コイズミさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

2.5

全く期待してなかったけどしっかりつまんなかった。ベン・ウィートリーのやらされ仕事。サメの口内視点で人をバクバク喰べる所だけ斬新で良かった

人魚伝説(1984年製作の映画)

5.0

日本映画のマスターピース。到達点。凄まじき怨念と殺意の果てにポセイドンが舞い降りる

暴行切り裂きジャック(1976年製作の映画)

4.5

最高。燃えるようなセックスをするために普通のカップルがシリアルキラーと化すスラッシャーポルノ。長谷部×桂コンビの原初にして集大成か?濡れ場なんか二の次でとにかく殺りまくるマッドな快作

(秘)ハネムーン 暴行列車(1977年製作の映画)

4.5

傑作。劇伴も相まってほとんど西部劇っすね。ヒロインがチンピラ共にまわされてるところでガンガンに鳴り響く爆音ピンクレディー(S.O.S、ウォンテッド)の破壊力と、それを横目に何故か生セロリを丸かじるババ>>続きを読む

死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

2.5

血量モリモリなのに全く血湧き肉躍らない凡作リブート。見せ方は超下手だし、そもそも編集のリズムが好みじゃない(ワンテンポ早い?)。"アルバレスのはらわた"(ライミより好き)が偉大すぎた

バチアタリ暴力人間(2010年製作の映画)

4.0

超暴力型人間観察日記。傑作。山本剛史はいつだってサイコー

Pearl パール(2022年製作の映画)

3.0

まあまあ。「赤い斧」を使ってのミア・ゴススローター(大虐殺)がもっと観たかった。タイトルインは超良い。ラストショットはTwitter(X)に画像が流れまくってて最早鮮度がない

DASHCAM ダッシュカム(2021年製作の映画)

2.0

超期待案件だっただけにつまんなすぎてガッカリ。勢い任せの掃き溜めPOV。見づらいったらありゃしない

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.5

大傑作。あみ子vs. the world。映画が始まった瞬間から思わず姿勢を正してしまうショットの強度(音の設計もバチくそ素晴らしい)。坊主のあいつと保健室の先生の存在が唯一の救い

セクシー・ビースト(2000年製作の映画)

3.5

キューブリック大好きっ子ジョナサン・グレイザーの電撃的デビュー作はブラックユーモア溢れるブリティッシュクライムもの。何がセクシー・ビーストなのかはよく分からんがめっちゃ面白かった。(強盗を)やれ/やら>>続きを読む

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

ファミリー向けスラッシャーとしては完璧な面白さ。ゴアが無くても何ら問題なし(勿論あるに越したことはないが)。ミーガン様の魅力爆発

The FEAST/ザ・フィースト(2005年製作の映画)

2.5

つまんなかった。ノリがとことん合わなすぎる。ガキが容赦なく喰われたり血がぶしゃぶしゃ噴き出たり威勢だけはいい

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.5

より残虐に、よりお茶目に進化を遂げたアート君による顔面破壊&人体損壊ショー第二弾。ランタイム138分はさすがに長すぎるが前作よりは断然面白い。完全覚醒する逆襲のエンジェル。超絶ゴア神話爆誕!!!

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.5

オモロい。皮肉と悪意に満ちたマンハンティングもの。テンポ良く壮絶に人が散っていく景気の良さ。瞬殺のエマ・ロバーツ

人妻集団暴行致死事件(1978年製作の映画)

4.0

カテゴリーとしては一応ロマポだが、タイトルが指し示す通り完全実録犯罪モノ。とてつもないやるせなさだけが残る傑作。とにもかくにも室田日出男。圧巻

映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園(2021年製作の映画)

4.5

傑作すぎる。約20年前のTV回「オラの心はエリートだゾ」を踏襲した風間くんの手紙に大号泣。高橋渉×うえのきみこコンビにハズレなし

ミッドナイト・ファミリー(2019年製作の映画)

4.0

とにかく画がかっこよすぎる。彼氏に殴られた少女を担架から運ぼうとする所で不意に手を上げて腕のタトゥーを擦り取ろうとするシーンの鮮烈さ。忘れがたい

恋のクレイジーロード(2018年製作の映画)

2.5

完全に期待ハズレ。宇野祥平が出てきて暴れ回る中盤はまだ面白いんだけど(不意にこぼれ落ちるひと筋の涙とかはグッときた)、宇野が出てこない頭とケツがマジつまんない。ダラダラくだらない会話聞かされてるだけ。>>続きを読む

