監督は珠瑠美かこれ?
医者夫婦が女性患者を盗撮。そして復讐に盗撮され返される話。
登場人物の言動に色々と平成初期を感じる。
ウミガメビート板だの鮫バトルだのノロくて牧歌的だが、当時ではサービスなんだろうか。
自分を裏切った女とベッドテクをディスりあう件がしょーもなくて笑った。
俺にとって鶴見辰吾は石井隆作品でのキレた若頭ヤクザの印象が強いので、これとか『早春スケッチブック』の姿は新鮮に思える。
まあ、確かに等身大の少年がハマっている。
これが普通の映画やロマンポルノだと大人>>続きを読む
薬師丸ひろ子の拙い演技を持ち上げたプロモーションのせいで、必要以上に失笑されてる感のある映画だが、確かに名曲に映画の内容がついていけてないな…
まあ往年の歌謡映画というのはそんなもんだ。
有名な駄作をいちいち確認する趣味はないので今までスルーしてたが、縁があって初見。これはすげえな。
冒頭の説明台詞から低クオリティを予感させ、そこからひたすら右肩下がり。
もう『ジョン・ウィック』とか引>>続きを読む
キャストだけは立派なC級SF映画。
そもそもまともに撮る気もないらしく特撮もひどい。
まあこの当時はアメリカにもこんな映画はいっぱいあるけども…
コメディパートは寒すぎるの一言。
フランキー堺が何役>>続きを読む
提示される価値観のすべてがダサい。
当時はこれがナウかったのかもしれんが。
渡辺裕之のキャラが軽薄すぎて、和製ニューシネマというよりナンパ物語にしか見えない。
中盤、聞き覚えのあるダミ声が聞こえてき>>続きを読む
歌謡青春映画。
山本陽子目当てだったが、実際は伊藤るり子がヒロインなので単なる鞘当女で、あげく桂小金治に「あんな変な女」呼ばわりされてしまう。
保育園で子供達が合唱してるところに美声でハモりながら登>>続きを読む
北陸だろうと関西だろうとやってることは似たようなもんだが、全盛期深作のパワーで押し切る。
面白いんだけど、まあこのぐらい面白くて当然じゃねという贅沢を感じてしまう。
拷問だの惨死だのは中島貞夫映画みた>>続きを読む
『逆縁の盃』が良かったので観てみたら、これも母親を探す系の話だった。
いつもこうなのだろうか。
北島三郎を巡るBLと美しい温泉街の構図は山下耕作らしいが、鶴田浩二まで出てきて誰が主役かわからなくなりつ>>続きを読む
バレエ題材だから華やかと思いきや、後悔と恨み言で構成されたような映画。
バレエに全然興味ないのでそこは辛かったが、シャーリー・マクレーンの演技は堪能できる。
シリーズ初見。
鈴木則文らしくサービス満点でありつつ、後年にエロバカ映画を量産するとは思えぬ、加藤泰や内田吐夢のDNAを受け継いだ正統派の母子任侠映画。
遠藤太津朗を善玉にしたのはプログラムピクチャー>>続きを読む
久々に大阪に戻った2人。
またすぐ仲違いするいつものパターン。
昔は陳腐なマンネリズムに感じたが、いまはこのリズムが落ち着くのだ。
特に突立するものはないが、強いて言えばミヤコ蝶々。
朝吉に色仕掛け>>続きを読む
『社葬』の姉妹編のようだが、こんだけ庶民的な映画撮ってて面白ワードが「樺太まで聞こえるかと思ったぜ」しかない降旗康男が喜劇を撮ろうってのが無理(清水美砂のチェーンソー大暴れで笑えばいいのか?)。
その>>続きを読む
タイガースの映画ってクソ映画しかねーの?
チープなSF要素が余計に学芸会感を加速させる。
「花咲く娘たちは~」て井上陽水の歌だと思ってたわ。
CMを思い出す。
もろ『火車』『白夜行(幻夜)』なので新味はないが、俳優たちの演技は良かった。
本来、杉咲花をファムファタールとするなら、あのメガネ同級生のほうが主人公にふさわしいのだが、あえて一連の事件の蚊帳の外にい>>続きを読む
これが名匠・野村芳太郎の遺作なのか?
