マーチさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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昭和残侠伝 唐獅子仁義(1969年製作の映画)

3.6

もう5作目ともなると、毎作最初と最後に流れる健さんの歌う主題歌が、自分でも割と歌えるようになってきてることに笑う😙

「からじしぃ ぼ〜たぁぁ〜ん〜〜 ♪」


【感想】

「昭和残俠伝」シリーズ5作
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昭和残侠伝 血染の唐獅子(1967年製作の映画)

3.5

最近、昭和の任侠映画しか投稿できてなくて申し訳ありませんが(笑)、もう少しだけお付き合いください_(:3」z)_


【感想】

「昭和残俠伝」シリーズ4作目。

今作から監督も脚本家もガラッと変わっ
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博奕打ち 不死身の勝負(1967年製作の映画)

3.5

【感想】

「博奕打ち」シリーズ3作目。

コメディ色の強い2作目から見事軌道修正に成功し、九州を舞台にすることで土着的禍々しさがプラスされた感じ。

“爆弾のツネ”と称される鶴田浩二が前半からドッカ
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昭和残侠伝 一匹狼(1966年製作の映画)

4.4

【感想】

「昭和残俠伝」シリーズ3作目。

3作目にして、個人的にはクリティカルヒット。とにかくシリーズ未見の方にも今作(特にラストシークエンス)だけは観て欲しいと思わずにはいられないほど、後半で全
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昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年製作の映画)

3.8

【感想】

「昭和残俠伝」シリーズ2作目。

続投キャストもいるので続編かと思いきや、勧善懲悪の構造自体は同じだが、全く違う別物の物語へ。ここで初めてこのシリーズは作品毎に別の世界線を描いていくスタイ
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昭和残侠伝(1965年製作の映画)

3.9

【感想】

「昭和残俠伝」シリーズ1作目。

高倉健主演による、昭和版スカッとジャパンとでも言うべき勧善懲悪シリーズ。

健さんと池部良の激熱タッグが最後に極上のカタルシスを感じさせてくれる。

数作
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博奕打ち 一匹竜(1967年製作の映画)

3.7

【感想】

博奕打ちシリーズ2作目。

何故かコメディ方向へと舵を切ったシリーズ2作目(迷走?笑)。といっても多分製作側はそのつもりなく、大真面目に作ってると思う。だから観客の楽しみ方がコメディ色の強
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夜明け(2018年製作の映画)

3.2

【感想】

カップルとその親友による海上の遭難劇。

多少なりとも希望的観測を持たせた展開を用意すればいいものを、全てが悲観的な方へと転んでいくので鬱映画と化している。

わずか22分の短編なので最後
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野獣(2018年製作の映画)

4.1

【感想】

今年のアカデミー賞、短編映画賞ノミネート作品。

これはトンデモナイものを観たといった感じ。後を引く、あまりにもショッキングな絶望。作為的な怖さよりも、実は身近で自分の身に降りかからないと
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青い犬(2018年製作の映画)

2.4

【感想】

青色以外は受け付けない強迫観念に囚われた父親と、それを支える息子の物語。

青色のモチーフだけで突き抜ける話なので短編じゃないと難しいだろうなと思うと同時に、青い犬の物珍しさ以外にはあまり
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花々(2018年製作の映画)

3.1

【感想】

母親が息子の恋心をイジる時点で嫌な予感はしていたけれど、案の定全く救われない子どもがひたすら不憫な物語だった。

ある意味あの年頃の息子と母親の関係性としてはリアルな部分も大いにあったけど
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一人の男、私の息子(2017年製作の映画)

4.0

【感想】

映写技師の父親と、同じく映写技師でドラァグクイーンであるゲイの息子の2人が、妹の企画した映画上映会へ向かい、映写するまでの旅を描いた物語。

妹は父親を遠ざけており、父親と息子の関係も少し
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コレクション(2018年製作の映画)

3.7

【感想】

重厚な映画の中から13分だけを切り取ったかのような満足度の高い珠玉の短編。

演技、音楽、カメラワークのどれをとっても素晴らしいし、全てをセリフで語らせることなく目の動きや表情で伝達するの
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ジュディット・ホテル(2018年製作の映画)

2.9

【感想】

『ロブスター』meets『ファントム・スレッド』な映画かと序盤は思っていたのですが、後半は見事にジャンル映画的展開に。

全然嫌いじゃないし、荒いながらもセンスを感じる美術設計や照明の使い
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ワイルド・ラブ(2018年製作の映画)

3.5

【感想】

人間はバカ!男はクズ!の法則に基づいた、7分で伝わる“思いやりを大切に”のメッセージ。

なんも知らずに穏やかな気持ちで観ていたら思わぬグロ描写にビビりましたが(笑)、あれぐらいしないと昨
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少女邂逅(2017年製作の映画)

4.2

【レビュー】

《現代的お伽話の最も正確な語り方》

こんないい作品があるなら誰か教えて欲しかったし、もっと話題になるべきだったと思う。

最初こそあからさまにセリフで色々と感情を語らせる説明口調な内
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.3

この固定概念を軽く飛び越えるシャマランワールドに満ち満ちた映画は、サブカルやコミックやジャンル映画が大好きな私たちのために作られたような映画だった!!
ありがとう、シャマラン!!!泣


【レビュー】
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博奕打ち(1967年製作の映画)