恋するけだもの(2020年製作の映画)

3.0

白石流純愛映画にして少年ジャンプ的グラインドハウスムービー。期待しすぎた感は否めないがそこそこ面白い。クライマックスは真の意味での"オオカミ狩り"状態

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

3.5

老夫婦が孫奪還のため毒ママ一家を討つ話。面白い。これは好きなやつ。溜めに溜めたバイオレンスが映える

超・悪人(2011年製作の映画)

5.0

再見。くそ面白い。紛うことなき白石晃士最高傑作。"愛"は倫理を破壊し大地をも揺るがす。そしてトドメのKING BROTHERS。バク泣き

スランバー・パーティー大虐殺(1982年製作の映画)

3.0

キルカウントだけに注力した80'sビンビンなTHE正統派スラッシャー。面白くないけど嫌いにはなれない。冷蔵庫を使った死体ギャグがサイコー

ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

4.5

めっちゃ良かった。シリーズ最終作でこのアプローチは凄すぎる。前作と同じことをやっても意味がないという作り手の強い意思。相当な覚悟と勇気。断固支持。これは最早ゴードン・グリーン版『ハロウィンIII』(大>>続きを読む

トイレの花子さん(1995年製作の映画)

4.5

ケッ作!バーヴァ(ジャッロ)とスピルパーグが手を繋いでマイムマイムを踊ってるかのような最高ジュブナイル。花子さんは飽くまでオマケ程度で、主題は町内で蔓延る児童連続殺人と学校内でのいじめ(と集団心理)。>>続きを読む

ダークグラス(2021年製作の映画)

4.0

超よかった。アルジェントまだまだ爆イケじゃん。昔ながらの"味"を守りつつしっかり現代的なアップデートも施されたニュージャッロ。なんて慎ましく侘しいラスト、大好きだ。しかも劇中で犯人が観てた映画がまさか>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

2.0

つまんなすぎ。ルックがテレビ映画レベルの安さ。ゴアも終始バカでかい打撃音とバシャバシャ噴き出る血飛沫だけで芸術性のかけらもない。下品

スマイル(2022年製作の映画)

4.0

めっちゃ面白い。『イット・フォローズ』的なニュージェネレーション怪奇譚。観客をも全力で殺しにかかるウルトラジャンプスケア。傑作

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

ボディカウントは少なめだけど全然おもろかった。これくらい大胆にハッタリかまさなきゃ続編なんて作る意味ないもんな。しかもあの選曲チョイス、予算の都合からか一瞬しかかからないけど『フラッシュダンス』好きと>>続きを読む

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

4.0

傑作。殺人と子育てを両立させる殺し屋映画の新たなカタチ。ひとつひとつのアクションの見せ方が丁寧且つ美意識にまみれてて眼福

アンテベラム(2020年製作の映画)

5.0

最高!!超傑作!!!!!これ『千年女優』オマージュしてるよね!!超泣いた!!とてつもない境地、才能。お見事

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

2.5

過大評価。あまりにも主人公サイドに有利な筋運びで段々とどうでもよくなってくる

ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

3.0

要所要所で気になる点はありつつも総じて面白かった。前作より好き。アクションのキレ爆増し。ただエンドロール後のポスクレがあまりにも長すぎる。ラストのドライな味わいを打ち消す踏ん切りの悪さよ

隣の家の少女(2007年製作の映画)

3.0

予想以上にくらった。35mmフィルムに刻印された暗黒夏物語

十三人の刺客(2010年製作の映画)

4.5

めちゃおもろい。ズタボロの美学。三池のエログロナンセンス全部詰めにもかかわらずPG12(しかもテレ朝制作)。どう考えても時代劇にぬるい映倫

Helpless(1996年製作の映画)

3.0

話は退屈だけど幾つかのショットは光ってる。サ店映画。コーラとナポリタンが無性に食いたくなる

BODIES BODIES BODIES/ボディーズ・ボディーズ・ボディーズ(2022年製作の映画)

3.5

凄い。配信スルーも納得のしょうもなさ。ただしょうもない奴らを(自覚的に)しょうもなく描いてるだけなのでどんな批判も無効化してしまうズルさ。面白くはないのに全く嫌いになれない、始末に困る映画だ。