すしピープルさんの映画レビュー・感想・評価

すしピープル

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バービー(2023年製作の映画)

3.0

男らしさってのも有害。女性よりも根深い問題かも。

モヤモヤを言語化してぶっ放してくれてありがとうママ!

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

3.2

自分勝手な奴だなぁ、とは思うけど、憎めないのは俳優さんの演技力のおかげか。

娘への揺るがぬ愛が、絶望から光へと救ってくれた。やっぱりあの子は最高だ。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.5

再構築された記憶で見たもの、感じたもの。それが最後に一気に爆発して、エンドロールじゅう泣いていた。

Tender、切ない歌詞は一貫してるのに、感情がひっくり返るような、あの魅せ方が忘れられない。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.4

アカデミー脚色賞で皮肉の完成度が増したね!

免罪符を求め、黒人を理解する態度だけは示す。じゃあアジア人は?そんな態度を示す必要もない存在なのか、そもそも視界にも入ってないのか、とアカデミー賞トロフィ
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.4

羅生門効果とは、ひとつの出来事において、人々がそれぞれに見解を主張すると矛盾してしまう現象のことーーwikipedia

効果てきめんすぎて、これから裁判(判決)が信用できなくなるかも。

法廷のシー
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

3.0

派手な装置はないのに、舞台演出がかっこいい!

109プレミアムのひと席4500円の元を取ろうと、ウェルカムコンセッションのポップコーンを平らげるのに必死だったが、いい音響&広々シートで周りを気にせず
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.2

私の頭と語彙力では、感想をまとめられない、チープになる。でも「意見を持てること」が「自由である」ということに気づいてショックだった。考えることから逃げてはいけない。

ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

3.4

タイカ・ワイティティ流スポ根!最高!
笑えて、ジーンときて、人も音楽も最高で、映画はもう、これ一本で良いですね(良くない)

Tears for FearsのEverybody Wants to Ru
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.0

愉快痛快なガイリッチー味がない!こんなド直球な映画作れるとは!(失礼)中盤、心臓握り潰されて、残忍な人だとまで思った(褒めてる)

ただラストが......

敵とはいえ、金と力でねじ伏せるような、あ
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.0

学生っていうだけで、免罪符だったんだよなぁ。社会に放り出された後の不器用な成長と、ナチュラルな若い価値観に刺激を受ける。

故に、まひるちゃんに憧れて金髪にした。

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

あんまりハマらなかったのは、
こんな青春を送ってみたかった
っていう嫉妬かな?

A2 完全版(2015年製作の映画)

3.1

プロデューサーの安岡さんが、前作Aについて「青春映画」と仰っていたようだが、なるほど。Aは青年たち個の心の揺らぎ、対してこちらのほうが社会の断層を見た気がする。でもめっちゃ純情派。

「A」(1998年製作の映画)

3.0

転び公妨って、マジであるんや...
そして「かしこいのにこんなことして、真面目に働きぃ(脳内関西弁翻訳)」、と言ってくる近所のおばちゃん最高。おばちゃん最強。

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.3

見てるのが辛くて愛おしい。
ペラッペラな気持ちで隠した
ドス黒い妙なクソ人生。
きっと全部忘れるけど、
だから大事にしなくては。

一方子育てムービーとして、
「意味がわからないほど愛しているけどゾッ
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.0

ろう者の疎外感や、ヤングケアラーの問題、題材としては社会派ムービーとも言えるのだろうけど、普遍的な家族の物語として。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.0

家や職がないとか
ぼっちが寂しいとかでなく、
「終わりが見えない」
ということに不安を感じる。
でもきっと、死ぬまでみんなそう。

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

描かれるマリオ本人のキャラと
吹き替え俳優がクリスプラット、
日本語版は宮野真守、

明るい(気遣い)エンターテイナーという、私の中のイメージが全て合致。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

2.8

前作の感想で「どんだけ闘ってもドムのタンクトップ白いのなんで」って書いたの見られてたのか、今回は黒い服だった。残念。

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.2

庵野はギレルモ・デル・トロ。
誰に何と言われようとも、自分の愛するモノを突き詰めて、作品として昇華させる。必ず最後に愛は勝つってやつ。

元の作品をよく知らない分際で言うのもなんだけど、お決まりのエフ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

予備知識なしでみてほしいから何も言えないけど、ファッキンお下劣アジアンカンフーがアカデミー賞とか最高すぎる!

忙しくて映画なんて観る時間ねーよ、っていう人にこそ見てほしい。サヴァイブするために、戦う
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.0

斎藤工って何しててもエロさが漏れるのかと思ってたけど、今作漏れてなかった。人間の心を持たない異星人の設定とエロさの無相関に、斎藤工の演技力を見た。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.0

リョータの女になりたい。

オープニング、「なにこのミッシェルみたいな曲」と思ったらチバユウスケのバンドThe Birthdayだった。

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

3.9

胸熱。というか号泣。社会を変えるジャーナリズム、そこにある圧力、執念、葛藤、信念、あああもう何杯でも飯食えるほど大好物。女性として、関わった全ての人の勇気に感謝する。

アカデミー賞がガン無視してるの
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

未練じゃない。
ただちょっと思い出しただけ。
わかる、わかるよぉぉおおお!
悔しいほど。

2人の自然体な空気が
くすぐったくて素敵。

屋敷さん、ええやん!!!

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.4

爆弾抱えて
ラストに向かって
チクタクしている気分。
あれは、正義か破滅か。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.2

原作は読んでいないけど
どっぷりと村上春樹の世界。
でも
セックスと死、ではなく、
セックスと生、を見た。
救いがあった、それで良し。

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.2

ボンクラ男子のグダグダ劇かと思いきや
難しいテーマを扱っていて、
難しいかと思いきや、
ファンタジーとトンデモ展開で
泣き笑い。うん、まさか泣くとは...
人選が妙で面白い。あっちゃん最高。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.0

クソ女やなー、と思いつつ
ちょっと憧れてしまうのは何故だろう。

美人で、自由で、ちょいエキセントリックでーー
て、現実離れしているのか?
ある意味、おとぎ話の中のお姫様なのだろうか。
だとしたら、入
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.0

グロ苦手だから
目を瞑ってる時間も多いけど笑
狂気vs狂気なんて
目が離せないに決まってる

斎藤工は
広島訛りのドチンピラキメてようが
エロさが漏れてる

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.0

ストレス社会に生きる人々への
処方箋ムービー。ただただぶちのめす!笑
だけど絶対強者でなく、
ちゃんとダメージ喰らってるのが○

今までで一番、頼もしいバディを見たかも。

愛すべき夫妻の秘密(2021年製作の映画)

3.0

50年代当時のTV番組制作の裏側が観れる、
それだけでテンション上がる。

収録までの一週間、どんな風に人が動き、考え、
面白さと視聴率とクライアントへの配慮を両立させるか。
ものづくりの醍醐味だ。

はちどり(2018年製作の映画)

3.1

自分と世界と、その関わり。
思春期における「自分探し」のお話。
窒息しそうな毎日の中の
不穏さと美しさ。
音楽がとても良かった。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.2

社会がいかに女性にとって不利か、
不利益被った女性の上に
成り立っているのが社会だ、と。

ただ、そうやって不平不満を
こぼすだけでなく、
「私は私」であることに
ストラグルし続けなければ、とも思った
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.0

ドランの今までの「同性愛」テーマ作とは違い、性別を取っ払っても成立するシンプルな恋愛ストーリー。

でも感情の複雑さや繊細さを、ちょっとしたシークエンスやセンスのいい映像で表現しているところがやっぱり
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