろう?

私がやりました(2023年製作の映画)

3.5

キュートでハッピーなフレンチコメディ。ファッションもおしゃれでずっと楽しい。小難しいこと考えず、なんか諸々受け入れられちゃう。

ベイビーガール(2024年製作の映画)

2.9

いろんな性癖があっていろんな欲望があるもんだ。そしてうまいことマッチングされるもんだ。みんなにバレて地獄のようなあの状況すらこの上ない悦びなのかもね。

28年後...(2025年製作の映画)

3.5

イギリスだけがあのまま隔離されたディストピア状態で、他国は現実社会と同じくスマホも美容整形もある設定がおもしろい。凄惨な光景と並行して美しい自然と少年の成長が瑞々しく描かれるのが印象的。ダニーボイルら>>続きを読む

罪人たち(2025年製作の映画)

3.4

音楽と、虐げられた者たちの怒りと、宗教と、さまざまな人種と、憎悪と、愛と、そしてヴァンパイアもの特有のケレン味と…。ごちゃ混ぜでお腹いっぱい、となった後のエンドロール手前のアレがさいこう。あの日、あの>>続きを読む

教皇選挙(2024年製作の映画)

3.5

枯れたおじさん、ギラギラのおじさん、聖職者とはいえ、野心丸出しの俗っぽいおじさんたちの政治的駆け引きの顛末…と思いきや、ラスト何十分かのまさかの展開にびっくり。現代的なメッセージがわかりやすく込められ>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.2

再鑑賞。若さが甘酸っぱくキラキラ眩い。
イタリアの田舎、外で朝食、プール、時々読書、シエスタ、アプリコット、自転車で街へ…話の本筋とは別のところで、こんな夏を過ごしたいーとひたすら羨ましく。
理解ある
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.6

何年ぶりかの再鑑賞。
この頃のPTA作品は重苦しくてとっつきにくい感じだけど、やっぱりおもしろい。どこか常に負のオーラを感じるフィリップシーモアホフマンとホアキンフェニックスが役にぴったり。
PTA作
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.1

見やすいストーリー。ベタでメランコリックなエピソード。最終的にはなるほどなーって感じ。

コラテラル(2004年製作の映画)

3.0

豪華キャストなのに脚本がちょっと残念でツッコミどころ満載。しかも警察無能すぎ。あれ以来全く追ってこないw
マークラファロ、今と雰囲気が違う。トムはこの役あまり合ってないような…。

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.2

1に比べて敵対構造も目的も明確でわかりやすい。後半は砂っぽさ少なめで某スペースオペラっぽい。
若い人気者もいっぱい出てるけど、ベテラン勢も豪華。クリストファーウォーケンが登場するとざわざわする。

ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

2.8

圧倒的な大自然の脅威の前に、人はちっぽけで無力。北欧神話の国とキリスト教。テイストは違うけどなんとなくヴァルハラライジングを思い出した。

イル・ポスティーノ(1994年製作の映画)

3.7

素朴な島の素朴な青年と、高名な英雄たる詩人のユニークな交流。少しずつお互いに影響を受けていく様が微笑ましい。
詩人の目に映る世界はどこまでも美しく尊くエモーショナル。
何十年ぶりかの再鑑賞。やはりラス
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太陽の塔(2018年製作の映画)

2.9

太陽の塔、実物を見ると唯一無二のその大きさと異質感に圧倒される。思わずひれ伏したくなるような畏怖を感じる。理屈じゃなく大きいことは正義で真理なのだ、と。
太陽の塔の魅力に迫る映画ではなく、イデオロギー
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チャイコフスキーの妻(2022年製作の映画)

2.9

一方的で行き過ぎた想い、狂気を感じる。長くて重くて暗い。終始陰鬱、時々アバンギャルド。じとーっとした気分になる。

瞳をとじて(2023年製作の映画)

3.3

映画人の悲哀と悔恨、そして希望。静かで美しい余白を持つ映画らしい映画。
劇中劇が圧倒的で、序盤から有無を言わさず引き込まれる構成がすごい。
ずっと重苦しい空気だけど、出てくる人が皆いい人で清涼感もあり
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フィリップ(2022年製作の映画)

3.2

最初から最後まで不穏でドラマチック、緊迫感でドキドキしながらも没入してしまう。
それぞれの行く末を暗示するラストの駅のシーンが印象的。

コンセント/同意(2023年製作の映画)

3.1

なぜあんなインチキ爺にと思うけど、理解者のいない孤独で大人びた少女には魅力的に映るのかもね。そして母親も理解不能。なんなんだ。
映画自体はアーティスティックで、不快なのに見入っちゃう。

山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.2

素朴で飾りがなく、そして瑞々しい。山の人たちとの絆、父と息子の絆、ストレートにセンチメンタル。
次男坊🐕ひとりで跡継げそうなくらい有能。
最初、あの地図だけで息子を行かせようとしていたのもなかなか。

プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.2

テオが天使かっていうくらいずーっとかわいい。
ストーリーは至極単純なのに、エピソードもりもりでちょっと忙しない。もうちょっとゆったりプロヴァンスの景色や雰囲気に癒されたかったな。
それにしてもこんな夏
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リバー・ランズ・スルー・イット(1992年製作の映画)

3.3

何十年ぶりの再鑑賞。
モンタナの大自然とブラピが神々しいほどにキラキラと美しい。釣りって哲学だ。
ジョセフゴードンレヴィットくん、顔も雰囲気も全然変わってなくてびっくり。すぐわかった。

マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.2

己の中に怪物が潜んでいる恐怖と罪悪感。フリアンが常に不安定で不穏な空気を纏っている理由はそれかと気付いて陰鬱な気分になる。映画としては独特の雰囲気でおもしろかった。

不謹慎だけど、💊を…した後に少年
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プリシラ(2023年製作の映画)

3.0

なぜか2人の間に愛情も憎しみも感じられなかった。
WOWOWのソフィアコッポラ特集で続けて見た中でいちばんピンとこなかった。

アビゲイル(2024年製作の映画)

3.0

なんだかんだあったけど、最後はプロレスタッグマッチになってて笑った。