スピードタモリさんの映画レビュー・感想・評価

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Pearl パール(2022年製作の映画)

4.4

「X」では老人の性、「パール」では感染症(スペイン風邪)の蔓延と今日的なテーマを盛り込むのがこのシリーズの特長のようだ、どんどんヤバさが露わになる主人公を演じるミア・ゴス姐さんはぱっと見クセつよだが観>>続きを読む

ショッカー(1989年製作の映画)

4.5

面白い、「エルム街の悪夢ザ・リアルナイトメア」や「スクリーム」でも見られるがクレイブンは混乱を作り出すのが上手い、今作でもクライマックスで何から何までシャッフルしたようなカオスっぷり、この飲み会カオス>>続きを読む

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

4.0

「スクワーム」「13日の金曜日 序章」と何気にツボを押さえた良作を生み出してくれる隠れた名匠ジェフ・リーバーマン監督作品ということで期待して鑑賞、今観るとスラッシャーやパニック映画ではなく自分の無実を>>続きを読む

キルボット(1986年製作の映画)

4.4

面白い!落雷で狂ったショッピングセンターの警護ロボが閉店後の店内でいちゃついてた男女を殺しにくる、という高校生が寝る前に布団の中で考えたようなストーリーがまず良い、開始して数秒でポール・バーテル、メア>>続きを読む

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

やつが死なないのは死のうとしないから
掘り出した金塊を強奪したドイツ兵ども(こいつらはこいつらで後がない撤退中)を満身創痍のオヤジが目の前にあるもの全部使ってぶち殺す、亡霊のように何度も現れる不死身オ
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ドミノ(2023年製作の映画)

4.2

行方不明になった娘を探す警官、というありがちなストーリーから超能力を絡めたストーリーへとどんどん横滑りしていく様が中々面白かった。

パニック・アリゲーター/悪魔の棲む沼(1979年製作の映画)

3.9

クラウディオ・カッシネリ、バーバラ・バック、リチャード・ジョンソンと先日観た「ドクター・モリスの島 フィッシュマン」とメインキャスト一緒なのが不思議な気持ちになる一本、契約まだ残ってるからこれも出てよ>>続きを読む

エイリアン・コップ(1990年製作の映画)

4.2

予想してたより描写が大人しい映画だった。宇宙から来た異星人二人が80年代末のロスで追っかけっこ。どっちが悪人か分からない宇宙人に振り回されるヒロイン、って展開が良い、この数年後に主演のロバート・フォス>>続きを読む

ドクター・モリスの島 フィッシュマン(1979年製作の映画)

3.4

以前DVDがとんでもないプレ値で売られてた事から何となく興味を持っていた本作、ブルーレイがリリースされたとの事でこれ幸いと買って観てみた。孤島のジャングル、原住民、往年の懐かしスター特別出演といかにも>>続きを読む

食人帝国(1980年製作の映画)

3.9

ロバート・カーマン、ジャネット・アグレン、イヴァン・ラシモフ、メ・メ・レイ(かわいい)、というワクワクするようなキャスティングがいい、コブラとマングースの戦いや南米のリゾート地&チネチッタで撮ったのか>>続きを読む

サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.5

面白かった!犯人探しのミステリーとスラッシャーを組み合わせた好きなタイプの映画、「殺しのドレス」「誕生日はもう来ない」「ローズマリー」等80年代スラッシャーオマージュが嬉しい。山本美月にチョイ似の気丈>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

落ちてたコカイン食った熊がハイになって人を襲う、といういかにも面白そうなストーリーを知って映画館に行こう行こうと思いつつ行きそびれてたのを配信でやっと観た。
登場人物の突拍子もない行動やセリフでコメデ
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スタークラッシュ(1978年製作の映画)

4.0

ブルーレイを購入したままほったらかしてたのを今になってやっと観た。
スターウォーズの宇宙船を見よう見まねで作ったような全体にプラモデルのパーツくっ付けた宇宙船と行き当たりばったりな脚本、2001年宇宙
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(2023年製作の映画)

4.2

二子玉川で「首」観ようと電車乗ったら酔っ払ってたせいで思いっきり寝過ごし、気づくと渋谷の体たらく。慌てて引き返して途中入場、利休と光秀が茶室で会話するとこから見始めたので10分15分遅れくらいかな?>>続きを読む

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

ジョン・ウィックシリーズはこれまで全部映画館で観ているので半ば義務感にかられて映画館へ観に行ったのだが観て良かった、もうハチャメチャ、ハメの外し方がとんでもないというかバトル漫画で敵の図体が限界まで大>>続きを読む

ジョーズ・アタック/死海からの脱出(1987年製作の映画)

4.2

いかにもジョーズのパチモン的なタイトルとジャケットながら中身は80年代に製作されたイタリア映画で「死海からの脱出」のタイトルで劇場公開もされていたと聞き興味を持ってヤフオクで購入。
ジャネット・アグレ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

映画館で観て以来久しぶりに配信で再見。渋谷駅前で軽トラにポスター貼ったようなせこいアドトラック見かけてキアヌこんなんで大丈夫かと観に行ったジョンウィック、今ではすっかり人気シリーズになってくれて一安心>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.5

面白かった、いいね。
アウシュビッツで家族を殺したナチの残党に復讐すべく教えられた名前を頼りにお礼参りに行くゆきゆきて神軍な認知症のおじいちゃんという設定がいい。復讐は遂げられたのか?是非映画を観て確
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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.7

