eigayarowさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ヒューマン・ハンター(2017年製作の映画)

3.0

シネマート新宿公開時に見そびれたのでBlu-rayで。
近未来の典型的ディストピアもの。このジャンルでは特に目新しさを感じられず、話の流れもさほど意外性なく、アクションも少な目で絵作りも低予算感漂う。
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

一人っ子の自分としては、ここで描かれるきょうだい関係は共感もなく、距離をもって見てしまうのだけど、仲良しよりも緊迫感ある関係である方が納得がいく。
人と人との対立を描くのはある意味ドラマの基本。どんど
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華氏 119(2018年製作の映画)

3.0

トランプ批判というキャッチーなテーマに期待が膨らむが、現トランプとの直接対決に収束せず、周辺情報が多く散漫に終わりカタルシスに欠ける。過去のトーク映像はあるけど。もっと彼らしい体当たり感がほしかった。>>続きを読む

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

2.0

公開時見逃したのでDVDで。絶望映画を期待して見たんだけど、ちっとも見たいものを見せてくれない。結末はわかりきっているのだから、そこまでに至る衝撃性とか、絶望感をもっとくれよ! サービス精神が感じられ>>続きを読む

スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

4.0

面白かった。厳しく見ればそもそものツッコミどころはあるし謎解き面もやや物足りないけど、スマホやSNSという身近なツールが使われる世界なだけにすっと入っていけて、最後まで引き込まれる。うっかり落としたス>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

2.0

ダメでしょ。看板に偽りあり! どこが「最悪」でどこが「最も残虐な悪」なのかと。どんだけ見ている者を恐怖のどん底に突き落としてくれるのかと思ったら、普通のヒーローアクション映画でしょ! どんだけ残虐に人>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

立場としては、これまで全くクイーン聞いてこなかったどころか、洋楽の素養もかなり乏しいですが、予告編が良くて気になっていた作品ではありました。伝記モノとして、無難にまとめた感じで普通かなあ。ただ有名な曲>>続きを読む

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲(2018年製作の映画)

4.0

面白い! ジョニー・イングリッシュことローワン・アトキンソンがひたすらボケまくってひたすら笑わせる、肝の据わった王道コメディ。今までも良かったけどそれに劣らない出来。ある意味無駄な描写がないというか、>>続きを読む

素敵なダイナマイトスキャンダル(2017年製作の映画)

3.0

80年代末期に「写真時代」を読んで育った世代としては避けて通れない作品。末井編集長への思い入れはそれなりにある。
昭和な内容に合わせて、昭和の香りが残る池袋シネマ・ロサで見たんですが、期待しすぎたか気
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怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.0

シッチェス映画祭セレクションで見たやつ。
学園イジメものと怪物ホラーの融合が意欲的で、面白いことは面白いんだけど、ちょっと詰めが甘いというか惜しい。まずこの内容なら描写がR15+レベルあっていいのにP
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.0

R18+描写で美人女優の脱ぎ、濡れ場を見せてくれる点では、オゾン監督のサービス精神が感じられて野郎目線合格! ただサスペンス目線ではスリリングさはそれほどでもなく、演出もちょっとユルめ。最近エゲツない>>続きを読む

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

4.0

さすが韓国映画。自国の汚点である民主化運動の知られざる背景を重厚に描いた、なかなかに肝の座った内容でまずその姿勢に感動。さらにソウル大生拷問死の隠ぺい工作とそれを暴こうとする人たちの奮闘物語を柱にし、>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.0

最後にヒネリがあったので3点だけど、あの調子で終わっていたらかなりガッカリ。
子育ての苦労と苦悩が延々描かれるので、ずっと専業主婦の愚痴を聞かされているような感覚で、男としては肩身が狭くなる。子育てを
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SPL 狼たちの処刑台(2017年製作の映画)

4.0

香港の人気シリーズだけに安心のクオリティ。格闘シーンはサモハンがアクション監督だけに、骨を折る系のエグさがあってニヤリ。格闘能力の高いお父さんが誘拐された娘を助けに行くって設定はやっぱりあの名作『96>>続きを読む

スカイスクレイパー(2018年製作の映画)

3.0

高所での見せ場が随所にあって、災害映像もすごい大作感ある作品だけど、オーソドックスな作りでそこまで予想は超えず。ハリウッドの映像技術と #ドゥエイン・ジョンソン のスター性に頼った感はある。
このド直
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

たしかに後半のバイオレンスや予定調和を排した展開は面白いし、日本らしい社会問題がしっかり内包されているメッセージ性もいいんだけど、期待値のハードル上げすぎたか、家族愛的なところを描く形に落とし込まれて>>続きを読む

累 かさね(2018年製作の映画)

3.0

キスしたら顔が入れ替わるっていう設定は置いといて、そこからの展開やドラマがリアリティ無くツッコミどころだらけ。どう結末に持っていくのかと思ったら最後の着地も釈然とせず。
あの顔の傷ってそもそも今の医学
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かごの中の瞳(2016年製作の映画)

