杉元、自分で「おれは不死身の杉元だ〜!」って原作でもあんなに言ってないし、うるさかった。
コントパートはちょっとこなれてない感じで面白みがなかった。
ヒグマの再現度は高かった。
キャスティングは素晴ら>>続きを読む
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誰も悪くない。なのにあの日を体験した誰もがいろんな形で程度の差はあれど自分を責めたり悔やんだり後ろめたかったり。
えっこのひとも、あれっじゃあこのひとは…?と、頭がグルングルンして、ちょっと気が散っ>>続きを読む
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死んじゃえ が ジンジャーエール
には笑ってしまった。
実際、これ入力するのに
しんじゃえ
までで、候補に
ジンジャエール
表示されたし。
聞き違い、あるよね~。
後半のトヨエツ、見ものだった。>>続きを読む
もっと要領よく立ち回るのかなと思ったらだいぶ綱渡りでハラハラした。その杜撰さのせいで結局最後に全て露見してしまうのだなぁ。詰めが甘かった…
アラン・ドロンは怖いくらい美しいけど、好みじゃないなと改めて>>続きを読む
フェイ・ダナウェイが最高にきれいで格好良かった。
圧巻のラスト・シーンにつきる。
原爆投下の一瞬で、人が壊される様に言葉を失う。
直ぐには死ななかった人々の苦しみ、黒い雨。何が起こったのかもわからない、その惨さ。
“あの死体の一人ひとりが 泣いたり笑うたりしとったなんて 嘘みたい>>続きを読む
ゴーリーの装画と挿絵につられてジョン・バカン原作「三十九階段」を読み終えての鑑賞。
そうか、“三十九階段”を作戦名にしたのね。わかりやすい!
汽車の中でハネイに無理やりキスされた恨みを根に持った再登>>続きを読む
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頑なな眼差し。エイダにとってのピアノ。その価値を最初から理解した男と、そうではなかった男。なるほど、全ては最初から決まっていたのだなぁ。
とはいえどうにかして彼女の心を開こうとしていた夫は可哀想でもあ>>続きを読む
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2時間半あっという間。なんと濃密な物語だろうか。法廷で次第に明らかになっていく夫妻の関係。不満。不信。不公平。不倫。
そして判決。
真実は要らない。
どちらの言い分もわかってしまう口論の激しさに見入>>続きを読む
家族の、絆、じゃなくて、呪縛、か…。
松山ケンイチと柄本明、次第に荒んでいく父子の介護生活とその終わり。すごいシーンだった。
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あんなにかわいいアヒルさんをザクッ!って😱
怖いのはパールさんでした。
映画館の男もブロンド義理姉も、なんでお家に行っちゃったかな〜。ま、そこがないとホラーにならないんだけどね。
最後の泣き笑いが怖く>>続きを読む
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すごく奇妙。だけどあとからジワる面白味。
幻想とディストピアが入り混じったような世界。お腹に宿していた胎児の脳で蘇生したベラ。彼女は自らの意志で旅に出て他人と交わり(色んな意味で)やがてその未熟な心が>>続きを読む
“普通”という水で、溺れてしまったんだ…。
すごいものを突きつけてくる。
優しくて、まっすぐで、だけど、暴力でしか物事を解決できない。そんな三上をサポートする人々と少しずつ作られる信頼関係。働き始め>>続きを読む
イタリアの古書店店主と移民の少年の心温まる交流。
感想を教えてと少年エシアンに本を貸す店主リベロ。最初は漫画、次は児童書そして小説へ。ピノッキオの冒険、星の王子さま、白鯨、シュバイツァーの伝記。たくさ>>続きを読む
原作を読んでからの映画鑑賞。
細かい部分はかなりカットされているのに無理のないドラマに仕上がっていると思う。
特に、原作では重要なピースとなるポエムが一切無く成り立っていることなど。
後半、“カイア>>続きを読む
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一日の始まり。それが晴天でも曇天でも、見上げては少しだけ微笑む。朝が迎えられたことの安堵感か、それとも感謝なのか…。
めくるめく日々はルーティンでありながら少しずつ違っている。ほんの少し嬉しかったり>>続きを読む
原作のテンポ感がそのままロックとして再現。橋のライブがちょっと長くて飽きてきたけれども、クライマックス御前のステージは圧巻。
それだけに直後に彼らの物語が封じられた理不尽は、舞台の暗転そのもののようだ>>続きを読む
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ママの理想に叶うよう振る舞う少女の抑圧されたこころの恐れと悔しさと焦りと妬みを吸収して大きくなる卵。
孵化したヒナが食べるエサに影響され変容していくのをみていれば最終的にどうなるかは予想できたけれども>>続きを読む
印象的な部分メモ
・「生きるために隠れてたのに死を選ぶしかなかった。」
・「反戦反核画家と言われるけれど、決してそうではない。そういう一面も確かにあるのかもしれないけれど、それよりもっと根源的で哲学>>続きを読む
