やまさんの映画レビュー・感想・評価

やま

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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

あの静謐な地下空間に文字通りの「アイズワイドシャットみ」を感じつつ、ラストシーンの開放感に包まれた2人の会話が完全にトムクルーズとニコールキッドマン!彼らに必要なのは「SEX」じゃなくて「DOG」だっ>>続きを読む

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

5人家族くらいだった頃、リビングで見始めたら自分以外全員寝た。(ベストムービー)

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

厨二のときイオンシネマで観て発狂した
帰りのバスで「アスカ、、アスカ?!?」
って泣きそうになったの今でも覚えてる。
映画を観て心臓が千切れそうになったのは後にも先にもこの時だけだった
(ベストムービ
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

5.0

映画館で見たと思う。そこから20年。
見返すたびに新しい発見がある。
姿形が変わっても、変わらないものを愛でていきたい
大切なものは眼に見えるとは限らない
(ベストムービー)

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

5.0

金字塔。作り手によってどんな世界もアリにできちゃうっていう芸術の可能性に10代の自分はひどく衝撃を受けた。(ベストムービー)

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

いつも目じゃなくて心で観てる。生理的に大好きな映画。ビートルズが好きなのと同じ理由。(ベストムービー)

怪物(2023年製作の映画)

4.0

自分が他人からしたら他人なのって当たり前過ぎるのにみんな忘れてるの怖

でも自他の境界が溶けてく感覚、わかる。銀河鉄道に乗った2人。
ラストシーンはジョバンニとカンパネルラが"ほんとうの幸い"を見つけ
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グリッドマン ユニバース(2023年製作の映画)

3.5

破壊と再生のクリシェ
王道エンタメ(ウルトラマン/ヒーロー/戦隊モノ)の再構築という意味では抜群の完成度。

しかし個人的にリビルドされたものに興味がなく、脱構築的ルートとしてのシンウルトラマンやチェ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.2

前作が豚で今回は犬。
暴対法の施行により消えるヤクザ。手に負えず駆逐されたニホンオオカミ。

健康に悪くて最高にウマい飯食ってる気分で最後までクソ面白かったわ

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.8

暴力シーンだけみたらめちゃくちゃなんだけど、それぞれのムーブにちゃんと意味があってドラマとして納得感がある。

組織やシステムに豚のように飼い殺されるか、飼い慣らす側になるか。

ラストに広大が組織を
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

4.0

前情報無しで見たら顔面に右ストレート食らいましたね。

浮遊するメデューサ(仮称)の形態変化意味わかんな過ぎてカッケえ。

見かけの面白さについついシャッターを押してしまいたくなるが、そういう世の中の
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

5.0

甲斐性なしのマリオ、勇敢なピーチ、時代に合わせたキャラ付けが良かった

音楽も最高で全部夢じゃん!

エンドロール後のあのシーンで爆上がりした、期待して良いんですよね?

ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

まわりからどう見られるかではなくどのような自分を目指すか。

見かけで判断する癖=バイアスに観客が気付かされる仕掛けが多い。

たまには田舎で息抜きするの大事。

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

モアナといい、この作品も祖先崇拝がベースになっていて日本人として素朴に共感できる世界観。

安易にタコスだのサボテンだのと文化盗用的でないのも良い。ダンテ(舌出し犬)のモデルが現地犬なのもちゃんとして
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白いんだけど、ナードな大男が不遇な少女を助けるみたいな構図はまあまあキモかった

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.2

自分の母親と妹を見ているようだった

子供のカオスに本気で向き合う母親の多次元的子育てムービー

そして親もまた子に学ぶのだなと

パンチドランク・ラブ(2002年製作の映画)

5.0

わーお
とてつもない映画だ

シスターズによる耐えがたい抑圧の果てに、自らの感情をコントロールできなくなった主人公

彼にとって最良のアンガーマネジメントが「一生に一度の恋」をすることだった

粉砕さ
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ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

-

これがエロティシズム…?
幻想奇譚…?
自分の肌には全然合わなかったな〜

20年後とかにまた観たいかも。

天国と地獄(1963年製作の映画)

4.5

スーツの三船も最高です。
細かいとこまで全部おもろい。
高度経済成長期の光と影。ルサンチマンの成れの果て。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

「ゲームはひとりより、ふたりで殺ったほうが楽しい。」

どれだけ力が強くても、お金があっても、人はひとりでは生きていけないという話。

相手を大切だと思うあまり、自分のことをわかって欲しいという気持ち
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.3

ワンピース全く知らないけど見てよかった。

戦闘シーンはぐちゃぐちゃしてて何もわからなかったけど、歌のシーンがめちゃくちゃよかった。

新時代って曲めっちゃ良いな〜って思ったら中田ヤスタカだった。天才
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.5

2回目みたらマジで面白かった。

とにかく前半の、趣味のすり合わせタイムがめちゃくちゃわざとらしくておもしろい。なんかすごく排他的にみえるんだよね、"わかってる自分たち"みたいな。でも恋愛ってたしかに
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.5

意外にも武闘派なホームズとワトソン

壮大なアクション映画として普通に楽しんじゃったけど、こじんまりとしたミステリーの方が自分には向いてるなと感じた

少女革命ウテナ アドゥレセンス黙示録(1999年製作の映画)

5.0

アナーキーなアニメ

ひとは皆、それぞれに固有の世界の見方に囚われた存在であり、そこからの脱出や逃走というのは、この物語の大きなテーマであり、広く普遍的な問いであるとおもう。

90年代の「ガールパワ
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ドグラ・マグラ(1988年製作の映画)

-

ものすごい閉塞感だ‼︎

錯乱中の人間の脳内を抉り出したような描写が凄まじい。

奇を衒った作品とは違う、本物の狂気。

タンポポ(1985年製作の映画)

5.0

圧倒的に面白い。
セリフや演技が本当に生き生きしてる。

伊丹十三天才だなぁ。

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

-

鉄分が足りてない方にオススメです!内容は、アバンギャルドな異能力系バトル映画(自主制作風)という感じでかなり楽しめましたし、何回か爆笑しました。

インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

何回見ても泣いちゃうな。

目の前の人の幸せを願うことが、人類全体の幸せにつながる。こんな理想論を本気で語ってみせるところが好きだ。

愛は時間も空間も超越し、相互に働きかける。マーフィーを想うことで
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ソナチネ(1993年製作の映画)

-

ジャケ写のインパクトに優るシーンは正直なところありませんでした。

極めて狭いケージの中でかりそめの自由を謳歌するヤーさんたちを観て憐れむ映画なのか?

徹底して空虚。それ以上でも以下でもない。そのこ
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.5

まっすぐに生きることは尊い。
愚直であることはカッコ良いんだな。

自分に嘘をつき狡猾に生きるより、不器用でも胸を張って生きていきたいと思った。

たとえ自分と他人がぶつかってしまっても苛立つのではな
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On Your Mark(1995年製作の映画)

-

この時代に、メルトダウン後の世界を描いた宮崎駿の先見性。ディストピアより飛翔する神話的な少女の美しさ。短編だからこそ潔い作品。

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

4.5

「映画愛してるポンポさん」にすべき

ポンポさんの映画に対する態度は、「大好き」とかの次元を超えている。ジーン監督への注文は、ポンポさんの趣味などではなく、時代のニーズそのものと言えるだろう。映画を愛
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