ジョディ・フォスターのデビュー作らしいが、主人公は友人の少年である。
子供らが叔父さん(マイケル・ダグラス)を訪ねてライオンと旅する話だが、ライオンとベッタリし過ぎてウッカリ殺られてしまわないかハラハ>>続きを読む
ボンクラ親父たちのおバカ旅行記…
あまり好きでない題材だが、メンツが多いのでかろうじて見れた。
4人を付け回すオッサン暴走族の頭領としてレイ・リオッタが出ていたが、『グッドフェローズ』のあの下品な笑>>続きを読む
最近のマーベル映画よりよっぽど出来は良いと思うけど、アメコミ映画自体がもうピーク過ぎてるので埋没してしまう。
巨大化する三枚目ヒーローは良いキャラしてた。
名和宏が味方側にいるのは珍しいが、若山富三郎&梅宮辰夫なのにシリアス一辺倒になってしまったのはつまらない。
クライマックスの立ち回りも凡庸。
東映には珍しく中村玉緒がヒロイン。
若宮富三郎らしく喜劇調の任侠映画。
終盤の大立ち回りは見もの。
棺桶から飛び出し、白装束のまま、頭が割れ腹にドスが刺さったまま暴れまわる。
天津敏を転ばせ、仰向け>>続きを読む
博打狂いの青年と安女郎の逃避行。
凄まじく辛気臭い。
特に丘さとみの人生諦観・男性嫌悪はプログラムピクチャー時代劇のコードを超過。
「会うぐらいなら、死んでいたほうが良かった」
原作は長谷川伸だが、>>続きを読む
攻撃的な映画ばかり撮る渡辺護がこんな喜劇を撮っていたとは。
蒸発した夫の借金の肩代わりのために義父と本番ショーを行う若妻…という設定そのものはヘビーではあるが、終始とぼけた感じで暗さを感じさせない。>>続きを読む
大映の『やくざ坊主』や東映の『極悪坊主』に続く破戒僧映画の三番煎じだが、終盤に至るまで暴力を使わず巨根だけで物事を解決していくのが特色といえば特色。
くだらない映画だが、日活末期ということもありヌード>>続きを読む
乗り物アクションにあまり興味ないのだが、終盤のヘリチェイスには目が覚めた。
”いるはずがない場所”で動き回る乗り物は実に映画的。
空中で戦いつつ地上の妻に指示して、カーチェイスをやらせるのもダイナミッ>>続きを読む
警察官である主人公の叔父(当然黒人である)が、「自分は黒人だが、白人だと一旦警告する。黒人だと躊躇せず撃つ」と吐いたのが印象的。
所謂「名誉白人」的な描写とも違う、この手の映画ではあまり見ないタイプの>>続きを読む
『夜の女狩り』と合わせて『夜のならず者シリーズ』らしい。
なるほど、バンコク帰りという設定や、でくのぼう気味の山本麟一を相棒にするというのがパターンなのか。
例によって梅宮辰夫は女衒なのだが、そのく>>続きを読む
ジーン・ハックマンを使ったあのオチは、現代なら非難轟々だろう。
ただ本編は面白くて笑えたのも事実。
リメイク元はどんな感じなんだろうか。
日活という会社、『第三の男』や『カサブランカ』あたりはフリー素材ぐらいに思ってるらしい。
ネオン煌めく夜の街、セットなのかと思いきや電車が走ったりする。
箱庭みたいな作り物臭さが不思議と幻想的で、井上>>続きを読む
『レモンセックスシリーズ』と並走するような、大映末期の奇天烈性典映画。
昼間部と夜間学部の対立と恋慕…という設定からして『ウエストサイド物語』を下敷きにした形跡はあるが、本編は狂っている。
小倉一郎>>続きを読む
標本のように少女を収集するサイコな兄と、そんな男に依存し暴走する変態な義姉に振り回される妹。
田中こずえってすごい身体だな。
ジャーロ要素もあるが、猟奇描写は特に大したことなし。
そういえばまだ『コ>>続きを読む
藤田敏八にしては退屈しなかった。
どの辺が実録なんだよと思ったが、港マコなる人物の自叙伝を映画化したものらしい。
ヒモ男・内田裕也に孕まされ、担任教師・岸部一徳と姦淫…と、なぜかGS由来のメンバーを梯>>続きを読む
映画情報サイトだと「ろくでなしシリーズ2作目」と紹介されていたが、1作目が何なのか不明。
むしろ『稼業シリーズ』のノリまんまだったので、その流れも組んでいそう。
しかも宍戸錠の相棒が井上昭文というのが>>続きを読む
味方のときの山本麟一、ほぼほぼ木偶の坊説。
バンコクにアイデンティティを置いているため、ひたすら日本を嫌悪するという梅宮辰夫のキャラが新鮮だった。
