コイズミさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.5

ルーベン・フライシャーらしい軽くて丁度いい面白さ。オープニングの空中線から掴みとしては抜群なのだが、そこから過去への遡り方(繋ぎ)がシームレスで見事すぎた

オカムロさん(2022年製作の映画)

1.5

どれだけ首が飛ぼうが壮大に血が噴き出ようが一向に盛り上がることはなく。話は荒唐無稽すぎるし編集や構成はちぐはぐだしで映画としてのクオリティがマジ終わってる。尺が短いから退屈とかはしないけど、胸を打つ瞬>>続きを読む

エンド・オブ・ロード(2022年製作の映画)

4.0

すっごく面白い。『ロードキラー』や『セルラー』などのゼロ年台B級スリラーなテイストを想起させる快作。ナイトシーンでの照明とスモッグが悪夢的でかっこいい

X エックス(2022年製作の映画)

4.0

大好き。下品で残酷でお洒落な安定のタイ・ウェスト印。ファーストショットからセンスダダ漏れ。血まみれのヘッドライト(真紅)を照明にして舞い踊るババアの美しさに泣く

ブロンド(2022年製作の映画)

2.5

サイコロジカルホラー味が強い伝記(?)映画。つまんなくはないけどとにかく長え。『ジャッキー・コーガン』では効果的だったアンドリュー・ドミニクのアーティスティックな映像スタイルも今回ばかりはちと鼻につく

Studio 666 スタジオ666(2022年製作の映画)

3.0

フー・ファイターズのメンバーが血祭りに上げられるだけの身内悪ノリ映画。ただその際のゴア描写が豪快かつ強烈(オープニングではジェナ・オルテガの顔面をハンマーで叩き割る!)。それだけでもう満足、お腹いっぱ>>続きを読む

NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

恐怖の遊園地。観る度に発見と面白さが増す至高のスルメ映画。人はなぜ映画を観て興奮し感動するのか、その答えをまざまざと見せつけられたような、そんな感覚に浸る。これは映画の起源であり未来だ

スケアリーフレンド(2022年製作の映画)

4.0

75分間に詰め込まれた努力とセンス。めちゃくちゃ面白い!。冒頭のチャリで轢き殺すモンタージュから才気炸裂。闇(病み)と優しさが同居した野心作

地獄の謝肉祭(1980年製作の映画)

3.5

タイトルから連想するようなゴアゴアした映画ではないが面白かった。ベトナム帰還兵の悲哀をジャンル映画的に昇華した快作。隣の家の姉妹が中々いい味出してるなと思ったら、ラストでやはり全て掻っ攫っていった

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

つまんない会話、くどい回想、ガチャガチャした編集。あーこれ完全にハズレじゃんと思ってたら、これらの負の要素がジワジワと癖になってくる謎の中毒性!めちゃくちゃ面白い!!コイツら全員愛おしい!!!ジャンク>>続きを読む

GONIN サーガ(2015年製作の映画)

5.0

再見。人生ベスト。どぶ板に咲いた花々の美しき最期(フィナーレ)。踏みにじられても立ち上がる泥臭さ。最高。魂の傑作。

黄龍の村(2021年製作の映画)

1.5

今のところ阪元映画でワースト。結局アクションがやりたくてやりたくてしょうがないのね。

牛首村(2022年製作の映画)

2.5

犬鳴よりは面白いし凄いものを作ってやろうという気概は感じる(ガラスの反射を使った演出などゾクゾクさせられる)けど、相変わらず尺は長いしオチもしょうもないしで結果的にはいつも通りの村シリーズ

ダーリン(2019年製作の映画)

4.0

食人ガールズエンパワーメントムービー meets 修道院モノ。マッキーの成分もケッチャムの魂も見事に継承した力作

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.5

さすが城定。手堅く面白い。田中圭もオートアサシノフィリアを爽やかに演じつつ、最後にしっかりキモさが露呈していてよかった

カーター(2022年製作の映画)

2.5

しっちゃかめっちゃかでわけわかめ!これまだ仮編集状態じゃないの?!ってくらい色々と粗い。期待はずれ。心意気と技術が伴ってない

さがす(2022年製作の映画)

3.0

完成度は高いとは思うが好みではない。あの爺さんを刀で殺す所とか事後処理なのが勿体ない。ここぞという時のジャンル映画的面白味に欠ける

ヘル・フェスト/アトラクション(2018年製作の映画)

