地震はイヤさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

アランドロン、美しい景色、音楽…美しい。ドロンを見てるだけで彼を応援したくなる。美しさは正義だと思いました。

マルジュも街の女の子もドロンを見ても何とも思わない演出が不自然に感じた。普通はドロン一択
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

1.6

余命宣告された男二人がヤケになり、偶然ギャングの車を盗んで旅に。
追いかけるギャング達…

意外にも、とぼけた笑いを散りばめた展開。そしてラストはしんみり。
でも死ぬからって、他人の車を盗んだりやりた
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リオの男(1964年製作の映画)

4.2

拉致されてる彼女を追いかける為、窓から飛び出しバイクで追跡する躍動感。「あれっ?ルパンじゃん!」
これにルパンのBGMをつけたの見てみたいね。

そーいえばベルモンドの容姿もそんまんま。時には二枚目、
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肉屋(1969年製作の映画)

3.8

恋愛物かと思ったらサスペンス的な。
校長兼先生のヒロインと肉屋の男がだんだん親密に。そんな平和な町で起きる殺人事件…
派手なシーンは無く、不安を積み重ねてゆく手法

のどかな素敵な町。先生が学校に住ん
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クライモリ(2021年製作の映画)

3.0

登山道を意図的に外れて深い森の中に入り込む陽気な若者六人。

後はどうやって悲惨で残酷な死に方をするか?そして森に潜む何かの正体は?が見どころですかね。
昔のクライモリシリーズは1作目は面白かった。
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ケロッグ博士(1994年製作の映画)

3.4

なんだろうな…奇妙な味わいの作品。
監督が監督だし。
何がテーマなんだ?と思いながら観ていた。

が、女優陣は大好きなBフォンダさん。ツイン・ピークスの美人過ぎる美人のララさん。看護婦の方も綺麗と文句
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.2

良かった。
若いジュヌさんを初めて見た気がするけど可愛かった。
時計の仕組みは今回は回避出来たけど次の夜は大丈夫なのか心配になった。
あの人達の世界の仲間入りは魅力的。メルヘンですねポエムですね。

ショック療法(1972年製作の映画)

3.8

若さを取り戻す為に施設にやって来た女性。
院長のアランドロンに注射されたら、なんかもう元気溌剌。他の患者さん達とサウナや海に裸ではしゃいだり。

中年ヒロインの裸は全く嬉しくないけど、ここでサービスタ
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フランケンフッカー(1990年製作の映画)

4.1

チョイとネジの外れた登場人物達がユーモラスなフランケン物。

パーティーで彼女が皆の目の前で芝刈り機でバラバラに。彼氏は優れたパーツを集め再生を試みる…

グロさは無く、エロさは多少あり。
売春婦達を
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博奕打ち(1967年製作の映画)

3.9

この脚本はいかがなものか?

鶴田浩二さんが山城新伍さんに味方するが、新伍ちゃんこそが諸悪の根源なので敵側の若山富三郎側をやっつけろ的な気持ちが全くわかないw
なのに被害者ヅラ、このチョメチョメめっ!
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博奕打ち 総長賭博(1968年製作の映画)

3.7

なんかもう馬鹿ばっかしでイライラする。ウジウジグダグダ意地がどーだのこーだのって。女共もウザいし…

バカ松田、バカ子分、妹…皆んな殺せやーとしか思えない。自分勝手でイライラ…
つまり既に自分は引き込
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多羅尾伴内シリーズ 戦慄の七仮面(1956年製作の映画)

3.0

拳銃の密輸団を相手に、警察を手足に使うタラオの活躍を描く。白黒映画。

当時はこれが通用してたんだから、人間はより刺激を追い求め、心もすさんでいったのだなあ。現代じゃ通用しないもんなあ。

その正体は
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多羅尾伴内シリーズ 復讐の七仮面(1955年製作の映画)

2.7

白黒映画。
秘密結社の存在をかぎつけたタラオ。

当時の指紋の確認方法に驚いた。技術の進歩は有り難いものだ。
今回も七変化。でもキチガイの元軍人の変装に何の意味があったのだろう。
今回は今ひとつのれな
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多羅尾伴内シリーズ 隼の魔王(1955年製作の映画)

