ネブュラーさんの映画レビュー・感想・評価

ネブュラー

ネブュラー

映画(235)
ドラマ(4)

呪怨(1999年製作の映画)

3.8

不気味。。逆エクソシスト的伽倻子の階段降りが迫りくる狂気、恐怖を体現している。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

人と人との結び目は、血ではなく感情的、精神的なつながり。
ジョジョのイマジナリーフレンドであるヒトラーくんが居合わせることはないであろう状況をを作り出し、コメディとして上質。
関係の深さを表すために、
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

4.3

火星人侵略という大義名分のもと、ティムバートンが豪華キャストと世界をめちゃくちゃにしたいだけの映画。首だけピアースブロスナン、サラジェシカパーカーの愛のささやきは、映画史に残るほどのくだらなさだろう。

シライサン(2020年製作の映画)

3.5

360度イヤホンシステムなるものがあるのか。。
ダウンロードしてから、鑑賞すればよかった。
イットフォローズにダルマさんが転んだ要素を取り入れたような設定は面白いのだが、視覚的に怖くねぇ。。
そして、
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.4

プロファイリング、メディアの煽動の危うさ。劇中でも語られるように、こんな適当なことやってたら、全員が我関せずの世界になってしまう。事実として、1人の人生だけでなく、関わる人間の人生さえ狂わしてしまうと>>続きを読む

武士道残酷物語(1963年製作の映画)

4.4

染み付いた社畜DNA。
侍の命は侍の命ならず精神がもたらす生き地獄。幸せな瞬間は30秒にも満たないのではないかと思うほど、不幸せ要素で埋め尽くされている。それほど、飯倉家の歴史は残酷そのもの。昭和に至
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そして父になる(2013年製作の映画)

5.0

残酷なほどに、人間は環境や時間に適応することができる。
でも、同じ時間、場所で共有した6年はそう簡単には埋められない。血がどうとか大切なんだけど、人間は思考する生き物だからこそ、同じ時間で何を感じたか
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.4

まだ若い。ただモラトリアムに限界もある。その境目に立つフランシスの焦燥感から生まれる空回り具合がなんともチャーミングで、愛おしい。フランシスには、ポジティブに人生を味わう才能がある。羨ましく、モノクロ>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.8

試される大地。ウインドリバー。
残酷なまでに自然界さながら、弱肉強食が適用されてしまう山脈にある地域で、否が応でも生き抜かなければ死が待つのみの状況の中で、目の当たりにする女性死体は残念ながら大変に珍
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

4.0

ギブアンドテイクを超える信頼が〜という話。
吉高由里子の改心が遅すぎる〜割に、均等分もらうのかい!藤原竜也と香川照之のタッグは熱かったですが。
藤原竜也の打ち上げのリミット外れてる感じはなんか嬉しい〜
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なぜループするのか、最大の謎が明かされぬままエンディングを迎えてしまったので、ループものというジャンルをなぞってみましたということは理解できるものの、物語の着地としては??が残る。
次作で触れられるよ
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

Gがすごい。
観てるだけなのに、Gがすごい。
何度歯を食いしばったことか。
こっちは24時間縛られているわけではないんだけど、一緒に耐久戦するか気分で、身体を斜めにしながら、何かに耐えていた。
IMA
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

4.0

キンキンに冷えてやがるぜ。。!!
お馴染みになりましたカイジの名言は山ほどあれど、このセリフと描写はまじでビール飲みたくなる。
ストーリーが面白いのはカイジだからなんだけど、藤原竜也、香川照之だからこ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

5.0

我慢できず、北米版。
白日に晒され続ける狂気という名の儀式。90年に1度の夏至祭に、外部者が呑み込まれていく顛末が描かれる。この陽が落ちない明るみの中で晒され続ける狂気、恐怖、羞恥、生、死。好奇心や快
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

4.0

名もなき英雄である不幸せ。
文革終結、隣人に英雄を重ね合わせ、模範的であることを強いられる時代。または、英雄になることを望む者もいる。
英雄が青春を謳歌することは時代が許さない。時代の思想に染まる人々
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ピラニア 3D(2010年製作の映画)

4.6

おっぱいがピラニアを食いかけていたが、やっぱりピラニアがおっぱいを食っちゃうんですね!!
工夫の限りを尽くしたゴア描写につぐゴア描写。タイタニック、蜘蛛の糸、濡れTシャツ祭り!男根は口に合わないピラニ
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

4.2

ゴールデンタマデミー賞、ベストガイ部門受賞のミカエルニクヴィストの遺作の一つ。
多くは語らない。しかし、部下からの信頼が見て取れるまさにナイスガイでした。
潜水艦の密閉空間の恐ろしさ。グラス艦長(バト
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豚小屋(1969年製作の映画)

