初オリヴェイラ作品。
ガラス越しのショット。靴のアップ。
聞こえてこないからこそ、見えてないからこそ想像を掻き立てる。
思いのほかホラー。
終始朝子にイライラしながら観て、ほんとに朝子を嫌いになった。
けど、朝子かわいい。ちくしょう
傑作。
それまで面倒なことをかわして生きてた「僕」の感情の爆発と音が消えていくラストカットに印象に残る。
三宅監督は人間同士の微妙な距離感を描くのがほんとうまい。
ストーリーはちゃめちゃ。
だけど観てしまう。
渋滞のシークエンスに感じるサスペンス、
唐突なメタ視点、
即興劇中音楽、
森の中で映える服装の色彩も美しい。
視覚的快楽に満ちた、
ドラッグのような映>>続きを読む