akiyukiさんの映画レビュー・感想・評価

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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.4

人生の一周目が終わりそうな2人の物語。いろんなものにしっくりきてなくて、でもそれを諦めてる。それなのに食事もSEXもして、やってることは生命力に溢れてる。それはそれでやはりピースがはまっていない。世界>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.1

全編通しての緊張感。最初の数分で「そういう映画なのか」とわかってからは、カメラの動きや周りの風景とかを気にしつつ、でも話そのものの緊張感もすごい。主人公が安全地帯に一旦入ったときの安心感と、それでも油>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.2

こんなThe探偵もの、というルックスの映画というのはなかなか観たことないかも。ダニエル・クレイグたたずまいは人気ドラマシリーズがあるかのようなしっくり具合。後だしじゃんけんをせずに、言われたら確かにそ>>続きを読む

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーは、いかに現実に起きたいろんな意味で「いびつなシーン」を映像に収められるかだが、その意味ではこの作品も良くできている。籠池妻の謎なお菓子配布芸のなんというか「ヤバさ」はシーンとしても笑>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

公開時以来の2度目の観賞。各地を回る中でトラブルが起こる→なんとか乗り越えながら演奏をする、の繰り返しなんだけど、だからこそ、その中で2人の関係性が変わっていく様が鮮やかに描かれている。丁寧な積み重ね>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦中のナチスドイツを舞台にした話。コメディタッチの中でシームレスにシリアスなシーンが入ってくるのが、日常に突如入り込む戦争そのものを表現している。戦争が終わり、ビンタで目が覚めて、自由に踊>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.5

表情がいい。ラストのケンの決断前の表情が、いろんな感情にも見え、だからこそ、その後の決断が感動的になる。フォードが大企業の時代のアメリカ、そしてそこに生きるまさに当時の社会の空気が、現代から振り返ると>>続きを読む

ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.7

ラブドールをモチーフにしたラブストーリー。物語として伝えたいものに対してノイズになるほどの気持ち悪さが出かねないのだが、そこは俳優陣の演技と、撮影の質感で見せないようにしているのがうまかった。是枝監督>>続きを読む

ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋(2019年製作の映画)

3.9

ラブコメでありながら、バディものでもあるのが現代的。コメディだからこそのご都合主義とも言える飛躍したラストの展開も現代的な視点を作り手が持っているからこそで、非シリアスな方法で世界を変える主人公は作り>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.1

演奏シーンを観て「これ音楽になってないじゃん」というところから、「いや、これは(最初から)音楽だったんだ」と気づかせるパワーこそが音楽の衝動。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結婚の良さも確かに伝えているが、それでも結婚したくないな、と思ってしまう。それぞれの歌唱シーンは最高で、口喧嘩シーンが最悪(誉めてる)。

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

スパイものとして、罠をくぐりぬける際に過剰に煽らずテンポよく展開するのが心地よい。逆に溜めるシーンとの落差も効果的。

この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.0

追加されたシーンによりすずさんのひとりの大人としてのリアリティが増していた。だからこそ、現代とつながっているのだという実感もより強い。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

ポン・ジュノ作品の中ではかなり軽やか。メッセージ性もわかりやすく、大衆向けだが、ちょっとのどごしが良すぎるかも。