このレビューはネタバレを含みます
これから何が起きるんだ、と言うワクワクと不安が最後まで続く最高の生殺し前編だった。
サノスが思ってた以上に人間味のあるヴィランで、復讐とかでは無く真に大義のためにやっているのが対立により深みが出ていた>>続きを読む
ストーリーが二転三転していくのも面白かったし、これがアベンジャーズとしての始まりと言うところもドラマチックでよかった。
小さくなるビジュアルは、一度見たら慣れちゃうかなと思っていたが、大きくなることも増えたり、見せ方が更に洗練されており、ビジュアルの良さは前作より更に増していた。
車や建物が小さくなったりするのは、オモ>>続きを読む
しっちゃかめっちゃかなストーリーだったが、国が何のためにあるのか、大事なのは何なのかを、ヘラとの戦いを通して描いていたのは良かった。
コーグのいい加減な感じがキャラとして立ってて可愛かった。
持つ者持たざる者の中で、持たされたことの責任に少しずつ気づき始め、最後にはトニースタークから渡された姿ではなく、自分自身の姿で街を救おうとするピーターパーカーの姿がとてもカッコ良かった。
親愛なる隣人>>続きを読む
全体的なビジュアルが非常に良く、嘘臭さが無く、未開の地にある高度文明を覗いてる感じが良かった。
ブラックパンサーとキルモンガーのぶつかりも良く、しかしお互いにどんな形であれワカンダや世界を思った末とい>>続きを読む
相変わらずボンクラしか出てこないが、家族というテーマを登場人物分だけ描いてるようなストーリーがグッときた。
ドラマとしてもよく、しかし高尚にならないバランス感覚が非常に良かった。
街並みが変形し続ける流動的なビジュアルで行われる戦闘が新鮮で面白かった。たが、ヴィラン側が妙に味気がなく、ダークディメンションもやたら人間味があったり、中々アンバランスだった。
そこも良さの一つでもあ>>続きを読む
様々なヒーローが出てくるのは見ていて面白かったが、ストーリーがコミュニケーション不足による内輪揉めの連続で流石にどうなんだ?と思ったり思わなかったり。
ラストのキャプテン・アメリカの手紙は、田舎ヤンキ>>続きを読む
ボンクラしか出てこないが、ボンクラが世界を救ってしまうという構図が好きなので、とても楽しめた。
ロケットは丸太で攻撃することはなかった。
小さくなって戦うことで、この世と変わらない街並みでのビジュアルが全く違って見える、映像として面白い作品だった。
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原作未読ではあるが、SF映画としてとても面白かった。
砂漠のシーンが多いにも関わらず飽きさせない画面作りと、決まってるレイアウトの数々が素晴らしかった。
パート1と言うことで、2を見るのが今から楽し>>続きを読む
ストーリー自体はシンプルであらすじとかで確認すると面白くないように思えるかもしれないが、ガイリッチー監督作品によく見られる編集や、細かい質感がこの映画を面白くしていると思う。
良くも悪くもガイリッチ>>続きを読む
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破茶滅茶だった。
ドラマもクソもないような映画だったが、それはそれとして、見たいものが見れたので満足感があった。
個人的にはメカゴジラを倒した後に、ボロボロのゴジラとコングが殴り合って終わって欲しかっ>>続きを読む
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まさしく映画と言える作品だった。
長く続く宇宙世紀の歴史の一部が故に、完結もしてないハサウェイの1パート目単体での評価は難しい。
しかしMS戦の表現への挑戦や、キャラクターの芝居、全てにおいて過去のガ>>続きを読む
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六章の映像化としては文句のない出来だと思う。
勿論前編が無ければ成立しないのだが、総じて原作のシナリオの取捨選択がベディヴィエールの物語にしっかり軸足があり、見ていて面白かった。
円卓の騎士達との戦>>続きを読む
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ガイリッチー監督の原点回帰と言える作品だった思う。
リズミカルな台詞回し、洒落の効いたシナリオ、適度なバイオレンス…などなどが上手く纏まっていて見ていて気持ち良かった。
やはり登場人物達の思惑が錯綜し>>続きを読む
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物語のカタルシスみたいなものが後編に用意されてるため、前編ひとつでは特に何も起きてないように感じてしまった。
須藤友徳監督が辿り着いたヘブンズフィール、敢えて言うとPC版Fateのアニメ化を見たような気がした。
一章からそうだが、監督の執念がフィルムに滲み出てて、見終わったあとは感謝しかない。
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よく分からないまま話は進んでいくが、話の筋自体はシンプルなので、観終わった後結局「よく分からんけど面白かった…」となるような作品だった。
時間逆行や回転ドアなど考え始めると理解出来たような出来てない>>続きを読む
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行け!コアファイターから引き続きベルリ撃進。
新規カットや追加要素も増え、物語としての骨格がより強固されたように見える。
富野監督の描く日常シーンの巧さに改めて気付かされた。
デレンセンを自ら手にか>>続きを読む
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子供が大人になる。
それは時間が進む限り避けようのない事実で、大人になることを運命づけられてる。
大人になった、なるしかなかった者たちにとって、思い出という刹那の永遠の中で生き続けることを否定するこ>>続きを読む
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1カットという触れ込みも蓋を開ければそうとは言えない作りになっていた。
シームレスと言った方が適切だったように思うが、宣伝としては1カットと表現するのが正しいんだろうな、とも思った。
体験型と言えば>>続きを読む
これはきっと誰かに向けた映画じゃない、当事者の彼ら彼女らに向けた映画なのだと思う。
巻き込まれたのには意味がある。人生を省みながら旅行をして彼らが救ったのは、きっと偶然ではなく必然であったような、そ>>続きを読む
これを社会風刺として捉えてしまうのは何か違う気がする。
あの時優しく誰かが優しくしていれば、と言う話を公開当時から散見したが、恐らくそうではない。
優しくしたところで、きっと彼にはジョーカーになる>>続きを読む
時間をテーマにした作品だと思ったら、最後は超能力作品になってた。
作品のあらすじとしては面白かったが、最初と最後を考えてそれが成立するようにシナリオを作ったような無理やりがあった。
その感じも良さ>>続きを読む
10年近く経った作品の劇場版にしては、いささか強気な仕上がりだった。
再構成でも編集版でもない、モーニンググローリーを基点としたレントンの回顧録であった。
公正に世界を捉える神視点ではなく、ひたすら>>続きを読む
小気味の良いギャグとミステリーのバランス感覚が良く、最後まで楽しめた。
突っ込みどころも確かにあるのだが、そこを言うのは野暮だな、と棚に上げて作品にのめり込める役者陣の圧と、シナリオおよび演出の強度。>>続きを読む
満を辞して劇場版にて再構成されたGのレコンギスタ。
そして劇場版という長尺で描かれることでより鮮明になるロードムービーとしての物語性。
つまりこれは戦記物ではなく、ベルリ・ゼナムという少年と共に世界を>>続きを読む
山田尚子監督の作品、キャラクターへの解釈があまりに強すぎる作品だった。
恐らくこの作品に込められた演出意図や、メタファーを十分には理解出来ていない。
しかし、この境地に達したフィルムは我々の理解度を>>続きを読む
10年ぶりの新作ともあれば多少高尚な作りになってしまったりして、新作が見れるのは嬉しいんだけど何かちがうんだよな…となってしまいそうなものだが、復活のルルーシュはその名の通り復活していた。
作品の良>>続きを読む