3.0

観終わってから残るものは何ひとつない、まさに"アトラクション的"楽しさ。似たような題材の『ホーンテッド』よりはギミックやビジュアルも派手でゴアくて全然面白い

82ミニッツ(2016年製作の映画)

3.0

82分ワンカットの一夜もの。めちゃくちゃしょうもない話ではあるんだけど、中々面白かった。ここぞというタイミングでザーザー降りになる雨の演出がサイコー

ティル・デス(2021年製作の映画)

2.5

91分というタイトな尺で見せ場もそこそこ用意されてて面白いっちゃ面白いけど、その距離で音を立てずに逃げたり隠れたりするのは不可能だろっていうシーンが幾つかあって、うーん という感じ。

フレッシュ(2022年製作の映画)

3.5

食人ロマンスとして非常に楽しめた。前フリはちと長すぎるが、あのタイトルインのためならまぁしょうがないかってなる

ジャッカス FOREVER(2022年製作の映画)

4.0

バカを本気でやることのかっこよさ(それも20年も!)。年齢もコロナ禍も感じさせないイイ意味でのいつものやつ。うんことちんことゲロさえあればジャッカスはフォーエバーなのだっ

REVENGE リベンジ(2017年製作の映画)

5.0

初見時はいまいちピンとこなかったけど、再見したらめちゃクソ面白かった。シンプルなプロットにこれでもかと詰め込まれた工夫とセンス。ボディカウントはたったの3人なのにこのボリューム、この満足感!女はイーグ>>続きを読む

アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

殺人鬼もつらいよ映画。殺る側だってとにかく命がけ。生半可な気持ちじゃシリアルキラーなんか務まらねぇんだよ!

ジャッキー・コーガン(2012年製作の映画)

4.0

物語の大半がくだらない雑話で構成されているにも関わらず一時も退屈しない(タランティーノ映画とはまた異なる魅力)。テンポは決して良いわけではないがリズムが気持ちいい映画。めっちゃ好き。主役なのに中々姿を>>続きを読む

チャット 〜罠に堕ちた美少女〜(2010年製作の映画)

3.5

この内容で"美少女"とかいう副題つけちゃう日本の担当者さん、控えめに言ってキモすぎないか

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

5.0

最狂のシリアルキラー映画にして究極のブラックコメディ。また、音楽の使い方も超ディスコ的で最高。このスタイルを継承したのがイライジャ版『マニアック』であると思う

ションベン・ライダー(1983年製作の映画)

4.5

幾つもの"点"が散りばめられているだけで、それらが"線"になって繋がることはない。本来そんなものは創作物としてオワってるのだが相米はそれをも奇跡的に成立させてしまう(なぜならそのひとつひとつの"点"が>>続きを読む

デモニック(2021年製作の映画)

3.0

全然嫌いじゃないがブロムカンプのフィルモグラフィーで言えば確実に失敗作。仮想空間でのビジュアルはひと昔前のテレビゲーム的で最高なだけに、そこを軸とした恐怖描写がもっと観たかった

スクリーム(2022年製作の映画)

3.5

シリーズ1作目しか観たことない初心者でも十分面白く観れた。レディオ・サイレンスらしい後半の畳み掛けとヤケクソ感が楽しい。とにかくぶすぶす刺しまくる殺人描写が壮絶。

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

観に来た小中高生に恐怖とトラウマを植え付けつつ、エンタメとしてもキッチリ成立している見事さ。後に引きずるタイプの厭なゴア表現(骨が剥き出し)も良かった。まぁ節々で演出のドヤ感が鼻にはつくのだが...

バオ(2018年製作の映画)

4.0

レッサーパンダの原点。8分間に詰め込まれたセンスオブワンダー。肉まんくんがとにかく可愛いくて可愛いくて、、、。満点ほっこり

疑惑(1982年製作の映画)

4.5

所謂法廷映画なのだがこれがとんでもなく面白い。超絶演技合戦。桃井かおりのド悪女っぷりサイコー。オープニングの車が海へとダイブするまでのモンタージュめっちゃかっこいい。大傑作

サヴェージ・ウーマン 美しき制裁(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

目潰しバイブ!生首からチャカ!!