4.1

【感想】

シリーズ1作目。

あまりにも観られてなくて驚き…😳
興味ある人は騙されたと思って取り敢えずこの1作目だけでも是非観て欲しい! 多分、ハマるから!!笑

最強博奕打ち師、鶴田浩二さんの冷静
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

2.7

【レビュー🐩】

《チワワにまつわるエトセトラ》

全陽キャ及びパリピ必見の作品。

正直、陽キャとは相容れずに映画ばかり観てる私にはあまり響かない内容だったのだけれど(笑)、終盤の成田凌のように否応
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リミット・オブ・アサシン(2017年製作の映画)

3.7

【レビュー💥🔫】

《イーサン・ホーク、未だ衰えず!!》

いや、評価低っ!笑
皆んなこういうの好きなんじゃなかったの?笑

個人的には久しぶりにアクション映画で興奮しましたよ! 香港映画を除けば、昨
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アストラル・アブノーマル鈴木さん(2018年製作の映画)

3.2

下の【p.s.】で個人的な2018年映画ベスト10(+α)を掲載していますので、もし良ければ御覧下さい✨


遅ればせながら(←遅すぎっ!!笑)、
皆様、新年あけましておめでとうございます🎍笑
今年も
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グリーンフィッシュ(1997年製作の映画)

3.3

【🕶省略レビュー🐠】

小説家だったイ・チャンドンの映画監督デビュー作。

ヤクザ映画と聞いて想起させられるものに比べると、そのジャンルの中ではかなり静かで地味な方かもしれない。しかし、いくら静かで地
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夏時間の大人たち HAPPY-GO-LUCKY(1997年製作の映画)

3.2

【省略レビュー】

中島哲也版『大人は判ってくれない』といった印象。

あの年齢でおっぱいにそこまで固執しないだろとは思いつつも、少年期に過敏に感じ取る異性の体の変化とか、成長の実感とか、自我の目覚め
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.4

【省略レビュー🧜‍♀️】

篠原さんの熱演もあって親の子を思う気持ち(愛情)は痛いほど伝わってきたし、川栄さんや松坂さんをはじめとした女優陣の演技が本当に素晴らしい。

ただ一方で、突如狂気的に思える
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タグ(2018年製作の映画)

3.7

【🏃‍♂️省略レビュー🏃‍♂️💨】

日本劇場未公開作品。邦題は『TAG タグ』
(TSUTAYAレンタルはじまってます!)

30年以上に渡って友人同士で鬼ごっこをし続ける男たちの実話を映画化。
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トゥルース・オア・デア ~殺人ゲーム~(2017年製作の映画)

2.9

【🙆‍♂️省略レビュー🙅‍♀️】

日本劇場未公開作品。
(TSUTAYAレンタルはじまってます!)

低予算ホラーを中心に次々とヒットを飛ばしているブラムハウス製作、監督は『キック・アス2』のジェフ
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パンとバスと2度目のハツコイ(2017年製作の映画)

3.9

【🥖省略レビュー🚌】

元アイドルを起用した映画と聞くと、それだけで触手が伸びなくなる人もいるかもしれないが、この作品を皮切りにそんなことは無くなると思う。

深川麻衣さんも山下健二郎さんも実にナチュ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.4

コッ…コッ……コッ…コッ………コッ…コッ…


*町山智浩さんのトークショー付き上映回にて

【レビュー🐦】

《現代クラシックホラーの名作誕生》

※ネタバレはコメントの方でたっぷりと語っているので
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.2

〈丸ピカ爆音映画祭 先行プレミア上映にて〉

これで本公開より3週間ほど早く観たのに、投稿が今更になってしまいました〜 笑
好きな作品だと、省略レビューとはいえ慎重になってしまいます。笑


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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.5

【省略レビュー】

ここまで息苦しい映画もなかなか無い。

極限状態では、常識や型通りの筋書きなど存在しない。何もかもが予測不可能であり、誰もが信用に値しない。

主人公であるケイト(エミリー・ブラン
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.8

400レビュー達成して、しばらく燃え尽きていましたが(笑)、またぼちぼちはじめます!


【省略レビュー】

3時間尺の方が監督はオススメらしいけど、この4時間尺バージョンでも全然飽きることなく楽しめ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.5

この作品で400レビューを迎えられて、
めちゃくちゃ嬉しいです!!
今後も精進します(`・ω・´)ノ
(昨日の連投は、実はこのためにあったのです。笑)


ズンズンパッ👏 ズンズンパッ👏
ズンズンパッ
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.7

〈東京国際映画祭 特別招待作品にて〉

Netflixにて12月14日より全世界同時配信開始

【レビュー】

《映画史にその名を刻む絵画的原風景》

全編モノクロ、65mmフィルム撮影の超高画質。
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ジャーロ(2009年製作の映画)

2.3

【省略レビュー】

ダリオ・アルジェントの知性が、カケラも感じられない作品。

飛躍しまくりの脚本が、無理矢理にでも整合性を合わせようとして必死になっているのが意味分からないし、途中で犯人の正体を普通
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アンセイン ~狂気の真実~(2018年製作の映画)

2.6

【省略レビュー📱】

全編iPhoneで撮影された、スティーヴン・ソダーバーグ監督復帰2作目で、日本は劇場未公開。

わざわざ全編をiPhoneで撮る必要があったのか甚だ疑問な作品で、確かに一部効果的
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

2.8

【👻省略レビュー👻】

ジョン・カーペンターらしいと言えばらしいのかもしれないけど、らしくないと言えばらしくない不思議な感じ。

監督名伏せてこれ観せられても「ジョン・カーペンターの作品だ!」と当てら
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