泣く子も黙る平和のアイドルさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

泣く子も黙る平和のアイドル

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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.6

とにもかくにも何とも強烈な映画だった。

この映画は破滅の美しさを描くのではなく、破滅を破滅として描いていると感じた。
登場人部誰にも共感できないし、かっこいいとも思えない。なのに釘付けになる。
アル
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音楽(2019年製作の映画)

3.6

不良少年三人が唐突にバンドを始める話と聞いて、パンクな内容を予想するが全編ゆるくシュールな作風。
坂本慎太郎の声がまたそれに合う。

初めて古武術の演奏を聴いた森田くんが衝撃を受けるシーンの演出好き。
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オールド(2021年製作の映画)

2.5

相変わらず設定ありき!
どうなる?どうなる!!? あ、そうなるのね、、、って感じ。
そりゃ海泳いだら気絶して死ぬやろとか、クライミングのくだりとか、手紙の下りとか、話進めるための小道具しすぎてる感じす
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Awaken(原題)(2018年製作の映画)

4.0

友人の娘(当時2歳)が好きなように紙に線を描いて、「ありのまま!」と言っていたことを感想を書いている今思い出した。

この作品に映し出されているのはまさにありのままの自然・人間の営みだ。
もちろん高性
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(1990年製作の映画)

3.8

こんな夢を見た
第一夜でボーッと入り込んだ後に続く、第二夜。桃の花の雅楽と踊り。これだけで見て良かったと心から思えた。
あんなに美しい音と踊りがあるのか。
段々になった丘、衣装、音楽、踊り、カメラカッ
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

3.7

待望の新作。
正方形の画角にカラフルでポップで幾何学的な建物、いつもの役者たちで個性的なキャラクター、気づかないようなスラップスティックな笑いを散りばめればウェス・アンダーソン!

冒頭のウェイターが
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.5

1よりさらに過激に、より馬鹿馬鹿しくなってキングスマンが帰ってきた。

テンポも良い、悪役も良い、馬鹿描写も罵り言葉も多めで大満足でした。

ミンチ機に人を入れて処刑するシーンとかファーゴだと見てられ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.0

正直つまらなかった……

あくまで私が求めていたものだけど
・Fuckでshitな会話
・馬鹿みたいな道具
・馬鹿みたいな戦闘シーン

紳士の世界にやんちゃなエグジーがいるからこそ楽しかった世界観が、
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ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.4

いやー、渋くて最強なおじさんが大暴れするだけの映画だけど最高。

ジョン・ウィックの何番煎じかは知らんがとても好きだった。

特に好きなのは調子に乗りまくった若者暗殺者を完膚なきまでにボッコボコにする
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

前半は頼りない教授や、何も分からない政治家にイライラしてしまい、何度か見るのやめようかと思ったが、そこを乗り越えてからは良質なヒューマンSFを見せてくれる。

半信半疑だった人々も、徐々に信じていき、
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.0

ロンドンと60年台のミュージックが最高にマッチしている。
オープニングの映像もとても好き。

しかし、エドガー・ライトはなにをしたかったのだろうか。
主人公の、統合失調症なのか霊感なのかわからない描写
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

2.5

エディとヴェノムのコンビの掛け合いは楽しくて可愛いから好きなんだけど、それ以外は特に評価する点がない映画だった。

エディのヴェノムへの扱い、そりゃ拗ねるわってくらい可哀想に見えちゃう。
今回の事件に
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kocorono(2010年製作の映画)

3.8

冒頭、ベッシーホールの映像が胸を打つ。俺もここでライブをしたことがある。

「金の話ばっかりだ!」と契約書を前にペンを投げたり、「売れたいんだ」とこぼしたり、実の息子とクイズで遊んだり、ファズを踏んで
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

ありがとう、さようならボンド

ダニエルボンドは過去作の自分のレビューを見直しても、意外とあまり評価してないことに気づく。
なにか、はったりというか、すごい映画なんだろうなと思わせることに関してはすご
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オアシス:ネブワース1996(2021年製作の映画)

