suminoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.3

見終わった後で原題が気になり調べたら、実際にいた犯罪者と知って驚いた。
無邪気に振る舞う彼は、理解ができなかった。
理解ができないものは時に魅力的に映るが、恐ろしくもある。
選曲とボリュームのバランス
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.5

ストーリーは少年ジャンプ的でおもしろかった。最初のアクションシーンは見ててワクワクするのに、地下や終盤のアクションシーンは夜で暗くてよくわからない。
コスト削減のためか、マーベルではよく見られる流れだ
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.0

アカデミー賞取ってるのに見てなかったことに気付いて見た。結果見なくて良かった作品だった。
序盤の緊張感の作り方は抜群にいい。
だが、アメリカ万歳な偏ったストーリーは好きじゃない。終盤のイラン側は間抜け
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.8

歌声はもちろんだけど、演出が終始良かった。ヤングケアラーというテーマも入っているような気がした。
わかり会えないことを諦めず、願う姿勢に感動した。
家族以外のキャラはボンヤリしてるけど、パッション溢
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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.0

事実をもとにしたホラー作品。無実だった人が死刑囚にされ、再審を勝ち取るまでのストーリーだが、問題は解決されていない。
証拠を捏造し黒人を死刑囚にした人達の罪は?何も罰せられることなく、レイシストとして
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.2

見終わった後で、これがシリーズ物だと知った。いきなりこれを見てしまったのが悔やまれる。
緻密な相関図とストーリーで、最後まで予測が一切できない作りが凄かった。
ただただ悲しい悲劇ではなく、救済される側
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.8

車の記者会見の日に見たせいか、冒頭のパワハラシーンで笑ってしまった。普通に見てたら圧倒的威圧感にやられてしまったかもしれない。
どのシーンもメリハリがあって、見ていてずっとおもしろい。
主役だと思って
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.4

古いセリフと演出を最新の技術でバキバキに映像化。そのバランスとテンポがちぐはぐで、いちいち笑ってしまう。
そのせいでストーリーが素直に入ってこなかった。
シン・ゴジラの完成度の高さを再認識してしまう。

ラストレター(2020年製作の映画)

3.0

映像はすごく良かったけど、ストーリーはあまり好みじゃなかった。

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.5

男のダメな所、ズルい所、それでも生きていく所。
事件や事故は起こらないが、もつれた絆がスルスルと解かれていく様に心が軽くなった。
是枝作品では珍しくコメディよりな作風だけどおもしろかった。

さがす(2022年製作の映画)

4.2

色んな角度から病気と生死を見つめる作品。
実際に起こった事件をモチーフにしていたが、「そういえばそんな事件あったな」と当時思考を停止させていた自分と向き合わされる。

ラストシーンが凄い。見終わって1
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

エルトン・ジョンは学生の頃聴いてたラジオで知った。作詞はしてなかったんだと初めて知った。
ライブ場面は少なめで、精神面にスポットがあたる。他の伝記物映画にも言えるが、精神的に辛かったから麻薬に手を出し
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サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.7

「映画という嘘だったものが、もしかしたら本当かも」と思えた作品。

中盤まではよくある青春ストーリーで、いつも通りに見ていたが、ラストに引っくり返る。「これ本気なんじゃないか?」と疑うほどの映像。圧倒
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90年代の空気が詰まってた。退屈な田舎におけるコミュニティの狭さがリアル。
見ていて少年時代の嫉妬や妬みが喚起する。あいまいなラストシーンがとても良かった。

亜人(2017年製作の映画)

3.0

アニメ原作にしてはよく出来ている方だと思う。説明セリフが少なてアクション多目。
気になったのは、装填数多くて、研修医が戦闘に長けてる謎。

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.5

ブレイキングバッドの二番煎じ。だけじゃなかった、頭がいい故に起こるトラブルがおもしろかった。
金によって変化する自分達のことは予想できていないのがいい。3部作なので、どう風呂敷をたたむのか楽しみ。

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

冒頭から引き込まれる内容だし、カットがかっこよかった。バディ物ではなくて、差別を問いかける作品だった。

何十年経っても解決しない問題は、今後も解決しないだろうなと思わされる。教育されなかった人が、カ
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.6

半径10メートル以内のヒーロー。世界は救えないけど、手の届く範囲の悪事にはレンチを喰らわす。
映画館では上映されないような内容がおもしろかった。主人公よりも相棒の方がぶっとんでてかわいい。
やっぱりジ
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EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション(2021年製作の映画)

3.4

戦闘シーンは魅せるし、ロードムービーパートも悪くなかった。
ただ、エウレカセブンはマシンとサーフボードとテクノハウスミュージックだったはず。

「虹」と「バレエ・メカニック」の感動を期待したが打ち消さ
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ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years(2016年製作の映画)

3.7

好きなミュージシャンの歌を聴くためにライブに行くのに、ひたすら発狂してまともに音楽を聴いていない人達が理解できなかった。
現実で目の当たりにしたのはゴイステのライブだったと思う。

映画を見て感じたの
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.3

圧倒的映像美と迫力あるサウンドだけが見所だった。
主人公とメガネの女の子以外の声が、違和感あり過ぎてストーリーに没入する妨げになった。話の流れもイマイチで特に感情移入できるキャラはいなかった。

匿名
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.7

おもしろい演出やカメラアングルでぐっと物語に引き込まれた。
最後が尻すぼみだったのが、もったいないな。海外のレベルが高いCGに慣れてしまうと、どうしても低レベルに感じる。

バオ(2018年製作の映画)

3.8

まるで小籠包のようにおもしろさをぎゅっと詰め込んだ作品。おもしろくて何度も繰り返し見ちゃった。

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

4.3

「内なる衝動の解放」がテーマなのかな。
ピクサーが多様性と内面重視に舵をきっているのがよくわかる。

表情豊かなキャラクターとモフモフ感の再現。料理のおいしそうな描写が楽しかった。

舞台がトロントで
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

4.0

キャラ設定やポリコレは置いといて、1つのSFアニメーションと見れば楽しめる。
有名SF映画の名場面のリメイクがバンバン出てきておもしろかった!

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.8

「生きる意味とは」を問いかけてくる。コロナ禍で悩む人の助けになったであろう作品。

「人はこう生きるべきだ」といつの間にか刷り込まれていることに気付かされる。
もっと早く観たかったな。

本当は満点だ
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

5.0

シンプルな物語にエモーショナルな映像。
なのに先が読めない展開が楽しかった。

観ていて感情が高ぶったのは、いづれも大人側の行動だったのが印象に残った。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.2

ずっと気になっていたけど観ることができなかった映画。新井英樹のマンガは読むのに精神を削られるからだ。
観終わった後は、「ファイトクラブ」を観た後と同じような気持ちになった。

熱量が凄かった。演技と映
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オールド(2021年製作の映画)

3.5

海外ドラマLOSTの圧縮版みたいで、サクッと観れておもしろかった。