ハイボールさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

サンドラの小さな家(2020年製作の映画)

4.0

母は強し。
観終わってから「herself」という原題がより強く響く。

21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.2

面白かった!!
キャストで若干バレてるよなぁとは思ったけど、それは一旦置いといて…。最後までドキドキしながら観れた。ドラマ「相棒」が好きな方にはオススメ。
なんと言ってもチャドウィック・ボーズマンがカ
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レクイエム・フォー・ドリーム(2000年製作の映画)

3.3

おクスリ、ダメゼッタイ。誰も幸せにならないもん。
母親は本当にクスリって知らなかったのかな。幸せになりたかっただけだろうに末路が本当に悲惨で…見てられない。
後味が大変悪いので映像や音楽のセンスはすご
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.3

ゾンビを制する者が生き延びる…地獄の沙汰もゾンビ次第。このシリーズのゾンビは動きがめちゃくちゃ早くて見てるこっちまで焦るけど、その特性を活かして無双してくところとかはスカッとする。
ゾンビものを観る度
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.0

ストレンジャー・シングスのウィル役、ノア・シュナップ主演。
宗教観の違いから板挟みになってしまう姿は辛かった。両親や祖父母が子供に気を使わせるんじゃないよ。ノアくんの困った表情を見てると本当に悲しくな
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愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

涙が止まらなくなった。この世から銃なんてなくなればいいのに。

浅田家!(2020年製作の映画)

4.0

家族の関係性がすごく良い。「それでもいいなら好きにしなさい」と注意をしつつも息子がやる事を決して否定しないの。
政志が撮る写真は作り物じゃないあたたかさがあってみんな笑顔が自然。写真には撮る人の人柄も
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BLUE/ブルー(2021年製作の映画)

4.2

思いがけず良作に出逢えた。
松山ケンイチ、東出昌大もそれぞれ良かったけど、印象的だったのは柄本時生。やってる風を目指してボクシングを始めるボヤッとした感じの青年を演じてたんだけど、演じてる感がなくすご
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

最近観た中ではベスト級の胸糞悪さ。
親が知らないところで犯罪にあってしまう恐怖。直視できないシーンが多々あった。
知らない人とも簡単に繋がることは正しく使えば楽しいものだけどそうじゃない面も持ち合わせ
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生きちゃった(2020年製作の映画)

3.6

観たかった作品だけど終始辛かった。きつい。
でも嫌いじゃなかった。
愛の描き方ってひとつじゃない。
「生きちゃった」って言葉、色んな意味にとれるよ。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

4.0

見なきゃ良かった30分、でも目をそらしてはいけない30分。この短尺でこんなに考えさせられるとは。

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.0

頭をからっぽにして観た方が楽しめると思う。
繰り返される日の時間を無駄にしてエンジョイしたい気持ち、めっちゃわかる。私もやりてぇよ(笑)
そんな二人が大切なことに気付いてくれて良かったよね。散りばめら
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

序盤から胸くそ悪いシーンがありつつも、ああお互い気になっちゃってるんだね!と恋愛展開。かと思いきや…。獅子の子が谷底に落とされるがごとくズーンと突き落とされました。そんな映画。
もう、尾崎(妹)役の清
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.6

仲間との時間はかけがえないもの。そんなにすぐに忘れられるもんじゃない。
冒頭から怒涛のバカ話、シリアスになりそう…なのにならない。そうはしたくないんだよね。大切な仲間を思い出のままにしたくない気持ちは
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街の上で(2019年製作の映画)

4.5

劇場でめちゃくちゃ笑った。こんなに笑う映画だと思わなかった。会話のやりとりや間、画面からの空気感が全部面白い。みんな普通に暮らしてるだけなのにね。こういうおかしさって人が生きていく上で大事なのかもな。>>続きを読む

ブルックリンの片隅で(2017年製作の映画)

4.0

「マティアス&マキシム」を観て気になっていたハリス・ディキンソン主演作。
自分が何者なのか…本当の自分に気付いた時の衝撃ととまどいは計り知れない。ずっと打ち明けられず一人悩んでたんだろう。
ラストの花
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CUBE(1997年製作の映画)

3.3

密室不条理サスペンスの名作だけど観たことなかったので、日本リメイクの予習で観た。
極限状態の人間模様が凄まじい。BGMも少ないから息づかいが良く聞こえて自分もその場にいるような緊迫感だった。
あるある
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

原作既読。
公開が1年延期になったのでずっと待ってました。
「大泉洋当て書き」という通り、速水は大泉洋にしかできないね。口が上手くて顔が面白い(ごめんなさい)、三枚目に見えるけど、時にすごくかっこよく
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