2.0

思ってたのと全然違った。サスペンスじゃなかった。官能はあるけど。でもR15+なのにブレイク・ライヴリーがそんなに脱いでない。
夫婦の性生活と心のすれ違いを描く夫婦ドラマでしかないので #映画野郎 読者
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.0

期待どおりの最強オッサンの活躍は痛快ではあるんだけど、アクションまでのタメが長すぎ……そこにいくまでかなり退屈。人間ドラマに寄りすぎだよちょっと!
あと敵の行動がバカすぎでツッコミどころだらけ。ゆっ
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リグレッション(2015年製作の映画)

3.0

90年代の米悪魔崇拝の実話を扱っているのは『デビルズ・ノット』を連想させて興味深く真相も独特だけど、サスペンス映画らしい結末を期待するとやや肩すかし。「人間の記憶の曖昧さ」などを描くテーマはすごくいい>>続きを読む

音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

3.0

三木監督好きなんで期待してたんだけど…かつての小ネタギャグ満載なナンセンスコメディを期待すると肩すかし。物語がバカ方向へ進まず青春恋愛の女性向けな方向に傾いていくので野郎目線だとかなり微妙。
コメディ
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コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.0

Blu-rayで。面白かった。昔ながらの「バディもの」としても、アクション映画としても満足度高い。何より北朝鮮と韓国の刑事が「共助」するっていう設定に興奮。基本シリアスだがユ・ヘジンの家族との日常部分>>続きを読む

パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

2.0

これは酷いというか、残念すぎる。完全にプロレスを良く知らない人向け。
アミューズ製作の映画で、大泉洋とか脇のキャストもそれなりに豪華なんだけど、子供が主人公だからファミリー映画になっちゃって、テーマ的
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

4.0

リメイクだけに昔ながらの話の作りではあるけど、今の年取ったブルース・ウィリスが演じるには無理のない役柄で、普通の外科医のオッサンが悪党たちに立ち向かう流れが自然。
米銃社会批判精神もあるしネット動画や
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

4.0

ピクサーとブラッド・バード監督だけに娯楽作としては申し分ない…けどそもそもこのファミリー感は野郎向けでもなく。脇のエピソードが厚いのはいいけど、そのせいかメイン話が先の読める展開で大人目線ではちょっと>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

謎を追いまくるミステリアスな展開でグイグイ引き込まれる。ちゃんとボンクラ映画で面白い! たしかにリンチっぽいけど思っていたほど難解ではない。ハリウッドをファンタジー化してポップカルチャー要素を入れまく>>続きを読む

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.0

ハナからケツまでの緊迫感はすごい。ただこの手のジャンルが嫌いな人はげんなりだろうし、この手が好きでもワンアイデアを引っ張りすぎる感も。ツッコミどころは多いものの基本的には面白かった。音響の効果も大きい>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

カンニングを扱ったエンターテインメントとしてはやっぱりレベル高い。スパイ映画のように見られる内容で、学歴社会批判メッセージも読み取れるし。
ただちょっと期待値のハードル上げすぎたか、カンニング方法など
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

2.0

ディズニー映画らしい作品でまあ、ねえ。仕事と家族とどっち選ぶ?っていうテーマじたいにウンザリ。

search/サーチ(2018年製作の映画)

5.0

評判通りの傑作! 全編PC画面は思ったほど気にならなかった。単純にサスペンス映画としてよく出来てる。
描写とかそれほどクセが強くないから誰が見ても面白い系だけど、あのお父さんのPCに対する知識やタイプ
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テルマ(2017年製作の映画)

2.0

思ったのと違ってて全くホラーじゃないというかジャンル映画になってなかった。『キャリー』的な設定はわかるんだけど、何分経っても見たいものを見せてくれないフラストレーションがたまる映画。この前の『かごの中>>続きを読む

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)

3.0

封切り時見逃したのでDVDで。
豪華キャストで裏切りが連発する脚本など全体に悪くない。ノオミ・ラパスも悪くない。退屈しない内容だけど設定のもろもろがなんか新鮮味に欠ける。女性アクションは近年『悪女』『
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

実は #欅坂46 好きなので。ただ平手ちゃん推しではないですが。天才少女小説家の響のキャラはすごく面白いんだけど、なんか全体にカタルシスに欠ける。エピソードの着地点が中途半端なものが多いというか。でも>>続きを読む

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.0

鮫パニック+ #ジェイソン・ステイサム 主演という基礎点のみ。やはりテンション下がる点が、人間側がかなりハイテクの技術とメカを持っちゃっているところ。『#ロスト・バケーション』は丸腰だからあの緊迫感が>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

4.0

個人的にキャラ立ちまくりなボンクラ軍人たちのコミカルなやり取りが面白かったのと、しっかりR15+描写もあって好印象だけど、このコメディ色ある内容にはかなり賛否ありそう。徹底してシリアスなものが見たい人>>続きを読む

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

4.0

女性目線のハナシなので共感を持って見られないのはしょうがない。でもあの90年代をキラキラ感ある映像で懐かしむ演出は楽しいし、広瀬すずの怪演を含む女の子キャストがみんな素晴らしいんだけど、エピソードの着>>続きを読む