まあ、やってることは女衒なので、『夜の青春シリーズ』>>続きを読む
70年代以前の日本映画におけるレイプシーンに比べ、80年代以降のものはひどく生々しく感じる。
自分が知ってる時代の面影があるからだろうか。
乾燥機に頭を突っ込まれて犯されるというのも、犯人の顔を隠すミ>>続きを読む
原爆後遺症で活動家で部屋にはスターリンの肖像…
あまりに戯画的じゃないかと思ったが、時代を考えるとありえるか。
当時、どれぐらいのリアリティを持って受け入れられたんだろう。
クリスティーナ・リッチとジェームズ・マカヴォイのロマコメかと思いきや、女一人で美醜への劣等感を克服する話だった。
むしろジェームズ・マカヴォイはキッカケにこそなったものの、実質なんの役にも立ってない。>>続きを読む
ガキ映画以外のエズラ・ミラーを初めて観た。
”美青年殺人鬼”という時点で陳腐なのに、サイコパス描写がダサすぎてビックリ。
時系列いじりも何のためなのか…
髪型と服装で時間経過を表すティルダ・スウィン>>続きを読む
母娘詐欺師の七転八倒。
キャストの無駄遣い(特にジーン・ハックマン)ではあるが、好きなメンツ揃いだし、アホらしさは嫌いじゃない。
コメディの割に長いので途中で飽きてくるが、レイ・リオッタ再登場あたりか>>続きを読む
前作以上にゆるい話だが、愛嬌も増した。
イーストウッドの『静かなる決闘』ラブコール。
殴り合いの後のビールは美味そう。
生涯飲むことはないだろうが…
乱闘シーンで悪役がオランウータンに殴られていたが>>続きを読む
BSでの放送頻度がやたら多い映画。
この監督は『ダーティハリー』よりこういうユルいのが性に合ってたんだろう。
イーストウッドとオランウータンが激しめにスキンシップを取る場面が多いが、ぐりんと首をもぎ取>>続きを読む
ミュージカル&長尺&元気いっぱいの主人公。
苦手な要素目白押しだが、ここでは全てが払拭された。
史上最強の歌謡映画。
クリストファー・プラマーみたいな、ちょっと冷血な感じがする男がこういう一面を見せ>>続きを読む
初見時はショーン・コネリーぐらいしか知ってる俳優がいなかったけど、あらためて見るととんでもないメンツだな…
それにしても、アームストロング大佐の人徳よ。
逆・犬神佐兵衛だな。
10年ぐらい前のTVシリーズの総集編らしいが、既に登場人物がごちゃごちゃでついていけない。
てか、いい加減にあの反則すぎる「変装」禁止にしろや。
『刑事マディガン』と同年だけあって、雰囲気はよく似ている。
ニンフォマニアの妻・ゲイコミュニティにおける殺人事件・参考人を全裸にして辱める取り調べ…
画作りこそオールドなアメリカ映画のそれだが、ニュー>>続きを読む
恋愛弱者であるエドワード・G・ロビンソンによる必死のアプローチが共感を誘うだけに、ジョージ・ラフトが刺激的な言動をするたびにマレーネ・ディートリッヒがそっちに惹かれてるのが丸わかりで居たたまれなくなる>>続きを読む
演説みたいな台詞や扇情的すぎるカメラワークが気にならなくもないが、そんなのは些細な欠点で、終始圧倒されてしまった。
スペンサー・トレイシーとバート・ランカスターの熱演が過ぎて、マレーネ・ディートリッヒ>>続きを読む
不審死を遂げた盟友(川地民夫)には裏の顔があり、影で売春クラブを組織していた。
それを調査する裕次郎に暴力団の魔の手が忍び寄り…
まーた日活お得意の『第三の男』翻案で、最後は大味にバキュンバキュン…>>続きを読む
下元史朗が狙った女を薬&セックス漬けにしていく話。
これより遡る10年前の梅宮辰夫『夜の青春シリーズ』をよりエグくした感じ。
ドキュメント風な部分もあれば、画面に向かって語りかけてくるメタ的なスタイル>>続きを読む
ヒキガエル鍋
ヒキガエルタワシ(陰部に押し付けてたけど、病気になりそう)
気狂いピエロ風着色カエル
気がつけばカエル関連のシーンが一番強烈。
存在を知ってから実際観るまでに掛かった期間でいうと最長の映画かもしれない。
筋書きも碌に知らないで観たが、パイラ星人っていい奴らだったのか…
居住空間にぬっと現れるユーモラスな怖さは、同年のメガヌロ>>続きを読む