いしやまさんの映画レビュー・感想・評価

いしやま

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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.7

アベンジャーズエンドゲームと似てた。
これまでのヒーローにそれぞれ活躍の場があって、これまでの作品を知ってる人には胸熱展開的なやつ。
アベンジャーズと違って、今回は一応過去作も見てたけど、忘れてる部分
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

仕事を家に持ち帰ってするのは、かっこ悪い。まずは洗濯物を畳んでからにしよう。
家族になったら、何が変わるのだろう。

コンフィデンスマンJP プリンセス編(2020年製作の映画)

4.0

絶対にハッピーエンドと分かっているから、安心して見ていられる。ドラマを上手いこと引き伸ばして映画にしているなあ。

許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

苦しい。中盤あたりから何度も「まだ終わらんの?」と思った。

僕たちは映画のスクリーンから、神の視点で映像を見ている。だから主人公の少年、少年の両親、グループの少年たち、殺された子どもの両親、学校の子
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嘘八百(2017年製作の映画)

3.3

状況が後から後から分かっていく。それでもよく分からないところがあって、説明しすぎないところがいいのかな。
もっとコントに振り切った方が面白い。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

冒頭のシーンは伏線なのだろうけど、気分が悪い。暴力的だったからだけではなく、メッセージ性を持たせるため、取ってつけたような不自然さがあったからだと思う。マイノリティを描くのは難しい。
過去の思い出や繋
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.6

出てくる人間が多い。一人ひとりの物語を回収するだけで大変。細かくみたら色々あるかもしれないけど、無事着地して安心した。
ここから遡ってアベンジャーズ大会をする元気はないなあ。

ヒンディー・ミディアム(2017年製作の映画)

3.7

親の必死さに対して子どものシーンが少なく、本人置いてけぼり感がよく出ていた。
日本の受験戦争を思い浮かべてしまうが、それとは次元が異なるのだろう。日本の公立は非常にレベルが高い。

何よりも誠実さを重
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風をつかまえた少年(2019年製作の映画)

3.8

雨乞いからダイナモへ。
風車という技術の延長線上に大量生産・大量消費を想像してしまう。同じ技術によって木は切り倒され、彼らの生活が脅かされている。
生きるための知恵や技術は美しく、欲望を満たすための破
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.2

アベンジャーズ鑑賞三作目。
いや、終わり方よ。最後も見なあかんやつ。
そんなに知らないのに惹かれてしまいました。

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.0

アベンジャーズ鑑賞二作目。
順番ミスってる説。
アクションは見るの疲れるなあ。

がんになる前に知っておくこと(2018年製作の映画)

3.3

インタビューが続く。知識のためにもう一回見たい映画。
もう少し聞き手が良ければと思う気持ちと、本当の素人代表としてはリアルで良いのかなという思いがちょうど半々。

突然当事者になるのを想像するのは辛い
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.7

初めてアベンジャーズを見た。最初に見るやつじゃなかったかもしれない。
アクションに目を奪われる。でも見慣れていないからドキドキする。楽しかった分疲れた。
話の流れはベタベタなんだけど、それが良いのかな
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ビル・エヴァンス タイム・リメンバード(2015年製作の映画)

3.7

すごい人の名前がたくさん出てくる。もう亡くなってると思ってた人がインタビューで出てきて驚く。
ある程度知識があればニヤニヤできるが、知らないと楽しめないかもしれない。僕も最近のピアニスト、ベーシストは
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

なぜしてしまったのか。と詰め寄られても本人さえわからなくて、でも周りの人間は納得するための理由が欲しくて、問題を中心にぐるぐるする。
何度後悔しても繰り返す。未来が描けなくなっていく。
裏切り裏切られ
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さよならくちびる(2019年製作の映画)

3.6

三角形だけで話が進む。ずっと歌っていたから、終わった後もメロディが頭に流れたまま。ライブハウスいいなあ。
酒とタバコがあんまり似合ってなかった。バンドしてるからって不摂生しなくても。服のイメージはとて
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アラジン(2019年製作の映画)

4.2

いまどきアレンジのアラジン。
強い女性というメッセージを強く感じた。
ミュージカルシーンがやっぱり好き。ジャスミンめちゃくちゃ歌上手いし。
ジャファーと国王は原作とかなりイメージが変わってた。他はとて
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描きたい、が止まらない(2019年製作の映画)

3.7

アールブリュット推しの障害者アート。確かにすごい、実際に見てみたい。芸術家のプロ意識みたいなものを感じた。
めちゃくちゃ真面目で、素朴で、自立への圧力を大きく受けているのが見ていて少しモヤっとした。
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.1

