すいかめさんの映画レビュー・感想・評価

すいかめ

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ブルックリン(2015年製作の映画)

2.4

主人公の良いところが全く描かれておらず、心底イラつくクソ女にしか見えない。

人に助けられてアメリカに渡ったのに、何も頑張らずにホームシックで迷惑かけまくり、そんな自分を愛してくれた優しい人を裏切ろう
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blank13(2017年製作の映画)

2.0

ただただ退屈。
静かで淡々とした日常の中で人の繊細な感情を描くのがこういった映画の良さだと思うが、この作品は感情の動きのない雰囲気映画。「久しぶりに父に会って複雑な気持ちだよね」しかない。
展開もどこ
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失くした体(2019年製作の映画)

2.6

手が一人?で旅をするという設定が面白そうだなと思って見たが、設定だけで見れたのは前半だけ。だんだんと飽きる。手が移動するのと平行して、フツーの恋愛を描いているだけ。平行させる意味をあまり見いだせなかっ>>続きを読む

赤ひげ(1965年製作の映画)

3.3

黒澤明にしては珍しく、小さなエピソードの積み重ねの構成で、はっきりした起承転結がないなと感じた。しかし、一つのエピソードで生まれた感情、事情が次のエピソードに繋がる流れるような作りなので面白い。

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大脱走(1963年製作の映画)

3.0

前半の軽快でワクワクするような大作戦って感じの雰囲気は楽しかったが、後半のシリアスな展開はちょっとはまらなかった。特に脱走後はいらなかったのではと思う。(多分そこを描くことでメッセージ性を残したかった>>続きを読む

戦場にかける橋(1957年製作の映画)

2.5

戦後十数年で作られたという時代背景を感じる描き方だった。
日本人は基本的に悪。それに立ち向かう英国人の勇敢な姿を描いているので、当時の英国人には響くのかもしれないが日本人としてはあまり気持ちの良いもの
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二十四の瞳(1954年製作の映画)

2.8

高峰秀子の演技力がこの映画を引っ張っていると感じた。若々しく元気な新米教師時代から、ちょっと老けすぎなくらい歳を重ねたベテラン教師まで、十数年にわたる一人の女性の人生を違和感なく演じている。

十二人
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犬鳴村(2020年製作の映画)

2.4

なんで日本のホラーはこんなやり尽くされたような映画をまだ作るのか。話の大きな流れは、そこら辺にゴロゴロ転がっているホラー映画と何も変わらない。
電話ボックスのシーンだけは他ではあんまり見ないかなとは思
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.2

レースシーンの迫力あるエンジン音と、疾走感ある映像がたまらない。
「ぶっ飛ばせ!」「突き抜けろ!」みたいな言葉が自然と頭に浮かんだ。

比べて、レース以外のシーンが平凡な印象。クリスチャン・ベールのち
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近松物語(1954年製作の映画)

2.6

男が女のもとを去ろうとするシーンでの「茂兵衛!」の声がグッと来る。あんな声で引き留められたら去ることなんてできない。悲しいラストシーンも良かった。

ただ、二人はどうして愛し合うようになったのかが不明
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イリュージョニスト(2010年製作の映画)

2.3

絵は魅力的で独特の雰囲気があるとは思う。
しかしストーリーが適当。登場人物の感情が読み取れず、なんでこの行動をするのか分からないシーンの連続で最後まで終わる。
ラストのまとめ方も、ここまで引っ張ってお
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.3

シャロン・テート事件を事前に知っていて良かった。この映画の中で描かれる事件に関する顛末が、現実の悲しい出来事をフィクションで書き変えてしまいたいというタランティーノの願いに見える。
また、その事前情報
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.2

驚愕のトリック、みたいなものはないのでぶっちゃけ謎解きは大したことなかった。
しかしスタイリッシュな映像とゾクゾクするような音楽がミステリー感満載で楽しい。ダニエル・クレイグがかなりはまり役で、決め台
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.5

ジョジョが純真無垢でとにかく愛らしい。それが唯一最大の魅力というか、演技も演出も全てが主人公の純粋さを引き出すことに意図的に集中している気がする。

主人公が魅力的だからこそ、お茶目でかわいらしいシー
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グレイヴ・エンカウンターズ(2011年製作の映画)

3.0

最近見た日本のホラー映画よりはよっぽど怖い。日本映画が重視するストーリー性はおいといて、とにかく見る人を怖がらせることに特化した作りだった。

ただし、このジャンルはブレア・ウィッチ・プロジェクト以降
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家族ゲーム(1983年製作の映画)

2.2

面白いか面白くないかで言ったら、面白くない。
盛り上がる場面はなく、ロボットのような家族がボソボソとしゃべり続けるだけで全編終わる。

しかし場面は印象に残るものが多い。家族が皆一列になって食事をする
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華麗なる一族(1974年製作の映画)

2.3

長いだけで中身が薄く、途中で何度も飽きる。
群像劇の中で親子、愛人、恋人といった様々なドラマになりそうな人間関係が描かれるがどれも消化不良。
肝心の親子の確執もイマイチ盛り上がりにかけ、断続的に突然の
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アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

2.3

見渡す限り砂しかない広大な砂漠の風景と、大勢のアラブ人が砂埃を上げながらラクダで疾走する風景は圧巻。ピーター・オトゥールの青い目の目力も引き込まれる。
しかし、それだけという印象。

