MinaMiさんの映画レビュー・感想・評価

MinaMi

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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.3

【wowwowは黄金を掴めるか?】
映画そのものの評価というか、マーケティングの視点で書きます。
あまりにも実写映画の評判が良いので、気になっていたゴールデンカムイ。その前から面白い漫画という噂は度々
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

2.6

このレビューはネタバレを含みます

安藤さくら上手だなぁというのと、それと比べられる他の若手役者さんは気の毒だなぁというのが感想でした。原作者がちらっと賭場のシーンで登場してましたが、出てくるキャラや台詞回しがちょいちょいナルシスティッ>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

役所広司でなければ鑑賞に耐えないし、高い評価はできなっただろう。役所さんすごい。そして、やっぱりこれは長尺のCMなんだなあと思った。平山の生活は質素なようでいて、多分計算すると割とお金がかかるし、トイ>>続きを読む

ホリデイ(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

リアリティには欠けるけどファンタジー映画ととらえると何も考えずに観れる良さがある。2人の幼児を残して何度も妹の家に酔っ払って泊まれるのはすごいな、、、親に預けていた日かもしれないけど、子育てのストレス>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

やなやつ、やなやつ、やなやつ。天才だけど、まー面倒くさい男。しかし若者には嫌われたくないというのもなんか可笑しい。赤ちゃんみたいな純粋さとワガママさを持っていたんだろうな。
ファッションやインテリアが
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ジョジョ関連作品を映像化した他の監督よりは愛を感じるものの、原作変えなくていいですって。特に何かしたわけでもないモブキャラが無惨に殺されていくのが荒木作品じゃあないですか。
なんであれで生き残るんだよ
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失くした体(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映像がすごい。アニメーションだと思って舐めてると緊迫した動きから目が離せなくなる。これほどハラハラドキドキできるなんて。これだけでも観る価値はあった。
ところどころグロいので他人には薦めづらいけれど評
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.6

こだま監督はアニメ放映時から担当されているだけあって愛がある。粋な演出(あの猫が出たりあの人が出たりエンディングの絵があれだったり)で、昔からのファンにうれしいだけでなく、若いファンも現代風(あの猫が>>続きを読む

天使のたまご(1985年製作の映画)

3.3

シュペルヴィエルの「海に住む少女」を連想させる。考察好きな人は好きそうな作品。キリスト教モチーフのメタファーが散りばめられていて、空想を膨らませるのが楽しい。
方舟、十字架、鳥、天使、魚、処女懐胎..
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テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

3.5

とても豪華な世にも奇妙な物語。
奇天烈!絢爛!背徳的かつ狂信的!ストーリーがどうとかではなく、この世界観にのまれることがこの映画の楽しみ方だ。グランメゾンのブランドムービーみたいな不思議な感覚の中でふ
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ある街角の物語(1962年製作の映画)

3.3

ディズニー意識してますねぇという感想。ポスター一枚一枚の表現のアイデアは習作を見ているようで楽しい。実験的で感心したけど、ちょっと長すぎる。もう少しコンパクトなほうが好き、だけどまあ、実験的だからいい>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

3.3

是枝監督の作品だってこと忘れて観たけど、是枝監督の顔が浮かぶくらい是枝作品だった。
血のつながらない家族が仲間意識で形成されていく流れは、韓国の考え方では違和感があって評判が良くなかったらしいけど、個
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おやすみ オポチュニティ(2022年製作の映画)

3.5

自撮りは泣かすやん〜あと選曲センスがいいよ!DJ NASA!
・脚本 6/10
・演技 -
・演出 7/10
・音楽 8/10
総合点21/30

メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

3.6

平和な日常を切り取ったようななんてことないお話なんだけど、ずるい人もいやな人も出てこない心穏やかになれる作品。大女優2人が演じるどこにでもいる人たちの気持ちが愛おしくて、ほっとして、がんばりたくなる。>>続きを読む

誰も知らない(2004年製作の映画)

3.6

是枝さんは子どもの目線で撮るのが上手。柳楽くんがとても魅力的に描かれている。YOUろくでもない母親だけどYOUだからなんだか憎めない。いや、憎むべきなんだけど。父親たちだってずるい。
・脚本 6/10
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地獄へつゞく部屋(1959年製作の映画)

1.7

はじまりと終わりのクラシックな語りが好き。なんでやねんといいたくなるポイントは多いものの設定や雰囲気はけっこうわくわくさせられた。王道の古典ミステリーホラーっぽいものが、なんか退屈になってしまったとい>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

