伊坂幸太郎『マリアビートル』は既読ですが、原作とは全くの別もの。
ツッコミどころ満載というか、ツッコミどころしかなかったというか。
んなわけないでしょ!と呆れつつも2時間の目まぐるしい列車の旅、ドタバ>>続きを読む
スティーヴン・ホーキング博士の半生を、妻だったジェーンの自伝をもとに描いた本作。
おおよその物語を知っていただけに観るのを後回しにしてしまっていたが、とても見応えのある作品だった。
二人が恋に落ち、こ>>続きを読む
神木くんにガッキーとキャスト目当てに鑑賞。
前評判を小耳に挟み、正直全く期待してなかっただけに、子供も楽しめる作品として意外と良かったなという印象を持ちました。
出てくるゴーストは妖怪系からドラゴン>>続きを読む
ジェニファー目当てで。
ベン・スティラーにちょっとお下品な方面の笑い満載な感じ。『メリーに首ったけ』を彷彿とさせるようなスタート。
過剰なギャグネタにかなり辟易しながらもジェンは可愛いし、一周まわって>>続きを読む
英語での原題は『A Faithful Man』
『ある誠実な男』というタイトルで東京国際映画祭で上映された作品。
『パリの恋人たち』よりも原題のままの方がしっくりくる内容でした。
恋人のマリアンヌか>>続きを読む
ニコラス・スパークスの原作を『シャイン』の監督が映像化。
出演はザック・エフロン、テイラー・シリングなど。
前半はストーリーの展開もとてもゆっくりと丁寧な感じで良かったのだけれど、後半の展開がかなり>>続きを読む
アラン・レネ監督作品。
きっかけは澁澤龍彦が文章を、野中ユリが挿画を担当した『狂王』というとても美しい本を手に取ったのがきっかけ。ルートヴィヒ二世を描いた本の中でこちらの映画の舞台になったお城が出て>>続きを読む
ニコラス・スパークス原作の小説を映画化。『ショコラ』や『ギルバート・グレイプ』のラッセ・ハルストレム監督作品。『親愛なる君へ』と同じ組み合わせですね。
ある港町に故あって逃げてきたケイティ。妻を失っ>>続きを読む
ニコラス・スパークス原作の小説をラッセ・ハルストレム監督が映像化。
チャニング・テイタム演じる軍人ジョンと、アマンダ・セイフライド演じる学生のサヴァナは夏の休暇中に出会って恋に落ちる。仕事のために離>>続きを読む
ギャスパー・ウリエルとレア・セドゥ、そしてサンローランのファッション目当てに。
映像はとても美しくまさに眼福。
ストーリーは終始サンローランの心の中を這い回る不安定な幻影に惑わされっぱなし。ある程>>続きを読む
脚本は『そんな彼なら捨てちゃえば?』『君への誓い』『アイ・フィール・プリティ!』のアビーとマークのコンビ作品。
原題は『How to be single』
仕事や恋に邁進し失敗を繰り返しつつ自分見>>続きを読む
ずっと疎遠にしていた家族にもうじき死ぬことを伝えられますか
余命いくばくもないことを伝えに来たのに家族はここぞとばかりに愛をぶつけてくる。ときに傷つけてしまう形で…
一瞬一瞬が、胸をえぐられるよう>>続きを読む
「心の底から信じるようになったの。強く望めば夢が叶うとね」
外見にコンプレックスを抱えていたレネー。
そのコンプレックスが思い込みという「魔法」によって取り払われたことによる弾けっぷりが凄まじい。>>続きを読む
珈琲を少し丁寧に入れて、タバコの代わりに粒チョコ片手に鑑賞しました。
ジム・ジャームッシュ監督。
豪華キャストが本人役を「演じて」いる今作品。
登場するのはカフェ、コーヒー、煙草、そして会話。
まさ>>続きを読む
個人的にとても好みの作品でした。
『きっと、星のせいじゃない』のジョシュ・ブーン監督のデビュー作とのこと。
原題は『Stuck in Love』
可愛らしい邦題になっていますが、離婚した妻を待ち続>>続きを読む
何だか気づけば癖になる、そんなキャラクター達。昔のパートナー達も出演してくれたりのサプライズ。
事件や依頼は深刻で重い内容なのだけれど、それをむず痒いギャグなどで和らげつつ楽しませてもらいました。
杉>>続きを読む
監督の新作が気になったのでまずはこちらを。
舞台はヘルシンキ。
セリフと物音のみがモノクロの映像に静かにのせられて。
大事な試合を控えているのに恋に落ちちゃったボクサー、オリ・マキのお話。
言葉数>>続きを読む