3.4

野球の試合中に選手が死亡。調査に乗り出すバンナイ。白黒映画。

映る風景がまだまだ貧しそう。街灯も少ない感じ。
悪役で超見る役者さんが、まだ若い姿で登場。初々しく若くても既に悪そうな笑顔。

今回はプ
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多羅尾伴内 十三の魔王(1958年製作の映画)

3.7

競馬場で女が死ぬ事件が発生。
名探偵が乗り出す。

途中、脇役若手の高倉健さんがチョイと登場するが、「うわっ!スター出た!」と初めて見た様なショックを感じた。
頭小さー、スタイルよかー、爽やかー

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多羅尾伴内 七つの顔の男だぜ(1960年製作の映画)

3.7

令嬢の誘拐、警官殺人が発生。眼鏡姿の小役人風の男が警察にひょこひょこ登場する。
名刺には、たらおばんない。

ラストで「その正体は、たらおばんない!」って言うのかと思ってた。(ラストでは平凡な名前を言
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忍びの卍(1968年製作の映画)

2.9

大奥で怪事件。幕府は夏八木勲を調査に雇う。暗躍する怪しげなセクシー忍術を使う忍者達との闘い。

期待とは裏腹にセクシー忍法が親子で観れる程おとなし目。恍惚の表情は映るが大事なところは映さない。う〜ん、
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風雲児 織田信長(1959年製作の映画)

3.1

うつけ者姿〜桶狭間の戦いを軸に信長の姿を描く。
斎藤道三、藤吉郎なども登場。有名なエピソード通りの展開。

時代劇は手間暇、人手などお金が大変だ。それだけでもお疲れ様でしたと頭が下がる。錦ちゃんも気合
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賞金首 一瞬八人斬り(1972年製作の映画)

3.2

賞金稼ぎ兼医者の主人公が幕府の指示兼依頼により、幕府より盗まれた黄金を探しに…

色々とこった小道具や登場人物が登場したり、濃厚な濡れ場を用意したり。
主人公が熊オトコみたいで何か小汚い。
そー言えば
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七人の野獣 血の宣言(1967年製作の映画)

3.0

タイトルとは裏腹のコメディ。
現金強奪を目論んだチーム、だけど各自裏切り三昧。果たして最後に笑うのは…

別段クスッとも笑いはしないけど、この面々がワチャワチャやってるのを観てるとほのぼのする。小池朝
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やくざ番外地 抹殺(1969年製作の映画)

3.4

関東進出を目論むイケイケのヤクザ組織。狙われる組長(丹波哲郎)不在のヤクザ組織。暗躍するイケイケ…
日活映画

わかり易く定番展開。丹波ファンなので、早く丹波を〜もっと哲郎を〜っといった前半。
丹波登
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やくざ番外地(1969年製作の映画)

3.3

ヤクザの抗争。
丹波哲郎VS佐藤慶は絵的に美しいが丹波さんの方がどうしても格上の雰囲気かな。

面倒くさい人間関係を設定して苦悩するヤクザと女の姿を描く常套脚本。
アメリカなら銃で呆気ないけど、日本は
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ギャング対Gメン 集団金庫破り(1963年製作の映画)

3.6

各自得意なテクを持つ悪党を集め金庫破りを企む一味。

でも、いちばんの悪人はカタギの鶴田浩二を悪党一味の中に潜り込ませる老刑事(しかもはっきりと指示はしないズルさ)だな。
ぬるま湯展開だが色々あって退
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暴力団再武装(1971年製作の映画)

4.0

ヤクザ鶴田浩二が金になる港湾支配を親分に任せられる。それを冷たい眼で見る鶴田の兄貴分の丹波哲郎。

港湾のあんこ(労働者)達ともめたり、昔の女と再会したりしつつ、何とか支配下に。しかし…!

