スーパージョンジョンさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

スーパージョンジョン

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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.7

まずまだ生きている間、ジブリ作品を劇場で見ることが出来て幸せだ。
今の日本を代表するともいっていい監督の映画を初日で前情報全くなしで見れるから。
この広告なしのやり方も映画の1種の楽しみになった。
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.2

吹き替えが面白い。
ちょっと質の低いトイストーリーを見ている感じ。

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.3

映画の芸術性が高い映画。
さすがフランス映画って感じ。

安易なBL物ではなく、死生観をテーマとしたヒューマンドラマだった。

〇美しい映像
先生と主人公が雨の海辺でカフェテリアで会話する場面とバイク
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.2

フィルム・ノワールの象徴的作品。
全てを終えた主人公が、自分の侵した罪について語るところから物語は始まる。

とてもコンパクトでテンポ感もいい。犯罪が上手くいってしっかり張った糸が次第に緩んでいくよう
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劇場版 仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー(2015年製作の映画)

3.5

可もなく不可もなくいつもの仮面ライダーの映画。
ドライブって目元光るんだ、、。

この映画が凄いのは、まだ全く売れていなかった新田真剣佑がゲスト出演してること。

アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.7

シネコンでも上映されたオリジナル脚本アニメ映画。

土屋太鳳の声が主人公のaiとしての声と合っていた。
正直あまりタイプの映画ではなかったけど、こんなアニメ映画はどんどん増えていって欲しい。アニメ業界
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Love Letter(1995年製作の映画)

4.0

岩井俊二の代表作とも言われるラブレター、続編ではないが後に最新作であるラストレターという映画も公開される。

ラストレターを先に見た後の視聴だったが、手紙が異なる人に繋がるというテーマは同じである。
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

4.1

究極のサスペンス。
脚本も凄いが、この映画はカメラがすごい。

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.0

ビリーワイルダーにハマったきっかけの作品。
この時代で、ギリギリありえない感じのコメディを入れているのが凄い。
最初から最後までがとてもドラマチック。

失われた週末(1945年製作の映画)

3.8

酒に溺れる姿がやりすぎだし逆に面白い。

無一文になり、いかに効率悪く金を作るところや酒を自分で隠したのに、自分で無くしてしまうところ、コメディではないのに面白い。

少佐と少女(1942年製作の映画)

3.6

お熱いのはお好き に近しい設定で面白い。
物語は、三十路近い女性が12歳の女の子を演じようとするドタバタラブコメディ。

ラストシーンが好きだった。残り3分辺りまでこのままで終わるのか、、?という所で
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異国の出来事(1948年製作の映画)

3.7

当時のアメリカとドイツの人間模様が面白い。

アメリカの女性議員が、軍人にどんどん騙されていく姿や、歌手のドイツ人女性との三角関係がとても綺麗。

女性を口説くセリフ回しが勉強になりました。

地獄の英雄(1951年製作の映画)

4.0

本当に今でも楽しめて見れる。
ビリーワイルダーの中でもトップクラスにいい。

ストーリーが特にすごい。
記者が自分の仕事のために事故現場の救助を長引かせようとするが、場面が展開していき、その思いは一転
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

4.5

日本のどこかで起きていそうな映画だが、日本人の愛や思いが愛おしく感じる映画。

子持ちの離婚した男が日曜日に1回会える息子のために、ダサくも精一杯格好つけて愛情を注ごうとするのが、父親の人であれば感情
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

3.7

ただの日常をたんたんと映すだけの映画。
1度は体験した事のあるシチュエーションを自分の事のように感じてしまう。

でも映画だからこそ見える客観的な視点で見れる。5人での夕食の場面、おじいちゃんが照れて
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.6

人間描写が細すぎて逆に追いつけなかった。
司法やサスペンスを扱った作品の中で、やはり是枝監督であるからこその人間ドラマ劇は圧倒ではあった。
たいしてストーリー変化や圧倒的なテーマがある訳でもないが、人
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怪物(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

初めて映画を見たあとに放心状態になったさ子供の同性愛を描くテーマは、邦画の新境地だった。

映画のクオリティは完璧すぎる。もう釘付けだった。
2時間を超えるほどの尺だと思えないほど、テンポ感が早い。そ
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.1