シリーズが進むごとにハリポタのようにダークさが増していく。動物たち(とジェイコブ)にほっこりさせられるのも束の間。魔法戦というより精神的な闘いであり心がざわざわし続けました。ダンブルドアやクリーデンス>>続きを読む
「もういない人に会うには自分が生きているしかないんじゃないでしょうか」
無駄な音のない静かな作品だった。シイノのマリコへの届かない叫びばかりが響き渡っていた。
マリコはもうとっくに壊れていたのかな>>続きを読む
『フランシス・ハ』のグレタが監督を務めた作品。
冒頭ではちょっと尖った青春ものかと思って見始めたけれど、後半からの追い上げが凄かった。彼女の精神的な幼さから大人への一歩の描き方が痛々しくもリアルでひ>>続きを読む
「戻ってきて」
WOWOWのドラマ版を観て良かったので。
保護司としての有村架純のゆったりとした佇まいから漂う、ここに帰ってきていいんだという安心感がすごい。彼女自身、脆いところもあって、何度も挫>>続きを読む
「変人の真髄を作品で見せてやる」
へレーネ・クレラー=ミュラー。
作品のみならず、ゴッホの書簡から彼の人生や人柄にも魅了された彼女。
彼女のおかげで今の私たちはゴッホの作品を目にすることができている>>続きを読む
「勇気と優しさを忘れないで」
母の遺してくれた言葉は宝物。
リリー演じるシンデレラの青いドレスが眩しいほどに美しく眼福。
ケイトの継母役は堂に入っていて流石といった感じ。
ヘレナらしい愛嬌満載のフ>>続きを読む
売り子の女性達と客とのエピソードがメインなのかと思っていたけれど、女性店員達のそれぞれの人生にしっかり踏み込んだお話。期待以上にとても良かったです。
原題は『Ladies in Black』
シドニ>>続きを読む
「人生で成し遂げた一番重要なことは悲しみをあとから助けにできたこと、そして無条件に愛せたこと」
オードリー・ヘプバーンのドキュメンタリー。
作品を観たり、写真展にも行ったりしていて大好きな女優さんだ>>続きを読む
総集編と外伝のみ鑑賞済みでしたが、冒頭からラストへの期待と不安で涙が止まらず。
長かった苦しみ悲しみ。
愛していると伝えることの難しさと大切さを教えてくれる作品でした。
映像の美しさも格別ですね。
ウェス・アンダーソン好きにはたまらない作品。何も考えずひたすらシュールな洒落た世界を堪能できる喜び。
編集長追悼号の記事を冒頭から最後までたっぷりご紹介。
大義も名文も、意味深長な台詞も感動も明解さ>>続きを読む
「考えるな。行動しろ」
まさかこんなに年月を経て再びマーヴェリックの飛ぶ姿を見る日が来るとは!
あのテーマ曲が流れるだけで気持ちが高まる!
やんちゃだった若き日のトムの面影も残しつつ、本人も役柄も>>続きを読む
原作既読。
とても濃厚で重い空気が漂うこの作品の映像化ということで、キャスト的にも楽しみでした。
原作ではとても細かく描写されている心の中の部分を、少なめの台詞で見事に演じきっていた映像の中の登場人物>>続きを読む
「人生は苦労そのものよ」
イタリアの美しい景色をバックに、ジュリエットの家に届いた手紙の差出人らと共に50年前の恋人を探す手伝いをするというロマンティックな物語。
恋人と旅行に来たのに置いてけぼり>>続きを読む
胸高まるオープニング!
過去の映像やエピソードに現在のインタビューと見応えぎっしり。
1作目はこんなにも幼かったかのかと驚いたけれど、それだけ長い間、物語の役の彼らと、役者としての彼らの成長の舞台だっ>>続きを読む
アートにまつわる洒落た物語なのかと思って観始めたけれど、ツッコミどころ満載なドタバタコメディ。
いけてないコリン・ファースももちろん良いけれど、キャメロン・ディアスのテキサスロデオガールはなんともハマ>>続きを読む
「僕らの問題が全て解決するような、いい言葉をかけたかったのに忘れてしまった」
「残念ね」
子供を失い、うまくいかなくなった夫婦の物語を夫と妻それぞれの視点から描いた作品の夫側の視点。妻エリナー編を観>>続きを読む
「あの子の顔を忘れちゃった」
子供を失い、うまくいかなくなった夫婦の物語を夫と妻それぞれの視点から描いた作品の妻側の視点。妻エリナー編を観てから夫コナー編を鑑賞。
悲しみのあまり心が病んでしまい、>>続きを読む
「かしこみかしこみ 謹んでお返し申す」
映像や音楽の素晴らしさは言わずもがな溜息が出るほど。登場するキャラクターも声優さんも、すべてが素晴らしかった。今までの作品と比べると、よりシンプルかつダイレク>>続きを読む