SUNSHOWERさんの映画レビュー・感想・評価

SUNSHOWER

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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.8

始めのうちは現実離れした過剰なキャラ設定がどうかと思ったけど、ちゃんと芯は捉えているので、観ているうちにだんだんクセになって愛着が湧いてくる。ストーリーの起承転結の流れがとてもスムーズでわかりやすくで>>続きを読む

私はいったい、何と闘っているのか(2021年製作の映画)

3.7

始まって数分のコメディのノリにちょっと不安を覚えたけど、全部を観たら結構おもしろかった。悪ふざけもやりすぎの一歩手前で止めるようコントロールされていたし、泣きどころもベタにならないよう、不意な一言でグ>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.6

ひと昔前の映画を観てるようだった。脈絡のないストーリー展開とか、今の日本じゃあんまり見なくなったユーモアのセンスとか。設定はものすごく良かっただけにちょっと残念。この二人が親子って無理あるでしょと思っ>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

3.8

野心的な作りが90年代ぽくもあり、脚本一貫で勝負をかけているところが60年代ぽくもあり、何よりやろうとしていることがすべて成功しているのが素晴らしかった。世界を意識しての作品だけど、下手にハリウッドし>>続きを読む

JJ+E(2021年製作の映画)

3.7

ありきたりのストーリーに見えるけど、細かく観たらよく考え込まれて作られていて、直接的なメッセージの他にもメタファーが含まれてるんだろうなと思った。スウェーデンの社会的背景に疎いので細かくはわからないけ>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.6

日本映画には「時代」を描いた作品が少ないし、描いたとしても失敗している作品が多いので、公開前から楽しみにしてたけどそれほどでもなかった。まさにどツボ世代なのでノスタルジックになる瞬間はあったけど、どう>>続きを読む

ワンダーウーマン 1984(2020年製作の映画)

3.7

決してつまらないわけじゃないけど、近年のMCUのクオリティが素晴らしいから、なんか肩透かしをくらったような気分になった。逆にヒーローものって本来こんな感じだったんだよなーと懐かしくもなったし、やっぱり>>続きを読む

滑走路(2020年製作の映画)

3.7

ところどころ納得のいかない展開はあるけど、全体的に見れば、演出も脚本もきれいに仕上がっていたので楽しめた。起こったことの全てを見せなかったり、物語に関係のないアクシデントを挟むことで、上手くリアリティ>>続きを読む

皮膚を売った男(2020年製作の映画)

3.7

映像が巧みで、始まって数秒でグッと惹きつけられる。ストーリー展開はそこまでじゃないけど、演出が上手いので、それだけでも説得力があって楽しめた。実際に人の背中にアート作品を彫り、作品として契約を結んでい>>続きを読む

フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.7

80年代映画のような、びっくりするくらい直球なサクセスストーリーで、最近ではめずらしいから逆に新鮮だった。車が好きな人や少年マンガ的な熱血ものが好きは人は、かなりツボを得ていてハマると思う。私はあまり>>続きを読む

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

なんていうか、私が思うに、人間は生物である以上、最も優先して守られるものは、道徳倫理や感情などではなく「恒常性(ホメオスタシス)」。だから、イエスが処刑されてしまったり、ナチスが台頭してしまったり、紛>>続きを読む

ファイター、北からの挑戦者(2020年製作の映画)

3.6

ストーリーはありがちな展開だけど、人物の描写や演技・演出がドキュメンタリーのようにリアルで豊かなので、観ててのめり込めた。脱北者に対する韓国での空気感がいまいちわからないので、社会的描写についての判断>>続きを読む

仔鹿物語(1946年製作の映画)

3.7

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

ストーリーはそれほどでもないんだけど、キャラクターの作りが魅力的で引き込まれた。
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グレタ ひとりぼっちの挑戦(2020年製作の映画)

4.0

例えば、男性優位な社会は戦後の経済を立て直す労力の確保という面である程度必要だったかもしれないけど、豊かになった現代では足枷以外の何ものでもないように、行きすぎた資本主義も社会の生活水準を一定数あげる>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.8

三島さんも芥さんも神格化するつもりはないし、いいとこだけ切り取ったからそう見えるだけかもしれないけど、2人の言葉と理念のぶつかり合いはアスリートの試合を観ているようで、本当に素晴らしかった。結果として>>続きを読む

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.8

結構、辛辣な話。物を捨てるか残すかよりも、追ってくる過去への対処の仕方。捨てても残しても、過去は過去でもう戻らないものなので、どっちにしたってそれを背負って生きていく覚悟が必要って話。映画の作りはとっ>>続きを読む

恋愛準決勝戦/ロイヤルウェディング(1951年製作の映画)

3.5

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

ストーリーはいたって普通だけど、トリッキーなダンス映像を観れるという上では貴重な
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

