オーウェンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

オーウェン

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空軍大戦略(1969年製作の映画)

3.5

第二次大戦のバトル・オブ・ブリテンを基にした戦争映画。

ナチス率いるドイツ軍に対して、イギリス軍が迎え撃つという展開。

明確な物語は提示されないが、この映画はオールスターキャストが彩る俳優陣が画を
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ふきげんな過去(2016年製作の映画)

2.5

高3の夏休み退屈な毎日を過ごす果子。
そうしたら家に18年前死んだはずの未来子が帰ってきた。
果子は自分の部屋に未来子を住ますことになり、イライラが募る。

この映画物語というものがなく、小ネタのエピ
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映画 けいおん!(2011年製作の映画)

3.3

TVシリーズと雰囲気はまるで変わっていないが、展開される場所が卒業旅行のためイギリスに移る。
ロックの地に出向くのだから、そこに思いを馳せるなんてことはなく(笑)いつもの緩いまんまなけいおんの世界がそ
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ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(1994年製作の映画)

3.7

燃えよ斬鉄剣のタイトルにある通り。五右衛門が初の主役になる作品。

過去に幼馴染がいたりだとか、斬鉄剣で切れない代物があるだの色々五右衛門の秘密が明かされる。

タイタニック号に残された竜の置物が今回
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.9

原爆に一番関わりのある日本が、世界で一番遅く公開されるという矛盾。
当事者にとっては関わりのあることだが、原爆を作った男の内幕は葛藤に苦しむ部分。

始まってかなり分かりにくい論議が延々と繰り返される
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ケミカル51(2002年製作の映画)

2.8

英国産でキャストがサミュエル・L・ジャクソンにロバート・カーライルで期待したが何だか空回りぎみ。

ヨガやら座布団やら本編と関係ないところに細かい笑いが面白く、肝心の本編がリズムが悪い。

リバプール
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チャイルド・プレイ3(1991年製作の映画)

2.5

遂にチャッキーも3作目に突入。
アンディを付け狙うも時は経ち、彼は16歳になって軍隊に入隊していた。
よってチャッキーも軍隊に潜入してくる。

場所が変わっただけでやってることはほとんど一緒。
じゃあ
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ゴスフォード・パーク(2001年製作の映画)

4.2

ロバート・アルトマン監督お得意の群像劇は、自身の晩年に差し掛かったためか集大成的色を見せ始める出来の良さになった。

とにかくこれでもかと多い人物たちが入り乱れる会話の応酬。
階上と階下に分けられた部
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ラ・ワン(2011年製作の映画)

3.5

ヴァーチャルで作りだしたゲームの敵キャラであるラ・ワン。
開発者のシェカルの息子プラティクがルシファーの名前でゲームをしていると、ラ・ワンは現実の世界に転送されてしまう。

笑いもあるがアクションの比
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ノーマ・レイ(1979年製作の映画)

3.8

紡績工場で働くノーマ・レイ。
しかし給料は安く劣悪な労働環境。
これに業を煮やしたノーマに、労働組合の活動家ルーベンは一緒に活動しないかと持ち掛ける。

体制の中で逆らっても仕事がない状況を踏まえ、い
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エリザベート 1878(2022年製作の映画)

3.5

オーストリア皇后エリザベートは宮殿内の生活に鬱屈している毎日。
皇帝のフランツとは性生活もない中で、お互い別の異性に好意を持つ。
そして自由を得るためエリザベートが考えた策とは。

ジャケットで中指を
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最高の人生のはじめ方(2012年製作の映画)

3.2

まず初めに言いたいのは、似てる邦題である「最高の人生の見つけ方」とは一切関係がないということ。
ただ監督のロブ・ライナーと主演のモーガン・フリーマンが共通しているだけ。

創作意欲を失い酒を飲む毎日の
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G.I.ジェーン(1997年製作の映画)

1.8

前半の訓練シーンと後半の実戦と政治の駆け引きで、結局は何がしたかったのかと思ってしまった。

露骨な嫌がらせも底が小さい。
本物のシールズの権威を落としかねないくらいだ。

そして実戦はあきれるほど退
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隣人は静かに笑う(1999年製作の映画)

4.0

ティム・ロビンスは弱みのあるキャラというのが案外多く、悪役というには向かないタイプだ。
だが彼は身長が190cmを超えるほどでかい。
そのが体のよさを生かして悪役になると俄然勢いづく。

ということで
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フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

3.0

1作目のラストで取り逃がした麻薬王シャルニエを追って、ポパイがやって来たのはフランスのマルセイユ。
言葉の通じない地で現地刑事たちとの軋轢や、組織の罠でポパイの捜査は難解を極める。

ポパイ自体のキャ
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レイルロード・タイガー(2016年製作の映画)

2.3

抗日映画という事は知らずに見ていたので、急な日本語に驚く。
日中戦争で日本の支配下に置かれていた中国人の鉄道員たちが普段行っている泥棒家業から、鉄橋爆破の命を懸けた任務に立ち向かう。

コミカルな作風
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白痴(1951年製作の映画)

3.2

ドストエフスキーの同名タイトルを黒澤明が映像化。

原作も長大だが、この映画版も本来は4時間を超えるものだったらしいが、泣く泣くカットして今の状態に。

中身は4者4用の男女の愛憎劇だが、今見ればかな
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極限境界線 救出までの18日間(2020年製作の映画)

