suirei2010さんの映画レビュー・感想・評価

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VORTEX ヴォルテックス(2021年製作の映画)

4.7

母の介護の体験上、また自分を顧みて考え方の方向性から、とても共感するものがあった。
老いて、記憶があろうとなかろうと、それまでの生き方が、ずっと押し込んできたものが、表出するという解釈。
冒頭のシャン
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JFK/新証言 知られざる陰謀【劇場版】(2021年製作の映画)

4.4

もう一回、家で見たい。証言と登場人物が多くて追いつかなかった。
知らない事は、本当にたくさんある。

アメリ デジタルリマスター版(2001年製作の映画)

4.8

アメリとは友だちにはなりにくいかもだけど、自分の中にもアメリは居るよね。
フランスのこじらせ恋愛はおしゃれでかわいい、その上セクシーであった。
瞳くりくり女子とタレ目男子、いいよねー💖
武蔵野館での特
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

3.6

はまってみたいなと思うタイムループ、笑。
日常に足りない時間ってこんな時間なんだろうな、と思えた。
話す、ケンカする、確かめる、リアルに体感しないとね。

探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

3.5

全体がチグハグに感じたけれど、それが歌舞伎町と言われたらわからなくもない。
悲惨な事実が淡々と繰り広げられているのが、ドライに流れてしまって、そこに『自分にとっての他人事』と思っている自分の非道さに気
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

4.3

国や男女や戒律や何やかやの事、こうやって作品で触れて、考えたり感じたりして、自分の中身もひとの中身も変わったりまじわったりするのかもしれないなぁと思ったのたった。

ミナの強さと受容に、生きる事を励ま
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

3.5

謎解きなのかなと思ったらそうでもなくて、成り上がりのお話といえばそんなところもあり、エロ味が強いと言えばそうでもあって、最後は信念が強い女性の話、という感じだった。
途中は助長してたかなー、、、。
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マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン(2021年製作の映画)

3.6

北欧のテキスタイルっていうことしか知らなかったマリメッコ。ほっこりというよりバリバリのNYビジネスだった。全世界展開で成功してるのだから、そりゃそうだ。
マリス・イソラはデザイナーというよりアーティス
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そばかす(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

みんな別々の一人一人の人間なんだよね。
『同じような思いの人がどこかで生きてるだけでいいや』という台詞によって、北村匠海が回答を出して〆る。
みな魅力的であった。
自分は物語の中で完全に『親』世代であ
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ぬけろ、メビウス!!(2022年製作の映画)

3.8

金持ち家族の描き方がコント過ぎて詐欺なのかと思ってたら、ホンモノ設定で驚いた。実際もそんなものかもしれない。コントみたいな生活を本当にしてる家族がいるのかもなぁ、、、、と逆に思う。
主人公は生ぬるさも
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エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.6

発て、そして学べ
興味にむかって真っ直ぐに進む子どもたち。
子どもを信頼し、未来を託すする大人たち。
爽快。見習わないと。
若い両親の子どもへの信頼と覚悟に泣きました。

窓辺にて(2022年製作の映画)

4.2

舞台挨拶中継回。
登壇の3人のお話が上手でホスピタリティがあって、聞けて良かった。吾郎さんと中村ユリさんの美しいこと、今泉監督の誠実でお茶目なこと。
映画はもう一回は必ず観る。空気感、台詞、感情の動き
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七人樂隊(2021年製作の映画)

3.8

すごくローカルな内容もあって、全部を実感しきれていないと思うんだけど、中国でもなく西洋でもなく、という香港の感覚というか人のつながりが表れてるんじゃないと思う。
短編映画の集合体って面白い。

シャイニー・シュリンプス!世界に羽ばたけ(2022年製作の映画)

4.0

心のままに恋愛したり、自分の思う人生を生きて繋げていけたらいいのに、とすごく思った。
人間は神じゃないし、神の代弁者でもないぞ❗️

声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.8

詐欺こわい。
最後の方がアクションと共にストーリー展開もちょっと荒っぽい気がしたけど、全体的には面白かった。

ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.5

パワーがあるけど、制御出来ない部分を抱えて生きるバニー。生き辛さに共感する部分もあり、一方あまりにツキがない所にどうにも助けられない無力さを感じたりした。
信仰を持つ人にも人を救いたいと思っている人に
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

子どもも大人もありのままの自分で生きていた。先生は生徒の作文に感動、クラスで絶賛して涙してるし。親子、兄弟、夫婦は遠慮会釈なく絶妙なテンポで頭はつりあうし。父親はしじゅうポリポリ掻いてるし。
豊かな自
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ストーリー・オブ・フィルム 111の映画旅行(2021年製作の映画)

-

見事なオタクっぷり
でも切り取りが細かすぎて分かりにくく、残念だが眠気に襲われる

三姉妹(2020年製作の映画)

4.0

韓国の人のエモさって、キリスト教からきてるのかなぁと思った。諦めない、感情を発露するみたいな激しさは、いいなぁ好きだなぁと思った。めっちゃめちゃ面倒だけど。
抑圧に抵抗するところが好きだ。
生きる辛さ
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わたし達はおとな(2022年製作の映画)

4.0

加藤監督すごい。藤原季節さんすごい。
可愛げが一切ないクズ男がきっちり表現されていた。男性が書いたからこそ、本当にやな奴になってるのかな。
観ながら『別れたらいいじゃん』って何度呟いたことか。
女子4
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.1

言葉で綴られるストーリー。
無口な渡利が自己を語る言葉をどんどん獲得していったのは、難解(なイメージの)チェーホフの劇作を、音と家福の声で聴いたからか。テープの中で生きる音と今の感情を載せて発せられる
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.0

キャラクターがシンプルでわかりやすいので、ちょっとややこしくなりそうなストーリーでもよくわかっておもしろかったー。

タイトルが、なんか惜しい。
殺人にまったく悪がないってわけではないよね、と思いまし
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