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いや、これはムリ。殺人シーンも自傷シーンもちょっと見ていられない。途中から音無し倍速で流す。最後もなんか変なの生まれてたけどあれで終わりなのか。意味がわからない。
うっかり映画館で見なくて良かった。>>続きを読む
恩人の過去の罪を暴く駆け出しの弁護士。気が進まないながらも被告人が語ろうとしない動機に少しずつ迫っていく。
疎遠だった父の手を借りナチス虐殺についての資料を調べ上げ、被告が犯罪を犯すきっかけになった法>>続きを読む
悪いことって続くときは続くんだよねぇ…
夫婦そろって仕事が無くなり職探しを始めるけれど、年齢がネックになる妻と健康診断でNGになる夫。金で手に入れた紹介状の店は税金を納めておらず、咎めにでかけた夫は拉>>続きを読む
お母さんが脳梗塞で倒れてからの信友家。
お母さんを見舞うのが日課となったお父さん。
お母さんを自宅で介護できるようにと筋トレを始めたり、鼠径ヘルニアの手術にも挑んだり。
結局、お母さんとまた一緒に暮ら>>続きを読む
アルツハイマー性認知症と診断された80代の母を、耳が遠い90代の父が面倒を見る。それを記録する娘のビデオカメラ。
明るく社交的だった母が、自分の変化に戸惑い何でわからんようになってしもうたん
と問う。>>続きを読む
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帰るに帰れないでいるうちに20年も経って記憶の中の父親はいつの間にか自分と同じ年になっていた。
人と関わらずに過ごした年月を、ヒッチハイクの一日で取り戻していくそれはまるで修行のようでもあり。
面接帰>>続きを読む
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お兄ちゃんOJが車のドアをそっと開けて上空を確認してそっと閉めて「NOPE」って言って
その直後のサプライズ…!!の、シーンが好き。
きょうだいと家電店の兄ちゃんの掛け合い、近所のテーマパークのオブジ>>続きを読む
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実は僕のせいだった。と、言えるまで。認めること。そこに踏み込むにはまだ許容量が足りなくて。後悔と親友を失った悲しみと不甲斐なさとで精一杯で。
草原を走り抜ける少年たち。美しさときらめくような若さと。先>>続きを読む
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産んで産んで産んでまた産んで…って、二回目くらいまではキモッ!って感じだったけど、段々、えっ、また?えっ、まだ足りないの?今度は足からか…(-_-;)
なんというかここまでして最後は「愛がほしい」。呆>>続きを読む
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何もそこまでしなくても。躊躇なさすぎてこのママ怖い!コピーが可哀想…なーんて思ってたら、えっ、そうだったのか!!これはやられた〜。一本とられました。
キッチンの隅のイスから動線を監視する男フォルケと、される男イザック。調査ゆえ口を利くことも出来ない。これだけで十分シュール。
なのに、些細なきっかけで近しく親しくなっていくおじさんふたりがなんともキュ>>続きを読む
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なにこれメチャクチャ…
「マリアビートル」をどう解釈したらこうなった?
東北新幹線が東海道新幹線になったのは仕方無しとしても王子が女の子なのも檸檬と蜜柑がオッサンなのもゆずる。譲ってもこれはちょっとふ>>続きを読む
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ざわざわ、ざわざわする。
それが物語のアングルが変わるにつれ
少しずつ、解れていく。
そして、彼らの世界。
大人にははかりようのないほどに、真っすぐで、不器用で、残酷で、繊細で。
出発進行。
まるで>>続きを読む
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まるでドラムのセッションみたいなスパーリング、その音とリズムに圧倒される。
でもそれは、当の彼女には聞こえない。
聴こえないことは壁。
不便でいて、都合が良くて。
だから目を澄ませて。
世界は、思う>>続きを読む
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まるで蜘蛛の巣のような聖地マシュハドの夜景から始まる。
生活のため幼い子供をひとり家に残しひとりふたりと客をこなす。暴力に耐え金は値切られ。主人公かと見守っていたその女、疲れ果てた体と心は危険を察知す>>続きを読む
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描き尽くしてヘチマのタワシのようにスカスカ、しぼりカスのようになった漫画家。焦りとプライドが彼を孤独にしていく。売れ線から零れ落ち、安らげるのは金で繋がった風俗嬢の前だけとは…。
深澤の鬱屈や不満は>>続きを読む
佳作。
フランスに居住していたユダヤ人の強制収容。
アパートに取り残された弟との再会だけを願った少女サラ。ついに果たされたそのときは、酷くも彼女の一生の傷になり闇を深くしていった。
数年前に原作を読み>>続きを読む