家の前の雪をかこう。
また積もる。
家の前の雪をかこう。
また積もる。
人生とは進んでいく時間と過ごすこと。
上手く過ごせればきっと幸せだ。
だが人生とはそんなに簡単じゃない。
誰もが、どこかで悲>>続きを読む
自分だったらどうするか。
この映画は絶対的にメルギブが撮りたかった題材なんだろうなーと個人的には思ったりする。
敬虔なキリシタンであるメルギブソン。
本作のデズモンドもそうで、結果的に彼の信念が多>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュテインの世界。
ラストの六本目は『話の話』
あぁ、これがノルシュテインの"ノスタルジア"か。
ノルシュテインの幼き日の思い出と、詩のように浮かび上がる情景。
集大成とも言え>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュテインの世界。
五本目は『霧の中のハリネズミ』
子グマくんの家へ向かうために、ハリネズミくんは霧のなかの森を通り抜けなければいけない。
本作は霧につつまれた森という恐怖心>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュテインの世界。
四本目は『アオサギとツル』
日本の浮世絵と水墨画が参考にされ、今までの作風とは少し変わってる。
恋愛とは繊細で、美しく、めんどくさいのだ。
こうやってみる>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュテインの世界。
三本目は『キツネとウサギ』
前二作とは作風が変わり、民話からの子ども向け作品。
ウサギくんの家が、キツネさんに乗っ取られることで巻き起こるどたばた劇。
喜>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュテインの世界。
二本目は『ケルジェネツの戦い』
中世のフレスコ画が命を吹き込まれる。
前作との違いは、戦いと平和を描いている部分。
前作は戦うことで、新たな可能性を導き出>>続きを読む
【特集】ユーリーノルシュティンの世界。
一本目は『25日・最初の日』
「まさに最も輝かしい25日最初の日が浮上する。」
1917年10月25日(旧暦)の十月革命がモチーフとなった本作。
赤が灰色>>続きを読む
トムは思った。
本作はトリアーによる小説と言っても過言じゃない。かなり実験的な映画。
"ドッグヴィル"という町には、建物や風景は存在しない。
あるのは人の存在と、床に書かれた町の説明(建物の単語)>>続きを読む
ばかでかい赤い3枚の看板。
迷ったやつかボンクラしか通らない道なのに。
本作を観たときに感じた。
この映画をどう観ればいいかわからなくなった。
自分は怒りに身を任せた行動なんて滅多にしない。
自分>>続きを読む
真夜中映画(ミッドナイトムービー)は、現在の映画界に多大な影響を与えた。
『エル・トポ』
『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』
『ピンク・フラミンゴ』
『ハーダー・ゼイ・カム』
『ロッキー・ホラ>>続きを読む
現実とはどこに存在するのか。
意味のある瞬間が全て無となり、意味のない瞬間が全て現実になる。
カメラを通して見る虚像と、目で見る現実。
60年代イギリスの輝かしき"スウィンギングロンドン"と、芸>>続きを読む
あなたにはわからない。
"ショートターム12"は、家庭に問題がある少年少女を一時的に保護する施設。
拠り所であるはずの家庭から弾かれ、居場所を無くす子供たち。
心に抱えた闇は、奥深くに潜り込む。>>続きを読む
ホドロフスキーは映画を芸術と捉える。
映画とは芸術であり、そんなもので金を儲けるつもりもない。
評価されるのは興業が良いか悪いかで、賞を受賞しているかしていないかだ。
映画の本来の良さとは。
映画>>続きを読む
『カントリーロード
私を故郷へ連れていって
私の居るべき場所へ
ウエストバージニアの母なる山へ
私を連れていっておくれ
カントリーロード』
前作よりも面白いと感じた人はたぶん少数派?
僕はこっちの>>続きを読む
桜の花言葉は?
移民の少年と靴磨きの男との出会い。
彼らが過ごすル・アーヴルの街。
第二次世界大戦で大規模な被害を受け、焼け野原となった地。
しかしその状態から"奇跡"とも呼べる復興を遂げ、今では>>続きを読む
第二次世界大戦は、ドイツの敗北をもって終焉を迎えた。
だがドイツは、いやヒトラーは、忘れものでは済まされない大きな罪を残していった。
戦争は何を残していった?
怒りか。
悲しみか。
憎しみか。
喜>>続きを読む
自分らしく生きるとは?
