ichiMASさんの映画レビュー・感想・評価

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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

原作漫画読了済み
浅野いにおのアニメ化作品ってことならとりあえず見るしかない

…驚くべきほど見やすくなってエンタメしていた。原作特有(というか作者特有)の流れる毒気(笑)が薄まり(薄まった気がし)、
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正欲(2023年製作の映画)

3.7

「普通」という、ともすれば刃となってしまう言葉。

ダイバーシティとかLGBTQとか、そんな横文字で今の時代の肌感をわかった気にはなりたくないが…この作品は「当たり前」や「前提」に切り込む為の切っ掛け
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.0

スノッブ味のある軽妙な会話聞いてるだけで楽しくて愉快になれる映画。

バックボーンそれぞれのキャラクターたちの群像劇とそれをパズルのように切り分け時系列をいったりきたり…
一見少し複雑で入り込みがたい
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アイドルマスター シャイニーカラーズ 第2章(2023年製作の映画)

3.8

ついにW.I.N.G.か…
アニメ版ということで全ユニットに焦点を当てる(当てなければ叩かれる可能性)都合上これが正解だろうなあ…と感じる。

イルミネユニット曲披露時は自信の脳裏に過る想い出ボムとア
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

こちら『ゴジラマイナスワン』呼称が正しいらしいですね。見た後に知ったのでここでちゃんとお伝えしたかった笑

今回の良い意味での圧倒的絶望・無力感、戦争終わり(いや、終わってないのか)の主人公の心情と重
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アイドルマスター シャイニーカラーズ 第1章(2023年製作の映画)

3.8

シャニアニ先行上映第1話、存在確認してきました。なるほど、特に3DCGの自然さ・ライブシーンは圧巻。

ただ個人的に心配だったストーリーラインが…現状危惧していた通りコミックニュータイプ連載版の当たり
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.1

発想の勝利。でけえ鉄塊がアクロバティックに雪上滑り(しかも"あんな"装備を引っ提げて)…完全に人生で初めて見る映像だった笑
「こんなの見れたら面白いだろうなー」という思い付きを映像化する技量に感服。
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.6

「なんでも、どこでも、いっぺんに」

頭の中で考えた壮大でとりとめない発想、ふとした下らない思いつき。その全てを詰め込んだ「カオス」と評するのが妥当な作品。
…かと思ったらその根底にあるのは…今を生き
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.6

昔YouTubeの動画で紹介されてたのを見て記憶に片隅に存在だけ知ってた作品

大昔にこんな映画を作れただなんて、、、シュールで原始的で奇抜、でも時たま今でも斬新なデザインてんこ盛りで多くの作品たちに
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

これを見て我々はどう受け止めて生きていくべきか…

タイトルの原題小説、ホントかかわりちょっとだけで肩透かし食らってました(中身よんでないので、モチーフなど大変かかわりあるとかであればすみません…)
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.2

『運命なんてブッつぶせ。』の煽りがしっくりきまくる2作目でした。

前作の映像面での驚きを更に磨き上げつつ、すべてのスパイダーマンの宿命を内包した壮大な物語に今回も大変楽しまさせて頂きました😃

「大
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

冒頭のシーンの意味が後でよくよく明かされる系の演出、好きです。

タイトルの「死刑にいたる病」がラストシーンのお陰で陰影がハッキリしました。主人公のその後が気になりますね。

殺人鬼役の阿部サダヲは流
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.6

最も黒くて邪悪な絵を探しに遥々ルーヴルまで…て言うプロットがとても興味をそそる本作。

とにかくセット・雰囲気づくりが素晴らしいですね、本物のルーヴルを拝めるのもレアですし…実写化にあたりキャラ造形が
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.8

往年の名作反戦タイトルのリブート。

たった数百メートルの陣地を得るために300万人が西部戦線での地獄がこれでもかと描かれる物語。

行く前までのキラキラなんて一瞬で消え失せ、ただただ命のやり取りと絶
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劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ(2018年製作の映画)

3.9

テレビ版の中盤~終盤以降の中弛み部分がスパッと綺麗に編集されることでライブ&戦闘シーン主体のミュージカルアニメに!(こっちの方がいいのでは…🤔)

元々のファンにも嬉しい新規楽曲と素晴らしい見せ場が追
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劇場版ラーゼフォン 多元変奏曲(2003年製作の映画)

3.8

これがプロの切り抜き&構成術か…と違う意味で感動してました。やはりブルーフレンドはしっかりほぼフルでした、朝比奈…泣

モノローグで繋ぐことで、非常になんというか内省的な作品というか…よりエヴァ味を感
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