地震はイヤさんの映画レビュー・感想・評価 - 45ページ目

ウィル・ペニー(1967年製作の映画)

3.5

ベテランカーボーイと仲間、行きずりの母子そしてならず者達。友情、愛、闘いを描いた西部劇。
チャールトンヘストンなのに特別強いわけでないのがミソ。

最初のカーボーイ達の生活シーンが好き。目的地迄牛を運
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旅芸人の記録(1975年製作の映画)

4.0

評価が1点でも満点でも「確かに」と同意できる。体調万全で、そして多少事前知識もあった方が良い。ゴッドファーザー程、長さは感じなかった。全てが新鮮に感じたから。
ただ、軽い気持ちで「来週辺りもう一度観よ
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

3.7

幼い姉弟が父を探す旅を描く。
DVDやTVでは避けるジャンルなので逃げ場の無い映画館で観た。予想通り感情移入して疲れた。ツライ目に会わなきゃいいが…こちらの思いを嘲笑う様に女ゆえのツラさepisode
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.4

ばりばりのミステリー映画を思わせる邦題はズルい。期待する人を失望させてしまう、かも。

呆け気味の晩年の姿を、美しい風景と回想を混じえて描く上質な作品。過去の記憶を彷徨う推理的な要素はあるけど、老人(
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新生 トイレの花子さん(1998年製作の映画)

3.5

当然見どころは、チャイドル達。浜丘麻矢さん、野村佑香さん、前田愛さん、大村彩子(好きな順)

無垢な色気を無意識に醸し出す絶妙な年頃の女の子達の姿を描いたチャイドル好き御用達の一品。
特に浜丘さんの何
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ルパン三世 DEAD OR ALIVE(1996年製作の映画)

2.1

駄作よりちょいマシ。
監督がモンキーさんなので、その意味では見る価値あり。

男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.7

寅さん史上屈指の色っぽいマドンナ、いしだあゆみさん登場。

この回だけは親と観るのは気まずい、それほど色っぽい。異色の回と言ってもいいだろう。別に露出しなくても色っぽさは体現出来るんだね。そのまなざし
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妻は告白する(1961年製作の映画)

3.7

3人で山岳登山中にアクシデント。
上から独身男(川口浩さん)、妻(若尾文子たん)、夫(知らない)の順でロープで吊るされる。うぐぐっ…このままでは…そして…妻は。。。果たして殺意の有無は?

女は怖い?
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越前竹人形(1963年製作の映画)

3.7

すれっからし、毒婦、清純無垢、あらゆる女を具現化する女優、若尾文子たん。ここでは薄幸このうえない女性の人生を魅せてくれる。
「幸せになって欲しい」と切に願いながら観てしまった。映像も美しい。そう、映像
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その夜は忘れない(1962年製作の映画)

3.7

原爆から復興した広島にて。
特集記事を書くため、お気楽に取材に来た田宮二郎が地元の美しい女性、若尾文子さんと知り合い恋に落ちる。そして今なお被爆で苦しむ人達の現実を突きつけられる…
この作品から数十年
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指輪物語(1978年製作の映画)

3.0

実写版を観た後だったのでストーリーも追いやすかったし、逆に物足りなさもあった。何しろ実写版の途中で終了だから。
作画が、実写の上をなぞる手法との事でキャラのくにゃくにゃした動きが特色。
実写版と違って
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フラッド(1998年製作の映画)

3.5

大雨により河川の決壊。そんな中、水没する町で行われる大金を巡る闘いを描くサスペンスアクション。
水絡みの撮影は大変だったと思うがイマイチ愛すべきB級感がぬぐえない出来ばえ。お昼のロードショーにはぴった
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

4.2

歴史ミステリー怪奇サスペンス純愛少年成長物語。
スレーターの朱色の唇のエロティシズム、コネリーの溢れる父性も見逃せない。大好き。

ロンゲスト・ヤード(1974年製作の映画)

4.1

今話題沸騰のアメフトが題材。
と言っても刑務所の中。

レイノルズ率いる囚人チームVS看守チーム。卑劣な刑務所長、鬼看守、試合に至るまでのエピソード、試合中のレイノルズの葛藤、それを踏まえつつのラスト
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メゾフォルテ(2000年製作の映画)

3.8

ジャケ写を見る限り「…しょぼ」
期待薄だったけど結構なレベルで面白かった。シリーズもあるとは全く知らなんだ。
ヒロインはありがちなキャラだけど、敵対するサイコ女がぶっ飛んでて爽快。コチラがヒロインでも
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.2

