ホシヲカゾエテさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ホシヲカゾエテ

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ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(2021年製作の映画)

3.2

ほんわか可愛い話かと思いきや哀しみの連続で辛い。でも最後の15分で愛に溢れたいい映画だったと思えた。完全にちょい役と思ってたあの人が意外にもいい仕事。
カンバーバッチは知的な変人みたいな役がよく似合う
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すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.8

一家がホラー並みにおそろしい。マーガレットもなんだかなー。
なんだろう、面白くもなく、訴えるものもない。なぜこれを映画にしようと思ったんだろって感じ。

サイド・エフェクト(2013年製作の映画)

3.0

展開にそれほど驚くこともなく、ふーんとなぜか淡々と見ちゃう。悪いひとばかりなので、窮地に陥るとちょっとすっきりする。でも別の悪いやつがいい目を見るのもちょっとなー、となんかモヤる。

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

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栗山監督は、選手だけでなくコーチや関わる人たちをその気にさせ、チームとしての士気を高めるのが本当にうまい。何やっても成功する人だろうな、と思った。

オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

2.9

話は面白いんだけど、作戦自体に動きがないから映像に向いていない題材というか。なので終始地味で眠気を誘う。

テルマ(2017年製作の映画)

2.9

前半、説明も少なく淡々と進むが退屈はしない。静かで冷たい北欧の空気さながらの得体の知れない緊張感。ラストは解き放たれ希望を感じる。

ザ・ワーズ 盗まれた人生(2012年製作の映画)

3.1

小説家周りの出来事と、彼の書いた物語、さらにその物語の中でも主人公以外の人物の物語が語られる多重構成。面白いけど、現実の小説家部分は必要ないのでは、と思った。

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.0

軽くてゆるくて頭を使わず見られる無害なラブコメ。
この頃のヒューグラントは、モテ男がダサい姿晒して笑われるこういう役が多くて、既視感を覚える。

グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.1

家からも学校からもはみ出した思春期男子2人のロードムービー。なんだか哲学的で行動力もある彼らの目から見たら世の中はあんな風に見えるんだな。楽しくて瑞々しい夏の出来事。

ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

3.1

シャイアラブーフ目当てで。
ロバートレッドフォード、スタイルもいいし体も動くけど、顔見ると立派なおじいちゃんなので、小さい娘と2人暮らしとか、30年前は若者だったとか、いちいち気になって集中できない。
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

3.4

前半はクストリッツァらしい戦争音楽動物結婚祝宴のカオス。切なくも滑稽な狂騒に惹き込まれる。
後半の逃走部分はちょっと間延びしちゃうけど、ラストはエモーショナル。やはり見事だなーと思う。哀しみと愛に満ち
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フェイス(1997年製作の映画)

3.1

いかにも英国映画らしい題材とキャスティングで期待したんだけど、前半が面白味もなく思わず眠くなった。後半になって少し盛り上がったかな。ラストはすき。

コックと泥棒、その妻と愛人(1989年製作の映画)

3.1

色づかい、映像美、アーティスティックで、それだけでも見応えたっぷり。ティムロスの無教養なチンピラっぷりにニヤニヤしてたら、ラスト数分のインパクト。圧倒された。

とっととくたばれ(2018年製作の映画)

3.0

昔のダニーボイルとガイリッチーを合わせたような。ちょっとテンポが悪いところもあるけど、短めで見やすい。どのシーンも緑と赤の色合いが特徴的でかわいい。
それにしてもロシアの警察ってあんな杜撰な工作がまか
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ブラインドネス(2008年製作の映画)

3.0

ガエルガルシアベルナル目当てで。
ストーリー自体に興味なかったのだけど、意外と退屈せず集中して見れた。ラストもなるほどなーって感じ。
ガエルは珍しくかなりゲスな役だった。

ノー・エスケープ 自由への国境(2015年製作の映画)

2.9

ガエル目当てで見たけど、ストーリーらしいストーリーは無し、ただ追われ逃げるだけのつっこみどころ満載映画。そもそもあの人はなんのためにあそこまで執着するのか。
終始、イヌー!へびー!!ニーガン!!!って
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21グラム(2003年製作の映画)

3.3

鬱々とした気持ちになるけれど、質のいい映画を見たという充足感が残る。
最初から最後まで説明もなく時系列もどんどん変わるのに、全く混乱せず見せるのは、すごい。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.6

再鑑賞。
フィンチャーらしい重苦しさと陰鬱な雰囲気はあるけれど、割とストレートにわかりやすいサスペンスで、題材の割には軽く見られる。長いけど飽きない。
リスベット、有能。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

