ipさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ニート・ニート・ニート(2017年製作の映画)

2.0

うーん、新しさもない、演技力もない、面白味もない。
灯さん(月子役)の工学系女子キャラクターだけは練られているのは感じた。見終わって前半を改めて見返した。

ロードムービーのお決まりの(中身のスカスカ
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子どもが教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.5

子どもって周りの大人が、いや、実親さえもが思っている以上に大人だ。一人の人格として立派に自分や周りのことを考えている。
中には命の限られた子もいるだろう。無責任に同情する大人(見ている我々)をよそに彼
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カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

2.5

2よりは面白かった。やっぱりシリーズものは新しいほど予算が割かれてその使い道を見かけの豪華さだけに使って、シナリオとかおざなりだなと思う。最初が一番良かった。

なんかストーリー進行に都合のいい設定を
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

2.0

前の方が良かった。ミスコンを経て世間には才色兼備の捜査官として有名になり、本人もそれを自覚してしまっているところに有頂天ぶりが見られる冒頭。そこが鼻につくのもサンドラさんの好演ゆえか。

後半は楽しか
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

4.0

チューリップ・バブルの史実は投資家としてはもちろん知っているけれど、その時代背景の物語は初めて見たかもしれない。

あくまでも背景であって、その話が主軸ではないけど、その時代の女性の置かれた立ち位置を
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

5.0

777レビューは公開当時に見に行きたいと思っていて見られなかったこの作品。
映像が美しいと、ストーリーの美しさも際立つ。昔の映画はそれはそれで味があるけど、現代作品の利点を最大限に利用した作品は好きだ
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L♡DK(2014年製作の映画)

1.5

少女漫画に言うのもなんだが、女ってこういう都合のいい妄想の生き物なのかとよくわかる。
最後には「複数のイケメンがワタシのことを奪い合う」定番展開。

ヒロインに自分を重ねてる皆さん、あなたの周りのブサ
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

2.0

1よりイマイチ。
落ちぶれた利根川が、なんであんな招待券なんか持っていたの? とか不自然な点がいくつかあり、話に無理がある。

序盤のチンケなイカサマ破りがシナリオ全体に重なるフラクタルになってるのも
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.0

サンドラ ブロックさんカコイイ!

やっぱり現代女性の美しさは容姿も重要かもしれないけど、知性や振る舞い、自分を持つ芯の強さだと思う。
その点冒頭のグレイシーは誰より美しいと思うけどなぁ。

男に媚び
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名前(2018年製作の映画)

3.5

よくこんなに偽名で働いたり人と交流したりできるなーと思うところだけど、これ誰しもやっている。
SNSやらサイトやらでハンドルネームを用いて、隠さなくとも素性を明かさず交流し、自分をよく見せたりマウンテ
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パパはわるものチャンピオン(2018年製作の映画)

5.0

父親の仕事を誇れない子どもに見せるべき名作かもしれない。
世の中カッコいい仕事ばかりではないけど、誰かがやらなければならない仕事もある。たとえばコンビニやコルセンバイトを底辺と言う人いるけど、その人た
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ヒロイン失格(2015年製作の映画)

3.0

ところどころに散らばってる小ネタっぽい演出は原作に忠実なんだろうか。そうじゃないかと思ってよく頑張ったなと思う。原作見たことないけど漫画好きとしてはなんとなく想像つく。

前半めっちゃ面白いけど、後半
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.0

黒木華好きすぎて見る。
ニノはそんな演技上手くないけど歌のシーン一瞬ながらめちゃ上手い。

人から見る不幸せと、本人の幸せか否かは違う。
宗教は嫌いだけど、幸せに旅立てるなら、それも幸せを得るのならそ
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女囚さそり 第41雑居房(1972年製作の映画)

3.5

梶芽衣子さんのセリフがさらに少ない。その分目力と動きで演じきっていて凄まじい。

澤さんにそっくりな女囚が弾けまくり。

君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.5

実写版の予告とか見て大体の話を想像含め知った上で実写版を見ずにこのアニメ版を先に見る。
今のアニメって花火をあんなに上手く表現できるんだなぁ。

昔の彼女がこんな風に強引に誘ってきたなーと思い出した。
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僕と妻の1778の物語(2010年製作の映画)

4.0

大学の眉村先生。奥様を亡くされたときの経験を元にした作品。例えば年齢設定が若い夫婦とか、裕福ではないとか、盛っている要素が涙を誘おうとしているのが見え見えで、実話をドキュメンタリーにした方が個人的には>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.5

江口洋介のセリフって字幕いる?笑
いくら無国籍風演出でいろんな言語を混ぜているとはいっても、小学生が中国語のつもりで話すデタラメ言語のようだ。

現実世界にいる円盗の言語や地名を一切使わないのが違和感
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カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

4.0

金ローでせっかくの機会なので録画して二度見。一回目は普通に。二回目は副音声。
展開のスピーディーさを重視してこの端折り感は仕方ない。一回目は低め評価だったけど、二回目に副音声で監督の話を聞いて評価変わ
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女囚701号 さそり(1972年製作の映画)