怒涛の説明台詞、チープな種明かし、安野ともこの『ミステリユ』なる奇怪な挿入歌…
全てが珍妙滑稽で、まるで三村晴彦の映画じゃないか。
駄作ではあるが北林谷栄は好演>>続きを読む
この監督の映画はいつも優等生的でそこまで好きじゃないけど、「”結婚=女の幸せ”みたいな考えにはムカムカする。一方で、孤独さに漠然とした寂しさはある」という次女の心理はリアルだと思った。
ローラ・ダーン>>続きを読む
アメリカの女学生って相手が童貞かどうか気にするもんなのか。
(しかも童貞のほうが好ましいらしい)
園子温の映画は『冷たい熱帯魚』とこれだけ好き。
当時、ウルトラマンマックスのアンドロイド役がこんな演技上手いのかと驚いた。
園子温はそんなに好きではないけど、これは掛け値なしの面白さだった。
今村昌平イズムを感じる悪役像に加え、どんどんエスカレートしていく暴力模様が巧み。
ただ、なんかこう愛嬌のない映画でもある。
同じ事>>続きを読む
映像は雄大、テーマは真摯、俳優は一流揃い。
なのになんだろうこの、毒にも薬にもならない感じは…
この映画を観て10数年、良さを知ろうと色々な評を読むも、抽象的な美辞麗句ばかりで未だに全然わからん。
熱帯夜の夏に見るべきだった。いやらしくてよろしい。
いかがわしい人物ばかり演じてるニコルソンだが、ここまでストレートな濡れ場というとあまり見たことないかも。
ちょっとずらしただけでぶるんと全部脱げそ>>続きを読む
何度も映画化されてる有名な話だけど、一つも見たことなかった。
『欲望という名の電車』みたいなのをイメージしてたので、むしろ女のほうがイニシアチブ握ってたのが意外。
しかもヴィスコンティなのか。言われな>>続きを読む
2は初見だったが、1のシンプルさを捨ててゴテゴテ・派手派手になっててこれはこれで面白かった。
前作で利用されっぱなしだった冴えない中年継母が魔性キャラとなってまさかの復活。
自分を利用した前作ボスも>>続きを読む
昔観たきりで全然内容覚えてなかったけど、魔道士たちはちょっとしか出てこないんだな。
メインとなるロリコンおじさんと主人公のバトルはホラー定型の粋を出ないが、『遊戯王』や『ベルセルク』に影響(特許料が必>>続きを読む
真咲乱の身体がすごい。”1000mmバスト”て初めて聞く尺度。
『積木くずし』に出ていたらしいが、全く記憶に無し。
本編は姉弟がヤクザに拉致られて延々性虐待され続ける内容で陰惨。
浣腸だのスカトロだ>>続きを読む
SM三角関係
何やら前衛的な演出が目立つが、さほどハマれず。
白塗り姿がコウメ太夫みたいだった。
序盤からあれよあれよと惹き込まれたが、中盤の第一種明かしから急激にどうでもよくなった。
『ワイルドシングス』と同じタイプ。
視覚効果も既視感あり。
てか、あんなに色々できるのに銃で戦うのね。
なし崩し的に飛行機事故の救世主となったコソ泥と、勘違いから事故の英雄としてマスコミに祭られた浮浪者…
こういうキャプラ喜劇の復刻みたいな話だと、この時代はトム・ハンクスが良く主役を演じてたが、ここでは>>続きを読む
寝取り趣味のある悪芸者。
新珠三千代とかのが合ってそうな役柄だが、淡島千景のきゃるんとした顔でやられるとこれはこれで破壊力高し。
ファムファタールというか、キャリアの中でもだいぶ悪人寄りだな。
大火事>>続きを読む
喧嘩別れの後、いつもの定食屋でつい2人分のカレーを注文してしまう淡島千景。
森繁の連れ子にハイカラに思われようと、ルー語みたいな英語を使うのも可愛いすぎる。
森繁はまあ、いつも通り。
冒頭数秒観た瞬間に高カロリーを覚悟したが、案の定脂ぎっていた。
まず菅原文太のキャラクターがすごい。女に対する性暴力を凄まじく嫌悪し、博徒のくせに「みんなが同じことやるのが気持ち悪い」という理由で仁義>>続きを読む
高林陽一のザ・ATGな作風は苦手だが、これは結構ケレンが効いてて悪くなかった。
加賀まりこが神妙な顔で出てきたと思ったら、母乳吹き散らしてパフパフしただけで笑った。
水原ゆう紀とテレサ野田も美しい。>>続きを読む