ダラダラと長いだ
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早春(1956年製作の映画)

2.9

夫が不倫に妻が気づいて…みたいな良くある展開で喧嘩のシーンもあるが、そこまでドラマチックな雰囲気にならないのが印象的。どの場面も日常の一部と言う感じに平坦に進んでいく。

その淡々としたテンポに眠くは
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

3.6

原爆を製造して政府を脅す、という倫理観ギリギリのストーリーラインがまず面白い。

そのぶっ飛び設定のわりに、プルトニウムを盗み出すシーンが意図的にチープでコミカルだったり、原爆製造シーンがリアリティに
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狼たちの午後(1975年製作の映画)

2.8

主人公の背景を知った上でもう一回見たら味が出るのかなと思った。

初見だとどんな心持ちで見たらいいのか分からず、なかなか面白くならない。サスペンスにしては強盗犯も警察もマヌケすぎるし、コメディにしては
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西鶴一代女(1952年製作の映画)

2.2

ゆったりと流れるようなカメラワークはこの時代の作品にしては珍しいなと思った。が、それ以外に良さが分からない。

次々と男にまつわる不幸が降りかかる主人公をただ追うだけ。そして主人公はただ悲しむだけ。男
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悪い奴ほどよく眠る(1960年製作の映画)

3.6

今まで見た映画の中でもトップレベルに胸くそ悪い結末。主人公どころかその仲間、悪役さえも誰も幸せにならない。
しかし、この映画のテーマが重くズシンと来るようなこれ以上ない結末にも思える。最後に出るタイト
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北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)

2.9

ハラハラドキドキというよりは、サスペンスとしてのシーン毎の見せ方の工夫が面白かった。
後半の拳銃を撃つシーンが特徴的だったが、一回騙しておいて小さいどんでん返しをするというシーンが多い。

殺人現場で
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祭りの準備(1975年製作の映画)

3.0

明確な一本のストーリーがあるわけでなく、田舎の人々の息苦しくなるような日常が描かれていく。そのなかで女性への恋心と性欲に悶々とする青年が初々しい。

この状況を抜け出したくなる主人公の気持ちには共感は
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.5

文句なく面白い。
主演の男二人のノリノリの女装演技は見ていて楽しいし、コメディ的なテンポが抜群に良い。
きっと色んなコメディ映画がこの作品に影響を受けたんだろう、と思うような「映画でよくあるシーン」が
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

2.4

アウトローな青春はうらやましいなと思うところはあるが、映画としては印象的なシーンはない。二人のいい加減な生活と、流れる音楽の陽気さから、若者時代しか経験できない退廃的な雰囲気は感じられたなと思う。>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.4

まさにサスペンスの金字塔という感じの作品。緻密に練られたその脚本に驚いた。

手に汗握る誘拐事件の前半、少しずつ謎が明かされ犯人を追い詰めていく後半、どちらも五分に一回は見せ場がある感じ。特に電車で橋
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.0

自分には、あまりはまらなかった。

冒頭のペンキ屋の例えは上手いなあと思いつつ見始めたものの、あまり引き付けられるシーンがない。全体的にものすごい緊張感あるシーンも、テンションが上がるシーンもなく淡々
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切腹(1962年製作の映画)

3.3

主人公の人物像と目的が分からないまま、回想で少しずつ明らかになっていくというのが面白い。時代劇ミステリーとでも言うのだろうか。

その構成だけでなく、脚本が特にすばらしいと思った。侍の美徳をある意味否
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.3

終戦の準備を進める内閣側も、戦争を存続させようと反乱を起こす青年将校側も、どちらも国の存続を願っているのがやるせない。

役者達の熱演が胸にズシンと響くような気がした。
特に畑中の血走った目と、叫びに
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ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

3.0

クリスマスが舞台というだけで、なんだかいい感じ映画という雰囲気が出てしまうのがズルい。
主人公の衣装や働くお店の内装はかわいいし、街全体がソワソワしつつも温かく楽しい空気に満ちている。クリスマスの幸せ
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新幹線大爆破(1975年製作の映画)

3.5

速度を落とすと爆発するという設定を発明したのは、もしかしてこの映画が最初だろうか。だとしたら素晴らしいアイディア。

一つ難題をクリアするとすぐ次の問題がやってくるという脚本が秀逸。緊張感あふれるシー
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女の園(1954年製作の映画)

2.5

この時代に女性が人権を求めて立ち上がるという映画が存在したことに驚く。きっと当時としては新鮮な価値観だったのではと思う。

しかしそれにしては主人公が弱すぎる。周囲の女学生は自分の意志を貫く強さがある
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ジャガーノート(1974年製作の映画)

3.0

内容をほとんど知らずにレンタル屋のジャケットだけの印象だったので、もっと派手なアクション映画かと思った。
前半の荒れた海のシーンはそんな感じがしたが、後半は心理的にヒリヒリするような爆弾解体のシーンが
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青春の殺人者(1976年製作の映画)

2.7

主人公の行動が理解しきれない。
そこまで大きな爆発を生むような衝動にも思えないし、ただいらっとしたから殺人を犯しただけに見える。
20代前半までに見ておけば違う感想になったのかもしれない。

また、主
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