3.1

2007年に起きたタリバンによる韓国人拉致事件。
場所はアフガニスタンであり、韓国政府は韓国外交官チョンを使い、現地では国家情報院要員パクがそれぞれ救出作戦を展開する。

テロが当たり前に起きる現地の
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テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.3

全米が泣いたではなく、全米が吐いたには笑ったが、実際吐きそうになるほどの残酷描写がこれでもかとある。

1の終わりからアート・ザ・クラウンが今度はハロウィンに降臨。
殺しまくって血に塗れたピエロだが、
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.1

主要キャストの成長を実際の過程も含めて12年間撮り続けるという、恐るべき難業に挑んだ作品。

そもそもこんな無謀な企画が通ること自体有り得ないし、キャストが12年間健康のままでいられる保証などなにもな
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

3.7

数作のリメイクもあるほど有名な文芸ラブロマンスの1作目の映画化。

お互い愛しあっていながらも、結ばれない運命にある二人。
二人の男女の仲を愛しているが故に、時には苦しませてしまう。
そして素直になっ
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バトルフィールド・アース(2000年製作の映画)

1.0

これは困った。この作品のどこをほめればいいのか分からないぞ(笑)

まるで「猿の惑星」のような展開を見せる、新人類と人間。
相手の文化を吸収して反撃という、よく分からない抵抗を見せる人間。
それにやら
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.8

「ジャスティスリーグ」で初登場したアクアマンの単独1作目。

この手法はブラックパンサーと全く一緒だが、しっかり作られている世界観が納得させる。
特にアクアマンの性質上水の中のシーンが非常に多く、優雅
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バイバイマン(2016年製作の映画)

2.9

バイバイマンと口にすればそいつは現れ、幻想に憑りつかれることに。

日本のホラーでも似たような対象があったが、あまり差はない。
しかしこのバイバイマン自体はあまり怖くなく、呪いにかかった人間が頭が混乱
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マイ・フレンド・メモリー(1998年製作の映画)

4.0

余命が幾ばくも無い少年ケビンと、体が大きいのに怯えがちな少年マクスウェルの交流を描く。

あまり好きじゃないお涙頂戴な物語だが、演出がそれを気にさせることなく最後まで持っていかせたことには驚いた。
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ソナチネ(1993年製作の映画)

4.3

終始淡々としていながらも、突如の暴力が上手い具合に収まっている。
特に沖縄に行った辺りから劇的に変化しているのがよく分かる。

落とし穴のとこの笑いのコントラストも非常に効いており、砂浜での紙相撲なん
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ファニー・ピープル/素敵な人生の終り方(2009年製作の映画)

2.0

アダム・サンドラー主演作が未公開なのは別に驚かないが、これだけのコメディキャストを揃えたのに、テーマが悪すぎる。

余命わずかと診断されたコメディアン。
その中で自分が出たコメディクラブで知り合う新人
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.0

「愛しのローズマリー」は、太った体形がある人だけ痩せて美人に見えるという見せ方をしていた。

この作品は気絶して本人が美人でナイスバディだと自覚してしまい、ネガティブだった女性がポジティブになって美容
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ティル(2022年製作の映画)

3.7

アメリカの公民権運動の始まりとなる「エメット・ティル殺害事件」のドラマ。

時代は黒人差別吹き荒れるミシシッピー州。
母親のメイミーと暮らす息子のエメットは親戚のいるミシシッピーに向かうが、エメットは
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GONIN(1995年製作の映画)

3.8

何かしらの問題を抱えて社会の底辺にいる男たち。
そんな彼らが5人で組んだ強盗は成功する。
しかし強盗をしたのは暴力団であり、報復という名の仕返しが始まる。

暴力的であることは否定しないが、かなりのパ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.4

シビル・ウォーにはソーやハルクは参加していなかった。
そんな連中が何をしていたのかが明かされる、ソーシリーズ第3弾。

冒頭に炎の巨人スルトとソーが戦うが、これ何の意味があるのかと思っていたらラストに
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

2.5

1作目で盛大に復活したタートルズの実写版。
その割に作りが影響しているのか、早くもマンネリ感が出てきた。

シュレッダーの救出と共に、アニメ版にも出ていた脳だけのクランゲや、ミュータント化したビーバッ
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キリングゲーム(2013年製作の映画)

2.8

この映画の売りはたった一つしかない。
ロバート・デニーロとジョン・トラボルタの初共演が実現したことだ。

ボスニアで起きた軍事紛争に敵同士として加わっていたベンジャミンとエミール。
時が経ち隠遁生活を
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幸せのルールはママが教えてくれた(2007年製作の映画)

1.9

最後まで見たけど、リンジーが祖母の家に預けられる理由とかあったかな?と思ったが、そういう細かいところを突きつける物語ではない。

祖母の家に預けられ母と娘三代と、母の旦那との妙なつながりを描く。
リン
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ外伝/アイアンモンキー(1993年製作の映画)

4.3

ワンチャイはほとんど見ているのだが、この外伝は初見であった。
だがこの出来なら充分本家を見た人にも満足できる仕上がりだ。

義賊の鉄猿が圧制から狂しむ市民を助ける街。
そこにやって来たのは黄麒英と息子
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地中海殺人事件(1982年製作の映画)

2.9

「ナイル殺人事件」に続いてユスティノフがポアロを演じる第2弾。
原作は「白昼の悪魔」だが、未読なので展開を楽しみにしていた。

地中海の小島のリゾートホテルに集まった客。
かつての女優のアリーナもその
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