どちらかと言うと、物語より映像の美しさで引き込むタイプの作品だけど、ラスト10分の展開の素晴らしさにぐっと引き込まれた。あの10分があったことで、それまでに描かれてきた「愛」の質感や温度がガラッと変わ>>続きを読む

Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.7

原作がエッセイなので、はっきりとしたテーマや答えがあるわけではない、限りなくドキュメンタリーに近い物語。実話だから盛り上がりがいくつもあるわけではないので、時系列を変えていろんなシーンに意味を持たせた>>続きを読む

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

3.7

全体の2/3くらいは、強引とも呼べるくらい一方的に話が進んでいくので、戸惑いや苛立ちがわくと思うけど、そこは大丈夫。感情的な面では最後にすべて解決されます。ただ物語としては、もうちょっと知りたい部分と>>続きを読む

太平洋航空作戦(1951年製作の映画)

3.6

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

そこまで戦場の重い空気がなく、結構軽めにサクサク話が進んでいくけど、戦闘シーンは
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.7

個人的な感想を言えば、直情的・短絡的すぎてもの足りない気もするけど、それを差し引いても、キャラとかセリフとか人を惹きつけるツボを絶妙に得てるところや、物語としてモチベーション高いままずっと見せ場を維持>>続きを読む

A.I.(2001年製作の映画)

3.7

『ヤコとポコ』というマンガと、カズオイシグロさんの『クララとお日さま』をたまたま同時期に読んだので、AI熱高まって鑑賞。結局、AIは人間が作るものだから、人間の悪い部分は作られずに良い部分だけ切り取っ>>続きを読む

コンチネンタル(1934年製作の映画)

3.6

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

ストーリーはそれほどでもないけど、コメディとミュージカルでほっこりできる作品。叔
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はちどり(2018年製作の映画)

3.7

なんか思ったほどハマらなかった。やりたことはわかるけど、ところどころ伝えたいことが曖昧だったり、短絡的で作為を感じた。テーマも詰め込み過ぎてるし、もっと絞ってコンパクトにできるような気もする。とは言っ>>続きを読む

ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)

3.5

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

教養的要素が強いので、おもしろいって感じじゃないけど、勉強になるし、行ってみたく
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.8

エンタメサスペンスと思いきや、がっつり社会派。不意だったので胸にグサリと刺さった。当時のことだけじゃなく、コロナな今だからこそ「原理原則を破ってでも…」という言葉が深く突き刺さる。完全な善人や完全な悪>>続きを読む

先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

3.7

テンポがよく、予想できない展開にずんずん進んでいくので、飽きることなく楽しめた。個人的には、もっとやっちゃうべきだと思ったし、そもそも他人がこのマンガ読んでおもしろいの?という疑問もあったけど、この後>>続きを読む

巴里の屋根の下(1930年製作の映画)

3.7

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

1930年製作の恋愛ものでありながら、ストレートな恋愛ものじゃなく、すれ違いや移
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ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償(2020年製作の映画)

3.8

おもしろかった。脚本や演出がとても洗練されていて引き込まれたし、何より出演者全員の演技が素晴らしかった。なんで劇場公開しなかったんだろうって感じ。初めて知ったことなので、史劇としての描き方や切り取り方>>続きを読む

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ(2019年製作の映画)

3.8

おもしろかったー。評判ほど深いとは思わなかったけど、見せ方が絶妙だった。もちろんテーマ的なことはどこの国でも起こっていることだけど、サンフランシコの文化や歴史を知っていたら、もっと空気感を共有できるの>>続きを読む

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

シネマトゥデイさんの金曜レイトショー(@KinLateShow)で鑑賞。ありがとうございました! #金曜レイトショー

金曜レイトショーでヒッチコックの作品をいくつか観させてもらったけど、やっぱりヒッ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

おもしろかったし、スティーヴィーに癒されまくった。演出も90年代再構築も最高だったし、絶妙にメジャーを外したサントラの選曲センスも絶大で、ここにも大きな成功のカギがあると思う。答えに導くことはなく、チ>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.4

こういうのを詩的リアリズムというのかわからないけど、作り手ばかりが異常に盛り上がっていて、読み手には登場人物の心境がよく伝わらない。それに、映像が固定カメラでも良いような演出なので、映像としては何も残>>続きを読む

甘いお酒でうがい(2019年製作の映画)

3.6

え、またこういう感じなの?!と思ったら、どうやら企画ものらしいのでしょうがないのかな。なんかの番組で、華ちゃんがシソンヌと仲良いと言っていたので、これも納得。作品は、すごい悪いという訳ではないけど、だ>>続きを読む

薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

3.7

ストーリーはそこまでじゃないけど、演出は巧いし、キャラクター設定が豊かなので、ぐっと引き込まれた。こういう若い世代に、考えることの豊かさをどんどん形にして、観せていってほしい。もちろん無理のない範囲で>>続きを読む

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