ニヤニヤしてしまう青春物語だった。主人公のウブさがよい。親を見て育ち、乗り越えようともがく姿に自分を重ねる人は多いんじゃないかなあ。
過去の”未来派”の響きが懐かしく、リアルタイムを生きていなくても共
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.0

登場人物全員の気持ちに共感できて、全員ダメだなあと思える不思議な作品。あわよくばという思いや、尊敬、同一化、執着、どの言葉もピンとこない。そんな感情が描かれているのかな。
お互いに自分の姿を重ね合って
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道草(2018年製作の映画)

3.8

自分の芯に迫ることって言葉にするのがとっても難しい。舞台挨拶で質問したいことがあったのに、まとまる前に時間が終わってしまった。

映画に出てくる介助者は、決して匿名の誰かではなかった。黒子に徹すべきと
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.9

同じ人間だと認めさせたい人たちと、認めたくない人たちの対立に見えた。
白人至上主義に対抗するには、黒人至上主義を唱えるしかないのだろうか。作中で、映画の影響はとても大きいと言っていたけど、この映画はど
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

アイデア一本の映画。場面に大きな変化がないし、無言で緊迫感のあるシーンが多くて、実際より長く感じ疲労感も残った。
でも、その分物語の中に入り込めて、ひっくり返されるところも最後まで気づけなかった。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

ストレートに差別を描きつつ、小さなユーモアが散りばめられていてとても面白かった。
ピアノ弾くシーンはほぼ俳優の顔と手を同時に写していて指先も自然だったからどうやって撮っているのか気になる。
黒でも白で
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21世紀の女の子(2018年製作の映画)

3.6

14本連続は本当にエネルギーが必要。思い返すと各作品で印象的なシーンは出てくるものの、それぞれが違いすぎてイメージがごちゃまぜになる。オムニバス形式の面白さと恐ろしさ。
出てくる女の子たちがみんなかわ
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ペネロピ(2006年製作の映画)

3.8

ポスターが綺麗。ペネロピの衣装が可愛い。
後半の解決の勢いに若干置いていかれたけど、優しい気持ちで終われる映画。
母の描写が分かるようで分からない。生まれた時から守り続けてきたゆえの母子密着であり、母
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.3

全体的に音量が大きくて爆音上映の気分。初インド映画だったので、序盤はその勢いに圧倒されながらも、3時間弱という長さを感じさせない充実ぶりだった。
東洋の民族?宗教?音楽は独特の拍子感で、変拍子もナチュ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.7

交響曲第7番を聞くために観た。スピーチの場面は字幕を見ない方がよいね。
ワームテールが真面目に、ベラトリックスは良い妻で役者ってすごいなと。ダンブルドアはダンブルドアのままだったけども。

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.8

ひねくれて皮肉めいた言葉を使えば使うほど、その純粋さが際立つ。何かに身を捧げること、それが文学や音楽といった芸術であれ、学問やスポーツの世界でも近いものがあると思うけども、その狂気的な純粋さに自分は憧>>続きを読む

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

めっちゃ突き刺さる映画。遠く離れた地で自分の生まれる前の出来事にこんなに身をもって共感するなんて。同じ"仲間"と見に行けたことは本当に幸せだと思う。以下自分と他人からの感想がごちゃまぜになった文章。>>続きを読む

それだけが、僕の世界(2018年製作の映画)

3.9

韓ドラらしいユーモアとベタな感動シーンなのだけど、良い音楽とイ・ビョンホンのひょうきんさのおかげかとても入り込めた。
演奏曲やBGMのチョイスが自分に合っていて、映画館で観てよかった。会って初めてのコ
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

良き映画だった。主人公の2人の心の機微が丁寧に描かれ、その上で他の視点の物語も感じさせられた。
現在のシーンと過去の回想で映像の質感が違っていて、CGも普通に綺麗で20年前の作品とは思えない。
ダイナ
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くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.4

主役の子が可愛い。登場した瞬間、この子が主人公!っていうオーラが出ていた。
もっと音楽要素強めで、ミュージカル的な映画かと思っていたら、意外と曲の主張は控えめ。突然歌い始めることもなく、音楽を期待して
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ヴァンサンへの手紙(2015年製作の映画)

3.9

アイデンティティを巡る旅。
真のろう者から見ると、世界は聴・聾で二分化されていて、その視座を「後から」知った人間に大きな揺らぎを与える。
所詮は1つの障害、生きづらさに過ぎないのだけれど、それは確実に
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