面白かった。色んなジャンルを横断しながら人が死にまくる姿をこれでもかと観せてくれて飽きさせない。他のテレビや映画だとラブコメの主役とかやってんだろうなって役者が蛇みたいな目で演技して悪い役やってんのも>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.7

面白かった、いい映画だ。
上映間近で頻尿起こして始まって15分くらいで一度トイレに中座した自分に自分で腹が立ったが、映画は脛に傷あるワルどもの地獄めぐり。いきなりヤバいシーンがボンっと出てくる演出がい
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L.A.大捜査線/狼たちの街(1985年製作の映画)

4.3

相棒を殺した偽札犯を何としてでも逮捕してやる、と燃やした正義感のタガが外れてどんどんドツボにハマっていく展開がいい、いかにも80年代なサントラも今となっては新鮮。静かなシーンから急に暴力を振るうところ>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

もし何でもありの犯罪ゲームにおけるモブキャラがもし自我を持って行動し始めたら…というアイディアが楽しい、そこにリアル世界でのトラブルや駆け引きが並行して展開してくのが緊張感を持続させて面白かった。モブ>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.9

今日は映画観る体調じゃなかったな、上映始まってすぐお腹がゴロゴロいいだして1時間後に中座してトイレ、あと何度かちょっと寝た。エンタメでもホラーでもないクローネンバーグ映画、妙な機械がしれっと登場したり>>続きを読む

アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

4.3

70分だしついでに観ちゃえ、と鑑賞。アメリカの卒業旅行ってあんなに大挙してやって来てクスリやったり大人の階段を物陰で登ったりするのだろうか、おそらくバカ高校か超進学校かのどちらかだろう。前半で登場人物>>続きを読む

屍憶 SHIOKU(2015年製作の映画)

4.2

道で赤い封筒を拾うと死者と結婚する羽目になる冥婚の事は知っていたが実際の冥婚は法的な拘束力があるわけでもなく形式だけ、うちの娘のお骨あんたの家のお墓に入れてやってくれ的なもので冥婚した男性が他の生きて>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

4.5

面白かった、エクソシストがラッセル・クロウ、法王にフランコ・ネロというキャストがいい。「エクソシスト」のカラス神父がアレしなかったら…って感じのストーリーに最初頼りなかった相棒神父がどんどん頼もしくな>>続きを読む

フォーエヴァー・モーツアルト(1996年製作の映画)

4.2

レンタルDVDで発見できないので腹決めてブルーレイ買った。戯曲の上演のため内戦真っ只中のサラエボに向かった男女は捕虜になり銃撃戦に巻き込まれて死んでしまう、途中までサラエボへの旅に同行していた映画監督>>続きを読む

ダウン(2001年製作の映画)

4.5

オランダ映画「悪魔の密室」のハリウッドリメイクなんだけど、いい、ヤケクソみたいに金使ってホラーというより純粋に面白い映画作ろうっていう気概がいい。アメリカ映画なんだけと端々でいかにもヨーロッパの監督が>>続きを読む

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.0

以前ブックオフでDVDを見かけて次行ったら無いという口惜しい経験をして以来観たいと思っていた一本だったが配信で観られて良かった。いかにも面白そうでありながらちょっと食い足りない感じ、それでいてどんより>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

4.5

面白かった。いきなりママになる融通の利かないナードなヒロインと言葉巧みに年端もいかぬ幼女に取り行ってくAIロボの対比が子育てに正解なんて無いですと言ってるようだった。展開はもっとツイスト入れてくるかと>>続きを読む

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

4.2

これはヤバい、狭い田舎町で人種差別思想と個人の境遇と大義とジェンダーと子供じみた仕返しが空回りしてエスカレートする地獄絵図、一番意地が悪いなと思ったのがアジア人の家に乗り込んだグループの一人がピアノあ>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.8

面白かった、リアルな質感のCGも小ネタ満載の登場キャラも顔だけでかいピーチ姫も良かったが一番良かったのが緊張感を持続しながら邪魔をしないストーリー、妙なとこで引っかかったり変なとこで収束したりしないこ>>続きを読む

悪魔のエイリアン(1971年製作の映画)

4.1

夜やる事無いんで出張先のレオパレスでなんとなしに鑑賞、前作がシリアスでインパクト大だったので続編はコメディチックにしました、という悪魔のいけにえ方式を導入した今作、なんとも気の抜けたような会話からいつ>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

4.2

「スタンダール・シンドローム」以降のどっかギラギラが抜けた感じなんだろな〜、と思いつつ映画館で観た。主演のイレニア・パストレッリは顔は少々クセ強めだが首から下はマネキンみたいなパーフェクトボディで高級>>続きを読む

フェノミナ インテグラルハード完全版(1985年製作の映画)

4.5

何度も何度も観たフェノミナ、4Kレストアとの事だがそんな画質変わってるかな?って感じだった、フェノミナはもうネガが無いって昔聞いた事あるけどプリントを修復したのかしら。セリフが基本英語だけどところどこ>>続きを読む

カルメンという名の女(1983年製作の映画)

4.3

急に観たくなって35年ぶりくらいに鑑賞。以前VHSで観た映像とは比べ物にならないくらいピカピカの画質と無くなったぼかし(劇場公開版ではシャワールームで性行為に及ぼうとするシーンに大きなぼかしが入りお詫>>続きを読む