IsseyIshikuraさんの映画レビュー・感想・評価

IsseyIshikura

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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

「世界的大ヒット&ディズニーによるディズニー映画定石の裏切り」というとんでもない長男(前作)がいる次男(次作)って辛いよね……でも次男もすごかった!!

好奇心を抑えきれないエルサ、
前回とは打って変
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真実(2019年製作の映画)

4.0

虚構や贋物の方が、事実や本物よりも時として美しかったり、家族の愛を育むんだ…そんなことを、万引き家族と本作から感じた。
「真実」という映画を、虚構を演じることを生業とする大女優を通して描く是枝監督…設
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

ババガンプレストランに行く前に、今さら再視聴。
障害者、人種差別、泥沼化した戦争、正当化する政治、退役軍人、ヒッピーとドラッグ、冷戦…
純粋すぎて眩しいフォレストを中心に、目を背けられない色んな人類の
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.5

イロモノ・コメディ臭を漂わせながら、ちゃんとメッセージがある良作。
ノンフィクションの強さを分かった上で、したたかにそれをグリグリしてきてる感じ。
感情を揺さぶられるというより、障害者に感じてた違和感
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.6

死別をここまで軽妙に、でも真摯に描けるのは中野量太監督だけかもしれない。
山崎努さんのボケ老人憑依はただただ圧巻。
細かな背景を描かないからこそ、自分や自分の家族に重ね合ってしまう。
泣かせにきやがっ
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

これも絵画的映画。
どちらかといえば宗教画。
もしや…?と思ったら、やっぱりポールトーマスアンダーソン×ジョニーグリーンウッドだった。
作家性とは大事だと改めて実感。溜息が出るほど美しい画を撮ってみた
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.3

映画とは現代の油絵なんじゃないかと思った。
批評性、審美性、宗教性…
クリエイターと視聴者の組み合わせで無限に解釈が生まれうる大衆芸術は映画なんじゃないか。

ジョーカーに憧れを抱いた自分が怖い。
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her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.5

スパイク・ジョーンズ感満載の映像美でした。
終始夢の中にいるような、眩しい近未来。
音声だけのOSとの恋を描いてるから、必然的に耳に意識を集中してぼーっと眺めることになるんだけど、アスファルトの染みと
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.8

リアル宇宙モノからは外せない、酸素・水・重力問題が常にハラハラさせてくれつつも、宇宙生活という、現実では想定できない途方もない深刻度合いを、コミカルに描いてくれてサンキューでえす!って感じ。
おかげで
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

4.6

スターウォーズサーガを新たに紡ぎ出すには、文句ない出来だったのではないでしょうか。
どう作ったって、一度Closeした時代を現代で蘇らせるには苦労があったろうに、とてもポジティブな気持ちで見られる映画
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ダイナソー(2000年製作の映画)

3.0

マクドナルドがダイナソーとタイアップしてて、超興奮したことだけ覚えてる。
男児に恐竜は正義。

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

この映画で描きたかったのが「母の愛は最強」ってことらしい。そう言われてみると美しすぎる映画。。。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

4.2

めがっさ面白かった。
クリストフの自己認識の成長、オラフの抱える矛盾、わかりやすく二面性を分けられたアナとエルサ。深い。深いよディズニー。雪だるま作ってる場合じゃない

風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

冒頭のシーンが1番好き。
夢と想像力が高次元で混ざれば、意識は繋がる。素晴らしすぎて泣いた。

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.2

この映画見てから、自分の父親が同じ目に遭う悪夢を見るようになった。おかげさまで父親を好きになりました。

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0

泣く子も黙るミスターハードボイルドこと、レオンおじさんの話。この映画見て植木置こうと思った。牛乳飲みたくなる映画。

(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.3

ただただズーイーがエロい。セクシャル。
腕に絵描きたい。

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.1

大人の男の友情映画。大人の男の友情って良いなって思わせられる。
あと、やっぱ高級セダンは夜のヨーロッパに映えるなって思うよね。いやでも、大人の男の友情って良いよね。

ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

3.4

今回暴れちゃう新種の恐竜を、これまで主役張ってたTレックスとかヴェロキラプトルとか諸先輩方が「久しぶりの新作で主役だからか知らんけど調子乗んな」って粛正する映画。後半の寿司シーンは必見。

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

4.8

ワタシにどストライクな作品だった。
オチはだいたい読めるんだけど、オチを知った上で遡るとハッとさせられる伏線が巧妙に、たっぷりと張り巡らされて。解釈を視聴者に委ねるようで、しっかりとメッセージが含まれ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.7

未だに週4くらいでセックスしてそうなジョージおじいちゃまの執念の作品。全てが脳内麻薬の処方箋みたいになってた。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.4

ワンカットの魅力を知った。気づくと呼吸が浅くなり、前のめりになってる。役者ってすごい。撮影ってすごい。
トリップ映画。

セブン(1995年製作の映画)

4.8

何回見たかわからんけど、何回見ても最後絶望する。
顔面に酸をかけられたような、五感が溶かされるような、そんな映画。超名作。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.4

ただただ美しいやつ。美しすぎて背筋凍るやつ。
フィンチャー×レズナーの間違いなさを間違いなくしたやつ。
日常に潜む狂気って、こういう感じであくまで静かに淡々と達成されていくんだろうな。

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

4.2

フィンチャーの青寒い現実感と、レズナーのデジタルな疾走感、癖になる。麻薬。

007 スペクター(2015年製作の映画)

3.9

飯田さん、やまちゃんと鑑賞。
相変わらずボンドは運が良いというか何というか。ゆーてもおもろかった。

新システムをハックされる側のバックエンドの人たちのことを考えるとブルった。彼ら帰れなくなっただろう
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