久々に再鑑賞。
巧みな構成、緻密なストーリー。さすがフィンチャー。
ベンアフレックの浅慮で愚鈍な夫、そして清々しいまでのロザムンドパイクの悪女っぷり。嫌な人ばかり出てくるので、道義的なことは置いといて
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ジェイコブス・ラダー(1990年製作の映画)

3.3

序盤からいくつかのパターンの推測ができるのだけど、真実はどれなのか、最後まで惑わされ惹きつけられる。キリスト教的モチーフと不安を煽る雰囲気が効いている。

レザボア・ドッグス デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.3

何度見たかわからないくらい見てるけど、映画館で、しかもクリアな映像で観られるしあわせ。あの超かっこいいオープニングだけですっかり元がとれる。鳥肌立ちまくりました。

シネマ歌舞伎 唐茄子屋 不思議国之若旦那(2024年製作の映画)

3.5

生の舞台も観劇。今回、シネマ歌舞伎で細部まで見られて満足。
クドカンと歌舞伎、そして落語の取り合わせはさいこう。ミニとミニミニ若旦那、かわいい。機関車唐茄子。またしてもゲラゲラ笑った。

レジェンド 狂気の美学(2015年製作の映画)

3.0

ずっと地味な出来事ばかりでそれほど盛り上がりもなく、ストーリーがつまらない。ナレーションも微妙。ひたすら二役のトムハーディを見るための映画。

バレンタインデー(2010年製作の映画)

2.8

ラブアクチュアリーの二番煎じ的で、それ以上でも以下でもない。取ってつけたようなご都合展開はかなり無理があるし、それぞれの結末が大体読めるので、終盤ですっかり飽きてしまった。

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

3.2

安心してハッピーな気持ちで見られる。
主役3人がおじいさんなんだけどおじいさん過ぎないというか、ふざけた邦題から連想させる老人像よりダンディでスマートな笑い。彼らに比べたらヒヨッコなマットディロンとか
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ウエディング・クラッシャーズ/ウエディング・クラッシャーズ 結婚式でハメハメ(2005年製作の映画)

2.9

軽いラブコメ。もっと短いといいんだけど。
最初の結婚式でイカれた妹がお父さんに駄々こねたところが唯一おもしろかった。

フレンズ:ザ・リユニオン(2021年製作の映画)

3.3

ドラマを見直した流れでリユニオンを見たので、みんな老けたなーと思ったけど、段々とあの頃の6人そのままに思えてきて笑いながらも感動。ゲラー家のお父さんお母さんのところとか、泣きそうになった。
当時は色物
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インソムニア(2002年製作の映画)

3.4

今のノーランっぽさはあまり感じられないけど、うまくまとまっていてストレートにおもしろい。
事件や舞台の設定の色んな部分に、オマージュかっていうくらいツインピークスみを感じる。主題は全然違うけど。

ロブスター(2015年製作の映画)

3.1

着地点がなかなか見えないしシュールだけど、なぜか目が離せず最後まで見入っちゃう。奇妙でおもしろい。キャストも豪華。

インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.2

事件の本質を明かさないまま観る者を惹きつけ続ける脚本の妙。痛快とまではいかないけど、最終的に落とし前がついた感じで、納得。

オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

4.5

何度目かの鑑賞。
笑えてじーんとして、宗教的示唆に満ちたコーエン兄弟らしさ満載の映画。音楽も映像もキャラクターもどれもさいこうで、至福感を味わえるこの映画を今年の締めに選びました。

2023年328
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グランドフィナーレ(2015年製作の映画)

3.1

壮大な自然と贅沢な保養施設が映像的に美しくて見ているだけでも癒される。
人生の悲哀を知り尽くした老人たちが、その終わりを意識して考える若者のそれとは明らかに異なる死生観。色々考えさせられる。

奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.2

理系的な思考がまったくできない人間なので、ラマヌジャンの超人的な才能に羨望というか尊敬の気持ちで、最後まで集中して見入った。

バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.2

サムロックウェルとティムロスが揃ってるんだからもうちょっと面白くなりそうなのにと残念に思いつつ見てたけど、終盤のマーサとフランシスがお似合いで最後には楽しくなってた。

ビリオネア・ボーイズ・クラブ(2018年製作の映画)

3.0

金持ちの金と自分たちの能力で成功を目論むも、最初から上手くいく感じがなくて、なんだかスカッとしない。
ケヴィンスペイシーの存在感は流石。