3.5

B級映画っぽいのにこの完成度。
梶芽衣子さんの目力。25歳にして存在感だけで表現している。

エロいシーンがエロくなくて、エロくないシーンに官能美がある。

しかし短く収めるためにストーリー進行が無理
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.0

高木渉さんの表現力!
確かに違和感もあるけどこんな役の幅を見せられるとは。

犬好きではないからノレなかった。
ねこならノレたかもしれない。しかしねこは芸とかしないぞ。

しかしちょっと待て。この作品
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Shall we ダンス?(1996年製作の映画)

3.5

ダンスを始める人が本当にみんながみんな、下心アリアリなのかな? もちろんそういう人もいるだろうけど、一部の人を誇張して全体がそうみたいな印象を与えていないかは気になる。もし誤解があるなら、真に受けると>>続きを読む

雲のむこう、約束の場所(2004年製作の映画)

2.5

時代設定と社会背景と世界観が見る人を置き去りに。
いや、それわしがついていけてないだけやな。

情事の終わり(2012年製作の映画)

2.5

冒頭の映像がとても良かった。全く動かないただの廊下の映像だが、何が起きているか・どんな光景かが見る人次第で多種多様。
そのあとの建物の映像とかも風景美に富んだもので、なんでこんなに評価低いのと思ったけ
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3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)

2.5

中条あやみ美しすぎ。それだけを見た俺。

オタはみんなあんな型にはまった人間しかいないと思われてるんだろうか。オタだって千差万別なんだぜ。佐野さんの演じた役は服装も割と清潔感あるし、なんか違う。本物の
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.5

着想がとても良いが、たぶん多くの人が期待したストーリーと違うのだろうな。
母親にしか見えないエンジェルは、もしかしたら母親の中にしかいない存在では? と思い始めてしまい、なかなか終わり際までその考え方
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春待つ僕ら(2018年製作の映画)

2.5

Wikipediaによるとバスケ部員たちは身長180前後で体重60キロ台とか。そんなんヒョロすぎてスポーツなんかできませんからー! 残念!

イケメン四天王が騒がれるほどイケメンではない。実在するレベ
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かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―(2018年製作の映画)

4.5

歸山竜成くんと有村架純さんの関係がすごく良い。こんな距離感でいられるなら血のつながらない子の親になる覚悟ぐらいなんてことないな。

子どもにとって良い親とはなんなのか、わからない方が模索して良い親にな
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RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ(2011年製作の映画)

3.0

チューの演技イマイチ。

サッカー好きとしては寿司屋に飾られていたカターレ富山のフラッグが小道具としてポイント高い。

作り話とはいえ、長年運転士を勤めあげた役の三浦友和さんと、実在する定年運転士さん
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RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語(2010年製作の映画)

4.0

良い作品だとは思う。この素晴らしい作品に敬意を表し、高めに評価したい。

同じ夢を諦めた人間として、そして成功できなかったおっさんとして、一流企業の役員を捨てて確実性のない昔の夢に挑戦するなんてアホだ
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

3.5

東垣内という苗字なら「ひがしがいと」じゃないのかね。日本語のセリフでも字幕でも「ひがしがいとう」って違和感。

石田ゆり子さんは老けないなぁ。
西島さんは老けメイクでもカッコいい。中山さんも若メイクと
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来る(2018年製作の映画)

3.5

好きなジャンルではないが、黒木華好きだから見た。
妻夫木さんクズ夫役上手いわー。最初はイクメンだったんだろうけど、イクメンやってる自分が大事な奴に変わっていったのそこらじゅうにいそう。

黒木さんがタ
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テイク8(2015年製作の映画)

3.0

実話なのかモデルがいるのか…なんてウザいおっさんだ。

公私混同で撮影ダメにされたらスタッフにとって迷惑極まりないな。
役者陣の演技力はイマイチかもしれないが、自主映画の設定ならこんなもんかな。

Last Wedding Dress(2014年製作の映画)

4.0

喜ぶおばあちゃん可愛い。

繋ぐまでの策が無能すぎるのは稚拙というか、素人らしいリアリティーというか。

白雪姫のキスがそこで生きる話か。これはいい前フリだ。
クレジットからして、もしや監督が身内をモ
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ハートにコブラツイスト(2012年製作の映画)

3.0

音楽で生きていけると思い込んでいる凡人にいいメッセージだと思う。
才能ないことに早く気づかせてあげる大人はいないのさ。

しかし、上田作品はそういう才能なしがよく出てくるね。

恋する小説家(2011年製作の映画)

3.5

上田氏の作品にもこういうのがあったのね!
才能のない作家の小説から登場人物が家を訪問してきて改善を求めるのは僕にとっては新しい(パクり元があるのかもしれないが、僕はそれを知らないから及第点)。

役者
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お米とおっぱい。(2011年製作の映画)

1.0

パロディ・オマージュとパクりは違う。
三谷幸喜さんは「12人の怒れる男」のフォーマットに独自の作風やキャラクターを作り上げて自分の作品「12人の優しい日本人」にした。
この作品のキャラクターも作風もセ
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