nさんの映画レビュー・感想・評価

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幸せを呼ぶ歯(2023年製作の映画)

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たった1回に賭けるしかないマドレーヌと賭ける必要のない3人、"ただのゲーム"なのにリアルだった

ミッシング(2024年製作の映画)

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報道の形を問う映画ではあったけれど、その難しさも同時に感じてしまった。どこにどれくらい寄り添うのか、求められるのか。最後の終わり方が好きだった。

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

ずっと画がきれい、特に水中のシーンとても素敵。マディソン夫妻のような方が近くにいてくれてよかったなと思った。最後の終わり方までとても好みだった。
「情熱を分かち合いたい、本当に愛したただ一人の相手と」
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.0

「君の過去が人生の方向を決めたりしない」何気なく過ごす日常の中でこの二週間をふと思い出すような人生を歩んでほしい。レストランからチェリー・ジュビリーを作る流れすごく好きだった。

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.0

知らないふり見えないふりは自分を守る術ではあるけれど、目を背けられないギョンスがよかった。杖に結ばれた絆に触れる描写がすきだった。最初から最後まで引き込まれる映画。

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

大人数の中で聞こえないくらいの声で相槌打ってる姿がリアルすぎてドキッとした。最後のメッセージ素敵だった、あなたになるのが楽しみって思いたい

あんのこと(2023年製作の映画)

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生きるためにひとつひとつ積み重ねたものが崩れていく様が苦しい。憎いはずなのに掴んだナイフが振り下ろせない、その気持ちも余計にしんどかった。手帳とヨガマットとケーキ、杏が自分で選んで買って帰る、小さいけ>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.7

自分でどうしようもないことが足枷のように付き纏う、強さの中に脆さも垣間見えて人間味を感じた。これから先の未来では幸せになってほしい。杉咲花さんの演技がとてもよかった。

ピンク・クラウド(2021年製作の映画)

3.0

突然奪われたから、捨てきれない気持ちは良くわかる。人間って制限された中にいると徐々におかしくなるのかな、ふたりの価値観の違いが生々しかった。

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.0

全体的にあっさりとした感じ。パズルのピースを組み立てるような捜査がおもしろかった分、犯人が微妙。

Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

3.0

「イルカを見てハッパを吸って」絶対並ばない単語だし、ハイな状態でダイナーに行くのもおもしろすぎる。ティーンエイジャーって最強。

NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

4.0

民間療法という名の呪い、搾取構造への繋ぎ方もおもしろかった。わかりやすくすっきりとしたエンディング。フィリピンに伝わる"民間療法"を調べてみたけどなかなか奥が深そう。

イノセンツ(2021年製作の映画)

3.5

無邪気さゆえの残酷さ、間がじわじわときいてくる映像。イノセンツという題名にこのポスターがぴったり。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.2

ベラの純粋さが眩しい、と同時に男たちの求める女性像が気持ち悪い。大人になるにつれて諦めや誤魔化しを身に付けてしまうけど、ベラのいつまでも自分にまっすぐなところがうらやましい。自分自身を創り上げる物語、>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

4.0

Me tooめちゃくちゃ合ってる!「私であることを誇りに思う」魔法じゃなかったと気づくレネーのこのラストだいすき。ありきたりな物語だと言われればその通りだとおもうけど、わたしはこの映画がすき。

ファニーゲーム(1997年製作の映画)

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今まで観てきた映画の中でトップに不快、読めないふたりからなぜか目が離せなくてゾワゾワする。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.5

手のことやライリーのこと気になる謎がいくつか残ったままだけどおもしろかった!ドラマにして観たかったかも

トンソン荘事件の記録(2020年製作の映画)

3.0

家族の関係性が徐々にわかってくる感じはよかった、でもホラーとしては期待しすぎた。

ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.8

通路越しの呼吸器の乾杯、扉越しの会話、奪い返した30センチ。「愛とは執着を手放すこと」ふたりを隔てるものがもどかしく、幸せを願わずにはいられない

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

3.8

自分を心配してくれるかどうかが心配なんだろうな、包帯巻きで煙草ふかしてるのなかなかきまってた。お互い自分に酔ってるところがシグネとトーマスはお似合いだと思う。他人軸でしか考えられない狂った女の話、意味>>続きを読む

ニューオーダー(2020年製作の映画)

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情勢の安定しない国ならこういうことも起こり得るのかとおもった。本当の無法地帯、国自体が狂ってる。

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

「あの頃のすべてが恋しい」「少女時代が終わっちゃう」とってもジョーらしくてすき。ずっと好きだった相手に対して誰かを愛する日がくると諭す表情、誰かじゃなく自分であってほしいテディの気持ちが切ない。
「結
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.3

子守唄が不快なのに頭から離れない。ラストシーン、母親からしたら一縷の希望になるのか。ティンヤのあどけない表情がすきだった。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.8

もっと大切なことがこわかったことなの子どもらしい、ふたりでお芝居するのもクレープ作るのもかわいらしくてほっこりした🥲「あなたのせいじゃない。私が悲しいのは私のせい」

Saltburn(2023年製作の映画)

3.8

タキシードを身につけて走るふたり、映像が本当に美しい。愛していた、だけど憎んでいたまではなんとなくわかるのにオリヴァー自身が全くわからなくてこわい。

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

薬屋さん映画館、街並みぜんぶがちょっとレトロでかわいい🥲真っ赤なワンピースにブルーのリボンすごく似合ってて素敵!すべてを持ってるひとと自分を比べてしまう、ひりついた感じしんどくなる。エンドロールが脳裏>>続きを読む

X エックス(2022年製作の映画)

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観たくない映像のてんこもり、ずっと流れてる演説が回収されるのはよかった。マキシーンのそばかすかわいい

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.3

ニッコリは安いブランド、無愛想は高級ブランド。ハッシュタグのくだりも皮肉っぽくてすきとくにストップ温暖化。「お金の話はセクシーじゃない」上流階級のお遊びに付き合う労働階級たち。最後まで無意識の階級制度>>続きを読む

グリーンマイル(1999年製作の映画)

4.3

ジョンのような人間にこの世界は汚れすぎている。残された者として生き続けることが贖いとなったポール。最初から最後まですきな映画

サラの鍵(2010年製作の映画)

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ベルディブ事件、初めて知った。フランス人がフランス人を捕らえてドイツ人に差し出すということか。サラが幸せでいてくれればと願ったけど、小さな身体にのしかかったものは大きすぎた。

ソフト/クワイエット(2022年製作の映画)

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パイの取り方からグロテスク。ダメだと口では言いながら高揚した表情のエミリーが恐い。白人主義を掲げたいのか憂さ晴らしをしたいのか、女の嫌なとこが詰まってた。

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

忘れられない者と忘れてしまった者の対比、この場合は忘れたほうが楽だけど。顔よりも声の記憶って残りやすいのか。クリスタル・ナハトはじめて耳にする言葉、ここからホロコーストに繋がったと知ることができた。二>>続きを読む

シシリアン・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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「助けられるのは私が夢見てるあなただけ。一瞬ずつあなたを夢見てる、昼も夜も」ロマンチックな告白。夢と現実が曖昧に混ざるような、そんな映画。

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

2.8

制御することの美しさを語る男気持ち悪い、バレエのシーンはすきだった。設定おもしろいのに終わり方がちょっと微妙。

シックス・センス(1999年製作の映画)

4.0

「また会えるふりをして、お願いだ」この台詞にぜんぶ詰まってる。おやすみと言い合える関係が温かく切なかった