青赤白のライトが赤だけになる時は幻を見ているんじゃないかと思った。どこからどこまでが現実でどこまでが幻なのか、掴もうとすると気持ちが悪くなってクラクラする。あのラストは本当に現実だったのか?家がまるこ>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

こういう映画って結局はサブスクに来るから映画館で観なくてもいいかなあと思っていたんだけど、坂本龍一の最後の曲を大音量で聴きたいというのと、あまりに評判がいいので小さい画面で好きな時間に見るのとは違う体>>続きを読む

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

不思議な雰囲気の映画。ファンタジーとコメディを足して2で割ったような。非現実的なストーリーでも非現実的な存在の、のんが主演だとなんだかしっくりきてしまう。ふわふわしたお話の中に時々大人の現実が垣間見え>>続きを読む

ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.4

めちゃくちゃだし、理屈にあわないところだらけだけど、そんなことどうでもよくなる娯楽!
ロビン・ウィリアムズが子どものまま大人になった人そのままで引き込まれる。あ、キルティン・ダンストだ。
・脚本 6/
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.4

耳が聞こえないのに頑張っててえらいね、真剣にボクシングしててすごいねというような半端な描き方じゃなくて、ケイコの気迫、焦り、10代のような瑞々しいまっすぐさが伝わってくる。
そんなタフさに憧れる。
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RRR(2022年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

こんなんエンタメ祭りじゃないか。エロス以外の要素を詰め込んだ娯楽の暴力装置ともいえる映画。
ラージャマウリ監督らしい笑っちゃうほど壮大で問答無用の超勧善懲悪物語。アクション!ダンス!あらゆる感情表現が
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.4

すごく演技がうまいとか、演出が優れているってわけではないかもしれないけど、海と山と空が子供の頃に見た色をしていて、素直な気持ちになれる映画だと思う。夏休みの子供たちに見てもらいたい。
・脚本 7/10
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梅切らぬバカ(2021年製作の映画)

3.0

え、これで終わり?というくらい自然で日常を描いてる作品だなぁと感じた。気づいてないだけでこういう家庭は近所にもあるのかもしれない。加賀さん、塚地さんの演技がうまくて惹きつけられる。小さな差別や嫌悪にチ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

やっぱり原作者が脚本・監督をした漫画の映画化は最高だ。
まんまと泣かされた。
ストーリーは知っている(昔読んだままだったから忘れてたけど)のに、こんなに感動するのは、リアルな絵とリアルなサウンドによる
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

冒頭は地味すぎて本当に面白くなるのか疑心暗鬼だった。
でもバトルが始まったあたりから確信した。これは、映画版クレヨンしんちゃんである。
なめくさった敵キャラの攻撃。ケツ出しも下ネタも厭わないふざけたバ
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.0

なんとなく期待してたくらいの出来でかもなく不可もなくという印象。半クズ半ヒーロー的なユージン・スミス像はジョニーデップらしいキャラクターの描き方だなぁと思う。
ハリウッドなので、象徴的なシーンとドラマ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.6

PC画面上で完結する推理サスペンスっていうアイデア一本で作った映画となめてかかっていたけど、伏線とどんでん返しが詰まったも読めない展開で目が離せなかった。単純に面白かったー!
ただ、重箱の隅をつつくな
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

3.8

難しい。けど、面白い。メタファーだらけで時系列もバラバラ。謎だらけ。含みを持たせた謎を用意して、なんで?を考察させようとしてるのが腹立たしい。エヴァンゲリオンと同じ。でも解きたくなっちゃう。飽きさせな>>続きを読む

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.3

なんとも言えず気持ちの悪い、見ると食欲の失せるグロテスクなカットが印象的に挟みこまれて、静かな映像に緊張感をもたらす。
不思議なカメラワーク。不穏な物語。非現実な展開と登場人物の醜い本音。『ロブスター
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.1

絶対自分好みの映画だろうと思ってずっと観たかったけど、観てみたら、本当に自分好みだった。
前半のビリーはすぐ大声をあげてキレだす理解不能なクズに思えて、がっかりしたのだけど、ボーリング場のシーンから、
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

新幹線ゆかりってなんやねん!
とんでもない日本像に爆笑しながら頭空っぽで楽しめる。
酔っ払ってつっこみながら観るなら最高のチョイス。
・脚本 6/10
・演技 5/10
・演出 7/10
・音楽 6/
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

2.9

石原さとみと永野芽郁の可愛さが9割。いい話なんだけど、あまりにもいい人しか出てこなくてリアリティがないのが残念。心がきれいな人は泣けるんだろうなあ。
・脚本 5/10
・演技 7/10
・演出 4/1
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