Ducalさんの映画レビュー・感想・評価

Ducal

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.1

アランは暴力を忌み、戦争の早期終結に向けて尽力するが、その存在や功績は隠蔽されてしまう。
政治的イデオロギーとは無縁で、愛する人のためだけに貫こうとしたマシンの作成。
戦時下のナショナリズムはそんな男
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

4.4

薄暗く金網のある部屋で老いた男性が紙コップでコーヒーを飲みながら眠りゆく最後のエピソードでは、人生の最後を思わせる老いと眠りや、消えゆく泡を連想させる「シャンパン」というタイトルからも死をイメージでき>>続きを読む

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.2

コンバイセグンドもイブラヒムフェレールもルベンゴンザレスもこの映画から好きになりました、自分の音楽観を大きく変えてくれた大切な一本です。
イブラヒムがゆっくりとしたスペイン語で語るシーンが好きです。

バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.5

定期的にcallingyouが頭の中に流れ、どうしても観たい衝動が抑えられなくなるという中毒性をもつ映画です。
同じように感じてらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
制作費をかけなくても、このよう
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猫が教えてくれたこと(2016年製作の映画)

3.9

イスタンブールと猫というだけで、見なくてはならないという気持ちにされました。
ぼんやりと眺めるのに良い映画です。

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.7

スタイルのある映画で大好きです。
まるで洒落た短編小説を読んでいるような気分で時々観たくなります。
やはりスタイルを形作っているのは、世界時計に始まる一貫性とトムウェイツでしょうか。

パターソン(2016年製作の映画)

4.8

芥川龍之介は「幸せになりたいなら些事を愛しなさい」と言いましたが、まさに地でいくパターソン。
代わり映えしない日常をつまらないと感じるか、些末な事柄を詩というツールを使って甘露味に変えて楽しむか。
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マルホランド・ドライブ(2001年製作の映画)

4.6

鑑賞後ストーリーを思い返しながらジワジワと効いてきて、しばらく経って腑に落ちる。
「夢」をこれだけリアルに表現することができる監督はリンチをおいて他にないと思います。
二つの世界のナオミワッツ、どちら
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ダンシング・ベートーヴェン(2016年製作の映画)

4.0

鑑賞後、第9交響曲に改めて没頭。
通勤の徒歩区間は往復で一曲聴いてます。
バレエには明るくないのですが、それ故に人間の体の美しさを改めて知れた気がします。
音楽は三楽章が好きですが、表現としては二楽章
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.9

社会的にLGBTは認められてきたけれど、個人や家族のレベルに降りていくと根強く残る偏見。
外から見るととても醜く見えるし、僕自身もフラットな立場で人を裁くことなく生きていたいけれど、自分がオルランドの
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ライオンは今夜死ぬ(2017年製作の映画)

3.8

ジャンが花を持って海辺を歩くシーンが印象的。
死を演じること、死者の霊など重いテーマに対してヌーベルヴァーグ的即興で挑むのは今の世の中ではある意味冒険的。
個人的には主義主張が自由であるべきだと思うの
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ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.9

少年が好きではじめたチェス。
いつのまにか勝利、成功、英雄の再来などという大人達の夢に飲み込まれてしまう。
子どもをもつ世代には必見の一本。

あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

4.2

真剣に人生と向き合うがゆえに周囲から疎んじられるハリエット。
大筋は予測できるストーリーで進みますが、それ故に、沁みるセリフが印象的だったし、ラストシーンは久々に涙しました。
タイトルは原題のままで良
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ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

3.8

伝統や文化を重んじるのも大切ですが、一方で他国のアイデンティティを尊重しつつ、新しいものを生み出すこともまた必要なことなのではないでしょうか。
ヨーヨーのもと集うコスモポリタンたち、不安もあったと思う
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.1

ストーリーは物足りなさを感じますが、音楽は最高です。オープニングの“Bellbottoms”とWRXだけでも充分観る価値があります。
サントラ聴きましたが最高です。

賭博師ボブ(1955年製作の映画)

4.0

全盛期が過ぎ、哀愁漂う初老のボブ。積み重ねてきた信頼は厚く、弱きを助け、筋の通らない者には冷徹に振る舞う。
人は経験を重ね知識を深めると保守的になってしまいがちですが、ボブは牙を抜かれておらず、賭博師
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