今日も喉が痛いさんの映画レビュー・感想・評価

今日も喉が痛い

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狙撃者(1952年製作の映画)

4.2

優しくお願いされ用が済んだら冷たくあしらわれたり、逆ナンされるも嘘を見破られキレられたり、そんな事をされると…もう僕…銃で撃ちたくなっちゃう…!僕を止めてくれ…!と幼い頃に母から受けた虐待で心を病み女>>続きを読む

ショック!生きていた怪獣ガーゴイルズ(1972年製作の映画)

3.6

こんなにチンコチンコと連呼する洋画がかつてあっだろうか?ただのチンコではない。ナカテカチンコだ!
という事でナカテカチンコことガーゴイルさんが600年周期で人間界に殴り込み!と言いたい所だが、卵を孵化
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地の群れ(1970年製作の映画)

4.1

朝鮮人、被差別部落民、原爆被爆者という差別されている弱者がお互い虐げ合い差別をする負のスパイラルはスーパーヘビー級すぎてやりきれなさすぎるが、こんな映画が作られていた昔の日本は羨ましくもある。

国内
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コンボイ(1978年製作の映画)

3.7

口ずさみたくなるほどキャッチーなサビがとても心地良い主題歌c.w. mccall『convoy』のヒット曲の映画化もあってかペキンパーのキャリアで最大の興行収入を稼ぎ出したはのはいいが、代表作として取>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

休日になんかしようと思ってた事があった気がするんだけど思い出せなくて、絶賛配信中の『三体』を見始めたら「オッペンハイマーの愛人もこういう死に方したんだよ」という台詞があって、あ!そうだ忘れてた!ナイス>>続きを読む

シック・オブ・マイセルフ(2022年製作の映画)

4.1

周りの視線を独り占めしたい。見て!私を見て!彼氏じゃなくて私!彼氏も私を見なさい!全人類私を見て!と凡人が言いましても見てくれません。これといった才能もなく何かを努力するわけでもなく何者でもない自分が>>続きを読む

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

4.0

もうプラスチックのゴミ箱をボリボリ食べる少年からして難しそうだな!と思いましたが、耳いっぱい付いてる人の登場でカッコ良いからまぁいいか!となりました。

要するにですよ、クローネンバーグお爺ちゃんは肉
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.1

善的なアイシャとアンと違ってイーダとベンってどっちに転んでもおかしくない不安定な存在で、なかなか危なっかしいというか、子供だからこその無邪気さと邪悪さを兼ね備えているので、姉アナへの邪悪な嫌がらせ、猫>>続きを読む

ヴァージンフォレスト 愛欲の奴隷(2022年製作の映画)

-

新作コーナーでふーんエッチじゃんとなんとなくジャケ借り(もっとハーレム感がある)してきたんだけど、まさかのレビュー2件。笑
どうやらフィリピン映画だったみたいで、たぶんフィリピンの暗部を描いている社会
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

4.0

僕は男ですから男と2人きりの空間になったとしても恐怖を抱く事はほぼないですし、夜道の心配はオバケ出たらどうしようですが、女性の視点で見るとこんなにも恐ろしい。「座りなよ」って言われ、立ちっぱなしなのは>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

4.0

おじさんと若者がアラスカの刑務所から脱獄して暴走機関車に乗ってしまうんですが、途中で若い頃の自分と重なる部分もあったんでしょうね「ちゃんと真面目に仕事につけ」と若者に諭してて、なかなか良い事言うなこの>>続きを読む

ラバー、ストーカー、キラー(2024年製作の映画)

3.7

このドキュメンタリーの内容をホラー、スリラー、サスペンスで実写化したらどうなるのかなと考えたら“衝撃のどんでん返し”という宣伝文句を付けてそれ以上でもそれ以下でもない凡庸な映画になりそうな気がするんで>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.7

かわいいのに難しいからなんかムカつく。でもかわいいんだよ。でも難しいんだよ。腹立つ〜。だけどかわいい。だけど難しい。という2時間弱でした。
ウェス・アンダーソンに撮ってもらったらおじさんの俺もかわいく
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.9

アリアスターがユダヤ人あるあるコメディを撮ったと聞いて、これはコーエンの面白いやつ『シリアスマン』と似たようなお話なんだろうと思いましてね、その時に確かこれはヨブ記なんだよって話があったのでこれは仕方>>続きを読む

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.2

日本全土ヘビースモーカー時代と美しい大自然と禍々しい因習村、ヒロポン(メタンフェタミン)とメロンソーダ。
令和にこんな昭和を感じる事が出来る映画を作って頂きとてもありがたい。

「会社を2つ、3つ持た
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シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

3.8

B級フェミニズム映画と言うと怒られそうなので、B級映画とフェミニズムぐらいでいいんでしょうか。
予算的にもそんなに余裕もなく、表向きは水もかかってないのに凶暴グレムリンと闘うB級映画。それでもちゃんと
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

ランティモスって過去に監禁されてたんかというぐらい、とにかく人間が閉じ込められてるというシチュエーションが多い。今回もそこからスタート。

可愛い子には旅をさせよと言いますが、ベラを作り愛でていた神ゴ
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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.9

コカイン食べた熊が襲ってくるぞ!というそのままなんですが、期待値を超えずとも期待してたぐらいはちゃんと面白いので満足です。基本的にはコメディなんですが、ゴア描写もちゃんとグロくて良かったです。熊の凶暴>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

