すしピープルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

すしピープル

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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

たまに園子温作品を観ると、いいよねって思う。

各作品に共通する、まさに「むき出し」の感情は、観る方もパワーを消耗するからしょっちゅう観られないけど、
パワーを得られるのも確か。

検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.0

原作未読だけど、いろいろハショり過ぎているんじゃないかしら。
役者が悪いわけではなく、心情描写や変化が薄く、移入しづらい。

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

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エヴァは私に、何度も驚きを与える

公開当時の感想...
(「破」からの繋がりとして)
えっ、こんな話だっけ?

改めて観た感想...
(覚えていなくて)
えっ、こんな話だっけ?

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.5

リミット、オンザハイウェイ的な、90分未満ワンシチュ(しかも1人語りに近い系)映画大好き。

「犯人は音の中にいる」
このコピーに惑わされて、構えてない方向からどんでん返し食らった!

ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

3.2

「感情がないからゾンビだ」と考えるティーンより、社会性や外面、損得で動く大人のほうがよっぽどゾンビ。

オシャレなのかダサいのか、エモパンクのようなチップチューンが最高。

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年製作の映画)

3.0

子供の頃、何回も繰り返し読んだはずの童話も、あらすじや結末ってうろ覚え。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

不寛容な社会の中で、真っ当に生きようとする者が味わう理不尽を描いた、この映画そのものが「暴動」だ。

どんな悪行中も、ずっと切ない。
ホアキンジョーカーはキャラの憑依というより、「闇」そのものの体現。

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.3

ガラガラ声から、どんどん喉が開いていく。
女優ってホントすごいなぁ。

オーバーザレインボーって、
もっとキラキラした夢のある歌かと思ってたら、意外と悲しい歌。「再生の話」というほど綺麗事では済まない
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.3

「誰が」「どうやって」のミステリーから、
「何のために」更には「謎解きの主題」まで変わる。

もう一度観て、感じたチグハグが間違ってないかや、その正体は何かを確認したい。

「風立ちぬ」って、そうか、
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.2

日本の政治とマスコミへの踏み込み方、想像以上にストレート。

変に悪代官みたいな政治家やライバル記者が出てきたりしない。一人のジャーナリストと、エリートだけど共感できる弱さある人間、その2人の視点に終
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宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.0

汚くて、カッコ悪くて、最低で。
新のロクデナシ感と、
ピエール瀧のヤクザ感、
佐藤二朗のいけすかん感、堪らん。

エンド曲、やけにパンクだなぁと思ったら、みやじ×ハイスタ横山健の曲なのね。エモアツ。

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.1

映し出されるのは、戦争の悲惨な様、
あるいはキリッとした兵士の顔かと思ったら、
まだまだあどけない少年たちの笑顔。

映画タイトル(特に原題)が刺さる。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.1

話の元となる女性たちはもちろんだが、この出来事からたった2-3年で映画化した作り手の大いなる戦いに賛辞。日本ももっと頑張れよ。

「セクハラされるのは君がセクシーだから」なんて慰めになってない。でも、
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.2

ワンカット(風)映像より、360度撮影の方におおーっ、となる。周りに照明、音響はじめスタッフいないのね。それも混みの綿密な撮影なんだろう。

銃の先に付けた剣が、前を行く味方のお尻に刺さらないかヒヤヒ
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.4

メメント/インソムニアと混同してノーラン作品かと思い違いしがち

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

3.2

「この世界は僕が照らしてみせる」というコピー。
世界どころか、自分の手元足元を懐中電灯で照らすのが精一杯の青春。
イヤな感じはないが希望もない。
なんだこの感覚。

土臭い生活感が映し出される、美しい
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.2

息子を愛するが故の母の思い、
と言ってしまえばそれまでだが。

その一行で表せないほどの
もっと強い信念と、
その信念をも揺るがす展開に
こちらが叫びそうになる。

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.1

主人公のように自ら声をあげ、殻を破ることができる者はいい(とても勇気のいる行動だったと思うし、多くの人に勇気を与えただろう)が、そうできない者はどうすればいいのだろう。

マイノリティを「治療」という
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

2.8

エンドロール、宇多田ヒカルのエーテル感。

森見登美彦SF、やっぱり私には馴染まないわ

3月のライオン 後編(2017年製作の映画)

2.8

伊勢谷友介のイヤな奴(でもどこか憎めない人たらしクズ男)感が良い

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

3.2

こんな露骨な男尊女卑がまかり通っていたこと、そこから35年も経った今だから映画にできたこと。

それらに驚けるのも、彼女たちが切り拓いた歴史があったからこそ。ただただ敬う。

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.4

泣けるカーチェイス。

一市民の目を通して見るからこそ、
揺さぶられる。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.3

地べたを這うような生活に、
悲しみではなく、笑っちゃうくらいの
「人間のたくましさ」を見せつけられた。

おじいちゃんは服着過ぎ(笑)

斬、(2018年製作の映画)

3.0

殺陣というより
人と人とのぶつかり合い。

火傷のようなヒリヒリする思いと、
刃の冷たい音の対比に高ぶる。
演者の目が怖い。

散り椿(2018年製作の映画)

3.0

挿入曲がゴッドファーザーのテーマ!笑

確かに男の生き様・美学や
ファミリーについての作品だけども。
無音のほうがカッコ良かったんじゃない?

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.1

会話やカットのテンポが良くて、映像として観ていて飽きない。サントラもカッコいい!
過去の話をコメディで見せたかと思いきや、今現在起きている事へ直結させるメッセージ性の強さがスパイクリー感。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.0

ブラピとデカプリオ、
枯れオヤジバディの可愛げと哀愁。

撮影シーン、映画の世界の
更にその中に引き込まれた。

バンブルビー(2018年製作の映画)

3.0

シリーズ一作目のティーンスピリットとアナログ感を取り戻した!

主人公のTシャツも、ストロークスからスミスへとエモさ大増量。

500日のサマーといい、スミスは出会いの曲。

女は女である(1961年製作の映画)

3.0

男がどれだけ支配しようと、
無邪気か計算か、スルリと交わす。
まさに女は女。

ゴダール×アンナカリーナの美しさ。

Guava Island(2019年製作の映画)

3.0

ガンビーノの曲ってダンスやライブや演出を先に考えて作られてるのかって思えるくらい、映像とハマるとカッコいい。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.4

分断、戦争、人種差別のバカらしさ。説教臭くなりそうな題材が、子供の目を通せば素直に捉えられる。

監督お得意の脱力系ギャグ映画かと思いきや、チャーミングなユーモアで優しい物語。

エンドロールのデヴィ
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