原作はすぐ読んでしまったぐらい痛快だったので楽しみにしてた。池井戸潤作品✕TBSの作り出す世界は好きなので純粋に面白かった。ただそれが逆に違うドラマの役柄に見えちゃったりしたのはマイナスかな…。え?殿>>続きを読む

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

フランシス・マクドーマンドがあまりに自然体すぎたし、実際にノマドと呼ばれる方達が出ているためかドキュメンタリーを見ているような作品だった。
主人公は夫や職を失い、キャンピングカーで移動しながら日雇いの
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.3

普通って言葉は普通に使うけど普通って何なんだ?普通って難しい…。つーか、「普通」って言う人は本当に「普通」なの?
本作はそんじょそこらのラブコメじゃなかった。
成田凌と清原果耶のやり取りは内容は噛み合
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フィッシュマンの涙(2015年製作の映画)

3.6

すっごく皮肉が効いていた。
自分を上げるために他人をダシにするとかこういうのって現実にもあるよね。ああなんて人間って欲深い生き物なんだろう。
観る人を選ぶ作品かもしれないけど、笑いの中にドス黒いものが
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

3.5

おおお、なんだこりゃ、なんだこりゃ…。
外は危険だと教えられている為、いい歳になっても家の中で過ごす子どもたち。変な言葉を覚えて外に興味がわかないように正しい単語の意味を教えないという徹底ぶり。息子の
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ラーヤと龍の王国(2020年製作の映画)

4.8

想像してた以上の良作でした。
ディズニー作品って「ヴィラン一人が全部悪い」っていうような描かれ方で、そいつ倒して皆ハッピーみたいなのが多かったんだけど、昨年の「2分の1の魔法」から悪役の描き方が変わっ
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ミナリ(2020年製作の映画)

4.2

ウォーキング・デッドのグレン役、スティーヴン・ユァン主演とのことで気になってた作品。
夫は家族のためにと移住するけど、妻の顔がずっと暗い。夢と現実は違う。家族だからって全部理解できるわけじゃないよね。
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詩人の恋(2017年製作の映画)

4.1

胸が苦しくてつらくなる。
ヤン・イクチュンはハマり役。ぬぼっとしてるようで秘めたものは熱く、彼のことを想うときの目が少年のようにキラキラしていたり父親のようだったりする。
ドーナツを嬉しそうに頬張る姿
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日々は、うたかたに(2021年製作の映画)

3.6

ズシンとくる作品だった。
アリくんが可愛いからますますツライ。
あとゴンジはマジで良い奴。

サイトレス(2020年製作の映画)

2.6

見えない世界で何を信じたらいいのかわからない恐怖の見せ方は好きだったしドキドキした。でも展開が読めてしまった…ああやっぱりオメェが犯人か。
個人的にはそんなに怖くなかったものの、音でびっくりさせる系の
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

すごく怖かった。
時間の見せ方が上手くてどうなるのかわからないからずっとハラハラしてたよ。この脚本書いた人、マジで容赦ないよね…。
ちゃんと終わりまで観てくださいね。

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.3

終わっちゃったな。本当に終わっちゃうんだな。
うまく言葉にできないけれど良い終わり方だった。
テレビシリーズ最終回から四半世紀も楽しませてくださりありがとうございました。
庵野監督、本当にありがとうご
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ビバリウム(2019年製作の映画)

2.9

わー…気持ち悪さ満載で逃げ出したくなった。
いきなり逃げ場がないところに連れてこられたトムとジェマと同じくらい観てるこちらもメンタルやられます。
特にあの子供な。何あの子…。
初めのうちは同系色にそろ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.4

未曾有の災害で誰もが混乱している中で現場の作業員達がいなければもっと最悪なことが起こっていたと思うと恐怖でしかない。事故を美談にしてるなど色々言われてる本作だけど、これを美談として片付けられる方がどう>>続きを読む

赤い光点(2021年製作の映画)

3.0

見えない相手から狙われる恐怖。雪の怖さ。
でも一番怖いのは人間。気付いた時には遅いってこと。

パーフェクション(2018年製作の映画)

3.1

嘔吐、虫わちゃわちゃ等グロ注意です。
気持ち悪い話だし、みんなおかしいけどラストシーンはカッコよくてすごく好き。

いつくしみふかき(2019年製作の映画)

3.0

こんなに酷い父親を受け入れることってできるのかな。
だって、そのせいで何もしてない自分も村八分にあったようなものだし…私なら絶対に許せない。
進一が父親のことを嫌っているのに自分の境遇と重なるのか理解
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野球少女(2019年製作の映画)

3.5

才能はあるのに女子というだけでトライアウトも受けられない。男女関係なくチャンスはあるのに理不尽すぎる。若干出来すぎなストーリーだとは思いつつも、性別が違うが故の壁がまだまだあると感じた。
スインを演じ
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