ヤクザ組
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組織暴力 兄弟盃(1969年製作の映画)

3.2

終戦直後、復員兵の菅原文太や安藤昇達がのし上がっていく姿を描く。

菅原文太はいつものキャラと芝居。安藤昇はホンマもんのキレキレ感。アラカンは予想通りトホホな運命。渡辺文雄は腹黒上等…と、何も新味もな
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続組織暴力(1967年製作の映画)

3.5

ジャケ写では小さな写真の渡辺文雄さんがまさかの主役。子分に若き谷隼人隊長など。
警察は丹波&室田さん達で前作同様。

食いしん坊の文雄さんが頭脳、度胸、仲間との結束を武器にヤクザ共をツマミ食いして成り
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組織暴力(1967年製作の映画)

3.5

魅力的な役者さん達。ストーリーもつながっている。けど、今ひとつ。

話が散漫。主役は誰だ?
路上乱闘シーンも何故か緊張感の無いBGMで、盛り上がらない事この上ない。
ラストの若き千葉ちゃんの身体の動き
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暗黒街仁義(1965年製作の映画)

3.3

15年ぶりに日本に来た鶴田浩二。昔の兄貴分(丹波哲郎)や昔の女(南田洋子)、丹波のライバル天知茂などとやがて不穏な空気に…

主人公は鶴田さんだけど、コイツさえ居なければ丸く収まるのにってゆうキャラな
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暗黒街最大の決斗(1963年製作の映画)

3.8

梅次監督の「暗黒街 最後の日」と似た様な感じ。配役と脚本を組み替えて、職人監督、梅の字が安定の出来ばえを披露。

相変わらず悪人役の名優が子憎たらしく皆を引っ掻き回して悲劇をもたらす。ラストは最後の日
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暗黒街最後の日(1962年製作の映画)

3.7

ヤクザ共のイザコザ(鶴田、丹波、顔は超お馴染み名前が憶えられない名優)、取り締まる検事(三國)と潜入捜査官(?)達の抗争を描く。

OPの展開が速すぎて続編なの?と思ったけど次第に対立図は理解出来た。
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忍者武芸帖 百地三太夫(1980年製作の映画)

3.3

真田広之さんの身体が凄い。
「ほおぉ…(うっとり)」
いや、少しムキムキ過ぎるか?
ほんのもう少し柔らかさがあった方が抱かれ心地が良さそうな。
二十歳の頃なんですね。この容姿、身体、身体能力、声質…完
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アギ 鬼神の怒り(1984年製作の映画)

4.0

平安時代、鬼が現れる噂の橋。
男が退治に赴くが…

多分、低予算な気がする。登場人物も13人くらい。そこを映像、BGM、雰囲気、そして特撮で頑張った、と思う。設定も良い。
オニとは一体何なのだろう。火
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ボディガード牙(1973年製作の映画)

1.8

つまらない。
千葉ちゃんが頑張っても、監督がボンクラだからなあ。

OPから何故か陰気なBGMでウキウキしない。開始10分位で観たくないなあ…と、うんざり気分になる間延びした演出とテンポ。ガードする女
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卒業試験(1974年製作の映画)

2.1

25分頃、マンを持して水着で登場する我らがシルビアさん。幼なじみと戯れ普通におっぱいを全開…

う〜ん、早いよ、監督。挨拶がわり?いや、ありがたみがないよ。そもそも学生にも見えないし、そのくせ自称処女
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忍者狩り(1964年製作の映画)

3.3

豊臣恩顧の大名を取り潰そうと暗躍する江戸幕府の甲賀忍群。一方、阻止せんとする大名は4人の浪人を雇う。白黒映画。

設定は良いけど、4人は近衛十四郎以外は思った程強くもないので少々肩透かし。近衛さんの熱
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東京アンタッチャブル 脱走(1963年製作の映画)

3.6

刑務所から脱走したリーダー格の丹波と務所仲間達。追う三國、高倉らの警察。
白黒映画。

丹波さんの悪党っぷり、脱走仲間達の脱走後の展開、平行して描かれる警察の様子と三國、高倉、三田佳子の関係模様など面
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