4.0

彼は暗殺者。決して焦らない。その時が訪れるまでジッと待つ。虎視眈々と。用意は周到に。準備は完璧に。僕だけではないだろう、この暗殺者はプロフェッショナルの中のプロフェッショナル。彼が仕事を完璧に遂行する>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.7

これだけで十分だろう。めちゃくちゃ面白い。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.9

ヴィーガンの人は勝手にしてくれたらいいけど、ヴィーガンが肉食に文句を言ったり肉食がヴィーガンをおちょくったりとなんだか面倒くさいなというのはある。
俺の記憶が定かであればなのだけれど、相当前だが、ヴィ
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アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

3.3

詐欺ジャケすぎるな。
トマトモンスターが襲ってくるんだとばかり思ってたら、でっかいトマトが車輪つけて突っ込んでくるだけじゃん。
面白いとは言えないけどさ、憎めないポンコツ具合が良い。良い…のか?なんか
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ボーイズ・ステイト(2020年製作の映画)

-

若い男を集め国民党と連邦党と分かれて模擬選挙する様子を映したドキュメンタリー。
選挙に勝つとはどういう事なのか?というのを考える良いキッカケになった。
公約に中絶反対を掲げた保守的な知事候補の1人がい
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ファミリー・プラン(2023年製作の映画)

3.5

Apple製品を買ったら人気のないApple TVが3ヶ月無料体験出来るよと言ってきたので入るタイミングをどうしようかと迷っていたら吉報が届く。
Apple Original Films
『キラーズ・
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過去のない男(2002年製作の映画)

4.2

今日小学生同士の会話を聞いてたらね、ご飯のおかずの話で好物が多く入ってたとかで「お前勝ち組やん」ってポロって言ったんですよ。どういう使い方??と思ったんですが、とにかく良いことがあれば“勝ち組”になる>>続きを読む

ウィークエンド・シャッフル(1982年製作の映画)

3.2

原作未読ですが、本で読んだら面白そうな感じはする。めちゃくちゃなので。
秋吉久美子は白痴化して浮いてるし、泉谷しげるのセックスはねちこくてウザいし、池上志乃のあ〜れ〜が見れるし、渡辺えりは結婚したいし
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獣兵衛忍風帖(1993年製作の映画)

4.1

90年代アニメのアゴの長さたるやどないなっておるんだ。
抱かれた相手を毒で殺してしまうくノ一に訪れた千載一遇のビッグチャンスを逃すのを見ると、意地張っても良いことない。もっと素直にならないとな。相手が
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.2

このゾワゾワする空気感と不穏なカメラワークはめっちゃ好きだった。
突っ込んでくるタンカー、突っ込んでくるテスラ、繋がらない通信機器、辿り着けない街、叫び喚く理解できない言語、集まるシカの群れ、赤い大量
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ナポレオン(2023年製作の映画)

3.8

本当は鬼太郎観ようと思って映画館行ったんだけど、ホアキンと目が合ってしまったので急遽『ナポレオン』に変更。歴史巨編なので気合いをいれ、いざ!と臨んだのだが、なんか凄い睡眠不足だったみたいで、ずっとウト>>続きを読む

はりぼて(2020年製作の映画)

4.3

やっと見た。面白かったなぁ。
笑い事じゃないけど笑えるドキュメンタリーは良い作品が多い。

失踪して涙ぐみ肩を抱えられながら車に移動の演技派中川市議。私物物色変態汗かき辞職しないマンも酷すぎだがコイツ
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(2023年製作の映画)

4.0

ひらすら冷酷で殺伐とした狂気を孕む映画なのかなと勝手に想像してたら、もうたけしの隣は谷隼人でも良かったんじゃないかと思うくらいの明るい映画でした。

嫉妬、謀略、裏切り、使い捨て。ビートたけしという芸
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タンク・ガール(1995年製作の映画)

3.7

最近も馬鹿がタンクに乗って大暴れする映画を観てなかなか悲しい話だったんだが、こちらはポップでパンキッシュな90年代のオシャレな知る人ぞ知るカルト映画的な位置にあったんじゃないだろうか。イギーポップの出>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

映像的にはショボさを感じさせるどころか、おお!いいですな!と素直に思いましたし、泳いでるゴジラはクソ可愛かったし、背鰭が蒼白くシャキンシャキンと出てくるのはカッコよかったし、街を日本を破壊するゴジラが>>続きを読む

馬鹿が戦車(タンク)でやって来る(1964年製作の映画)

3.7

馬鹿を馬鹿にし続けると戦車で大暴れして大変なことになります。
「皆様方よ今に見ておれで御座いますよ」と始まってもおかしくない展開で一応喜劇なので戦車での死人は出ないのですが、もっと破壊はして欲しかった
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Winny(2023年製作の映画)

4.0

当時からこの事件何かおかしいぞと友達と話してたのを思い出しました。その当時は交通事故が起きてその車メーカーを罪に問うようなもんという例えで話していました。それからはどうなったのか追うこともなくニュース>>続きを読む

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

憎しみの覇気が出ている娘が常にカリカリしていて死にかけパパに睡眠薬混入させた時はどういう話?と困惑しましたけどパパさんあまりにも気持ち良さそうにグーグー眠っていたのでちょっと笑ってしまった。後、笑うと>>続きを読む

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