3.8

カニバリズム、獣姦。違う時間軸で行われるこれらの行為はいつの時代も道徳観から許容されるものではない。純粋な欲望は、曖昧な良心や恥辱から社会的になきものにされ、肉体的に同様の純然たる生き物の糧となるため>>続きを読む

裸のランチ(1991年製作の映画)

5.0

作中から言葉を借りるなら、映画的ハイな体験ができる映画。
クローネンバーグの世界観に、こちらも幻覚を見ているのかと思うほどに視覚的快楽を伴った作品。ムジャハディンから出る突起物、クラークノヴァの造形、
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

4.4

さまざまな幸せの価値があり、働き方から家族の在り方まで幅広い考え方が許容される時代においても、規則にがんじがらめにさせられ、在りたい姿に目をつむり、在らなければいけない姿を全うする人間ももちろん多く存>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

-

この映画は、寅さんを懐かしむ懐古装置だ。好き嫌いの話だが、本作自体は愛すべき作品にはならないと感じてしまう。
倍賞千恵子、前田吟がさくら、ひろし役でリアルタイムで観れる幸せ、寅さんをまたスクリーンで観
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

あいつ、透明になれるんだ。
やるじゃん、お前。
ピーターパーカーの父性炸裂。
映像体験の新境地。
ヒーローとしての自覚、すなわち大いなる責任の自覚をもちはじめる男、スパイダーマン然とした物語に熱くなり
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ハロウィン(2018年製作の映画)

4.0

不死身のマイケルがさらに強くなった!?
ゴア描写もしっかりあり、よりマイケルの冷徹、残虐さ、そして恐ろしさを感じ取れる立ち回り。音楽もジョンカーペンターのやつ!
リンダハミルトン然り強いあばあちゃん、
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.2

一つの部屋で陪審員12人のおっさんが汗だくになりながら、唾を飛ばしながら議論するお話。
有罪にするためには、明確な証拠が必要だ。
その穴をあくまで憶測だが、埋めていく熱い議論は不思議に飽きなかったな。
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「レインマン」では兄弟の繋がりを見出すことができた。
この兄妹は、最後まで繋がりを見つけ出すことができなかった切ない兄妹の話。生活のために、障碍を持つ妹に売春をさせるというなかなかエグく、触れることが
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マーターズ(2007年製作の映画)

4.3

パスカルロジェは、なぜこんなに女性を痛めつけるのか?
よくわからないものを食わされ、グーパンでボコられ、この監督のドSぶりに唖然。
実験をここまでされた挙句、殉教という名のよく分からない境地に達するこ
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.8

自ら動かないと何も変わらない。
そういう教訓を映画を通して、改めて感じる。だからこそ、最後の賞は彼だけでなく、むしろ自ら行動を起こし続けた周りの友人たちに与えるべきとも感じる。
各々の抱える葛藤・問題
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.3

2019年最後は、恐ろしい映画。
久しぶりのヘレディタリー。
映画館では、半分目を隠していたが今回は見開いた状態で観賞することに成功。
去年より大人になったのか。。
と言いながらサスペリアもそうだが、
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

4.0

おもちゃ界のフレディ。
下衆で、殺し文句がファニー。
チャッキーの容赦のなさは素晴らしい。

ということで、2019年ベストムービーです。
①僕たちは希望という名の列車に乗った
②ジョーカー
③ワンス
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

4.8

この3時間半最高なんだけど、やはり興行的には難しい時間だね。。
ということで、ネトフリの出番です。
ネットフリックスオリジナルコンテンツの強さが圧倒的に見えてしまうくらい、今年も豊作。
スコセッシ、ロ
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

5.0

社会保障制度の矛盾に板挟みになり、生活、人間の尊厳さえもずたぼろにされながらも、「I,Daniel Blake」と叫ぶ。自らを誇りに思うからこそ、また誰かにとっての誇らしいダニエルブレイクだからこそ。>>続きを読む

ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ(1997年製作の映画)

4.5

パラサイトでも言ったが、またもやストーリーテラーたちの話。
ストーリーを語ることの一つの側面を描き出し、根も葉もない嘘が事実をねじ曲げることもあるということに、物語の力の危うさを感じる。
溢れた情報に
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

4.8

終盤までは、正直細々した小さい人間たちのUFOを巡るお話なんだけど、ラストにかけての未知との遭遇シーンには、底知れない感動が待っている。
スピルバーグの頭の中の宇宙を覗いているようだ。溜めて溜めて一気
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

家族全員がストーリーテラー。
ポンジュノの脚本の一部が、彼ら家族の計画であり、家族4人にポンジュノが憑依してるように、各々が裕福家族内でのキャラクターを構築し、時に計画的に無計画にその場その場を凌ぐさ
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