3.7

リアルタイムではない世代だけど、このライブのことは知っていたし動画も何度も見たことがあった。
けどやっぱり劇場で見ると格別だなあ。
本音を言えばもう少し腰を据えてしっかりライブの様子を見たかった。
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ロックンローラ(2008年製作の映画)

3.0

ロンドンのごろつき、街を仕切るマフィアと側近、ロシアンマフィア、薬中のミュージシャンによるドタバタ騒ぎという、いつものガイリッチー。

このいつものお約束を楽しむためだけに見た。
やっぱりこういう方が
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.3

トムクルーズ、スピルバーグによるsfサスペンス映画。
超能力者によって未来の犯罪が予知され、事件がおこる前に犯人を捕まえることが可能になった未来。
その主任を務めるトムクルーズが、自らの殺人を予知され
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県警対組織暴力(1975年製作の映画)

3.6

深作欣二、菅原文太、松方弘樹、成田三樹夫、梅宮辰夫、金子信雄…、これ仁義なき戦いか?笑

孤狼の血の元ネタと聞いてみたが、なるほどどうして。
前半はヤクザと癒着した警官とヤクザとの白も黒もつかない血と
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.5

見よう見ようと思ってやっと見た。
なんて素晴らしい映画。

一人の人生を追体験する演出を、バスを待つ男が近くの人に語っていく様子で描くのがなんとも良い。
フォレスト・ガンプの人生を追うことが、アメリカ
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激突!殺人拳(1974年製作の映画)

2.8

RIP千葉真一。
別に何がということはない。千葉真一のアクションに酔いしれる映画。
だがそれでいい

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.2

前作のベタつくような暑苦しさを感じる作風からは少し変わり、アクション映画よりのエンタメ作品に仕上がっていた。
大神亡き後に、一人でいつはち切れるか分からない危うさを演じた松坂桃李の演技は良かった。そし
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魔界転生(1981年製作の映画)

2.8

千葉真一リスペクトのために。
B旧カルト映画かと思いきや、思いの外楽しめた。
前半敵方たちが仲間を集めていくところのワクワク感と、満を持して現れた主人公柳生十兵衛のかっこよさなど、飽きさせない。
沢田
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.5

田舎が舞台であることも、仮想現実空間Uの描写も、主人公が竜に惹かれていくことも全部説得力がなく、都合よく進んでいく脚本にも飽き飽きした。
心の傷の克服、少年少女な交流、父娘の確執、青春、インターネット
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.4

こんなやんちゃな話とは思わなかった。
この話を書いたのが当時駆け出しのマット・デイモンだったんだね。
若さあふれるとても良い話だった。

何もしない、ただ対等な人間として話を聞いてくれる、これだけをウ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

2.5

なんか全体的に寒かった!
新キャラの喋れない子の舞台装置感も、小栗旬の扱い方への諦め感も、人間臭い動きをするコングにも、場面転換の無理くり感も全部違和感でもやもやした。
話題の怪獣プロレスも、まあ言う
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

本作は、原作の漫画がWebで無料公開されていた頃からのファンです。
何度も読むほど好きだったからこそ、映画化は多少不安だった。
絵も見る人を選びそうなタッチになっていたし。

けどそんな不安を吹き飛ば
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フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

3.0

わかりやすいバディもの。
詐欺師と不良警官のコンビで何も考えずに楽しめる。
時間も短めなのも良い。

アダムス・ファミリー(2019年製作の映画)

2.5

かつてやっていた実写映画は大好きだったんだけど、これはイマイチ。
無理にSNSとか現代にアップデートしたことによる効果があまり活かされていなかったし、ウェンズデーの友達になる娘もあまり魅力がなかった。

スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団(2010年製作の映画)

3.3

最高にバカ映画。
ずっとくだらなくて笑っちゃったけど、面白さが一切伝わらない人もいそうですすめるのは難しいとも思った。
彼女が訪ねてきて、居留守しながら窓ぶち破って逃げるところ爆笑した。
ルームメイト
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