2017年アカデミー賞作品賞受賞。
授賞式ではゴタゴタがありながら、LGBT作品としてのアカデミー受賞は初。
一人の少年が大人になるまで。
本作は現代社会の問題である様々>>続きを読む
なるほど、わからん。
漫画『ねこぢるうどん』の映画化。
作者は31歳の若さで自殺。
本作は作者の死後に制作されたもので、原作の直接的な映画化ではない。
たった30分ほどの短編(中編?)ではあるが>>続きを読む
マフィアの一瞬の輝きと一生の転落。
初見のときは、正直そんなにだと思った。
長いし、主人公魅力あんまないしとか。
だが再び観ると面白く感じる。なんだろうなこの感覚。
マフィアは縄張り意識が強く、>>続きを読む
「君を有名にしてやるよ。」
なるほど。最初に感じた違和感はこれか。
白木蓮吾。
彼は突然の死を遂げた。
河田大貴。
彼は蓮吾によって一躍有名人になった。
突然の死を遂げた白木蓮吾。
彼の親友であ>>続きを読む
"メランコリア"とは憂鬱、鬱という意味。
本作では、地球に接近する惑星の名前が"メランコリア"と呼ばれる。
監督のラースフォントリアーが実際に鬱になっていたときに、セラピストから言われた言葉でこの>>続きを読む
『友情・努力・勝利』
これぞジャンプ。
これぞ青春。
熱い、熱い。すげぇド直球。
熱すぎて少しこっちが恥ずかしくなる。笑
マンガの実写化のため、たぶん原作ファンは物足りないだろうと思う。
でも僕は>>続きを読む
世界の救済。
郷愁。
1+1=1
世界の救済を説く男。
主人公は余命わずかなアンドレイ。
本作の主人公であるアンドレイは、おそらく監督のタルコフスキー自身の投影。
何度もロシアへの思いやイタリアに>>続きを読む
『ゆれる』
何がゆれた?
あの吊り橋か。
兄の真実か。
僕の心か。
母の死で実家に戻った猛。
そこには、実家のガソリンスタンドを継いだ兄の稔と父の姿があった。
子供の頃によく行った渓谷に行こうと誘>>続きを読む
不謹慎だって?不謹慎だからいいんだろ。
最近のスパイ映画は暗すぎるよ。
近年のリアルさを求めたスパイ映画とは対照的なあり得なさ。
多少オールドな作風でありながら、新しい風が吹き込む。
僕が気に入っ>>続きを読む
「しょーもな。」
「アホちゃう。」
川辺で高校生二人組がダベるだけ。
瀬戸と内海。
対照的な二人の日常会話。
起承転結はなく、これといったオチもない。でも面白い。
独特な間とか言葉のセンスとか、こ>>続きを読む
「ゲームオーバー。」
遂に本作で幕を閉じる『saw』。
多くのトラウマを観客に与えながら、謎が謎を呼ぶストーリーと、複雑に絡み合った人物たち。
そして最後に待ち受ける衝撃。
やっと終わりかという気>>続きを読む
「やぁ、ウィリアム。また会うとは思わなかっただろう。」
おぉ…見事に復活したな。
4、5での低空飛行が、本作でようやく上昇気流に乗り始めた。
シリーズでも2番目に好き。
4と5では過去作の裏話>>続きを読む
「やぁ、ストラム捜査官。選択は君次第だ。」
そうだよ、これが『saw』だよ。
前作よりは個人的にはいいね。前作よりは!
メインのゲームが2の頃のような感じがあって好きだ。
本作は1~4までの過去>>続きを読む
『良い映画には二種類しかない。内容が素晴らしいか、撮り方が素晴らしいかだ。』
キューブリック作品には今までいくつか触れている。
とにかく画作りにこだわることで知られているが、本作ほどその異質さや美>>続きを読む
「やぁ、リッグ。ゲームをしよう。」
ほれ観ろ。微妙になってしまったじゃないか。
前作からの嫌な予感が的中だ。
本作は執念を捨てろというのがゲームのテーマ。
このテーマがよくわからない。
SWAT>>続きを読む
「ただいま。」
そんな言葉を言えないまま、僕は12年ぶりに家族の元へ向かう。
賛否両論の本作。
"家族"という問題。
空白の12年間。
ルイは自らの死を伝えに来た。
あの時止まっていた家族の時間は>>続きを読む
『ねえ、君。ねえ、君。
寂しく年老いていく君。
僕のことがわかるかい。』
自分勝手な両親と、その両親に翻弄される子どもたち。
子どもの問題は親の問題。
この作品は、崩壊しかかっている家族がどうに>>続きを読む
「やぁ、ジェフ。ゲームをしよう。」
シリーズを見直そうと思い借りた本作。
なんかもうめんどくさくなってきた。笑
と言いながら普通に面白いという。
なんか2までしか面白くないとか思ってたけど、普通に>>続きを読む
空前絶後二十一世紀最高傑作。
人間が神になる惑星アルカナル。
地球から800年ほど遅れてルネサンスを迎えた。
だがこの惑星を見て、誰もルネサンスが訪れているとは思わないだろう。
地球からは30人も>>続きを読む