あの膨大な小説の量をよく2時間半でまとめたと思う。
ただ、この小説を1つの映画はそもそも実現が難しいのではないかと思ってしまう。


2時間半で飽きさせないためか、途中でGoPro的な口角の動きを採り
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熱砂の秘密(1943年製作の映画)

3.8

1943年でこのレベルの映画は凄い。

今みても退屈しないし、ストーリー展開もカメラの見せ方もとても面白い。

懐中電灯を持った男が襲われる場面とか、ライトの光で人が襲われている演出をしていたりと今見
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

テーマがほんとに凄い

75歳からは安楽死が選べる世界
テーマが凄すぎて、ストーリーがもう少し展開が欲しかった。

このテーマからはとても考えさせるものがあった。
私たちは日本人は、自殺することや自ら
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

3.7

前見たはずなんだけど、ずっと思ってたストーリーと違った。
この時代にこのクオリティの映画はやはりハリウッドならではだよな。

カメラの見せ方もとても面白いし、
大袈裟なアクションもとてもいい。

金曜
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99.9-刑事専門弁護士‐ THE MOVIE(2021年製作の映画)

3.6

ドラマからの映画化はこんなものだろうという感じ。
花より男子からの映画化
謎解きはディナーのあとでの映画化
怪物くんの映画化

くらいのちょっと予算が上がった程度のクオリティ。

ミステリーのストーリ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.4

面白いタイプのサスペンスでよかった。

ミステリーを事前に予測する主人公は新しい。
ただ、物語のキャラクターと配役がいつも通りのイメージで見ていて新鮮さがなかった。

特に藤原竜也はいつも通りの役だっ
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.2

まさに JUST DO IT な物語。

成功ストーリーというよりかは、成功する前の不安や葛藤を描いた作品だった。

主人公のソニーが何度も調整し、周りから反対されても挫けずに貫き通す姿は真似ができな
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.3

目黒シネマで7年振りに鑑賞

当時は良さをあまり理解していなかったが、この映画のレベルの高さを感じた。

どこまでも色々な解釈ができそうな映画である。

特にすごいのは、俳優陣の演技。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

バイクの機構が動き出すシーンは格好よかった!

以外はあまり興奮しなかった。
話のストーリー的には、1クールのアニメやドラマを再編集して2時間にしました!のようなテンポ感。

ストーリーも共感出来ない
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

理屈というものをねじ伏せる映画
固定観念や当たり前を捨てて見る映画

なんだか長い夢を見ていて起きたら理由も分からないが涙を流していたような、そんな気分にさせられる。

発想も演出も突拍子が無さすぎて
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグの映画っぽくなかった。
彼の作品のイメージは、王道なエンターテイメントでハプニングばかりでド派手なアクションで観客を楽しませる。
それに比べてこの作品はとても大人しかった。
ただ、ラストシ
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ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

今泉力哉だということを忘れて見ていた。
今回は恋愛がテーマではないので、少し不思議な作品だった。

元風俗嬢だった主人公を演じるのがうまい。ほとんどの場面は表情で演技していた。
周りにでてくる登場人物
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エゴイスト(2023年製作の映画)

2.9

この映画ですごいところは2つある。

1つは、LGBTQ問題を扱ったテーマを大物俳優率いてシネコンで大きく公開したこと。
この同性婚が問題になっている時期に上映しているのは、当事者の人からすれば強い味
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

感動しただなんて陳腐な言葉使いたくない

爆発、逆流のような映画体験だった。

CGや声優は少し気にはなったが、それを凌駕する音楽とアニメーション演出。
世界的なプロ演奏者を起用し、それを映像クリエイ
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

サイコスリラーホラー映画。
娯楽映画としてちょうど良い90分。
テーマは珍しいものの、王道展開とホラーらしいラストシーン。

いい意味でも悪い意味でも見やすかった。
とてもいい。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.7

普段の自分なら見ててイライラするけど、個人的に現在主人公と似た状況にいるので、少し共感や羨ましさみたいなのが生まれてしまった。

イライラするけど、実際問題主人公と恋人のような人いるし、この映画を否定
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