もぉー誰か彼女を幸せにしてあげて!
マッチ工場で働くパッとしない女性。男にも見向きもされずひたすら単調なマッチ工場の仕事の毎日。でも実は人並に夢見る女性でもあった…
幸の薄い女性に惹かれる自分には至福
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ニック・オブ・タイム(1995年製作の映画)

3.7

子供を人質に取られたデップパパ、犯人の命令に従わないと子供の命が。そして犯人の命令は…

リアルタイムに進行する小品ながらお得な89分のサスペンス。デップも若くて色艶良し。

アサシン(1993年製作の映画)

3.8

「ニキータ」のリメイク。職人監督バダムさんが同様な展開を無難に撮っている。当然元祖を推す人が多数だが、自分は勿論こちら。

理由はヒロイン、名門フォンダ家の血をひくブリジット嬢の圧倒的な可愛らしさと美
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アライバル-侵略者-(1996年製作の映画)

3.3

あなたの隣にも宇宙人が…?
題名で既に侵略と言ってる様にチャーリーシーンが孤軍奮闘、宇宙人の侵略に立ち向かう。名作「ピッチブラック」の監督なので地味に面白かった。
宇宙人の走り方はちょっとした衝撃。

ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.6

インド映画ブームのきっかけとなった作品。インチキ宗教家みたいな容姿の主人公が大活躍。

わんこそば50杯食べて、あーもう無理です。そ~言わずに、と寿司10貫食べさせられて、あーもう無理です。そ~言わず
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史上最大の作戦(1962年製作の映画)

4.1

不謹慎かもしれないが「古き良き戦争映画」だと思う。
オールスターキャストにそれぞれの見せ場。圧倒的な物量、物量また物量。昔は「遠すぎた橋」とかオールスターキャストが売りの大作映画が多かった印象。
同じ
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.0

まあまあ退屈、今となっては。
ヒロインは「綺麗でグラマーでおバカ」まさに男が求めるステレオタイプ。
コネリーとロバートショウの存在感は流石。それを上回る、仕事は出来るけどウザいオールドミスを体現したス
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プラネット・テラー in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.8

狙って、あえてのこの出来ばえ、お見事。B級に対する憧れ心をうまくくすぐってくれる。このジャケ写も優秀。
日大の卑怯者は権力は有っても人生終わり、一方こちらは底辺を這いずりながらも呑気にゾンビ映画、そー
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.9

これは良作。
ほのぼのする。。。この前後に「ビバリーヒルズコップ」や「セントオブウーマン」を撮ってる監督だもの、冴えてる時期の作品。セントは観てないけど。
観終わった後の心地良さったら。

猛獣大脱走(1983年製作の映画)

3.2

この頃の映画って胡散臭くても振りきった面白さがある気がする。

動物園から動物が脱走し人間を襲いまくる。その原因は…
主人公は胸毛がセクシーな動物の医師。安っぽく胡散臭い。
動物が人間を殺すシーンはこ
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ザ・クライアント 依頼人(1994年製作の映画)

3.5

観てて『グロリア』を思い出した。グロリアと少年が次第に信頼し合うようになる、ほっこりのツボがこの作品にある。

犯罪に巻き込まれた少年を助けるのは名優スーザンサランドン。女性はスーザンさんに移入しなが
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マーヴェリック(1994年製作の映画)

4.1

西部劇、といっても騙し騙されの愉快な作品。
メルと監督は付き合い長そうで息もあってるし、ジョディ・フォスターもここではえらく可愛らしいし、西部劇で活躍したジェームズさんも元気な姿を見れるだけで嬉しい。
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ハーパー探偵シリーズ/新・動く標的(1975年製作の映画)

2.8

ロスマクドナルド原作のリューアーチャー探偵物はおよそ十数作あり、絆を失った悩める人達の繫がりを紡いでゆくアーチャーの姿に病める現代社会の姿を浮き彫りにする、そんな重いテーマが多い。

ただこれは初期の
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スティーヴン・キング/地下室の悪夢(1990年製作の映画)

3.1

キング短編ホラーの映画化。
まさにB級の作品、原作の方が数倍良いけどB級なりの気楽に観れる良さはあり。想像もいいけど視覚化されるのもそれなりにありがたい。
紡績工場で起こる謎の死。そこで人数を集め大掃
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ラブ・ハンター 恋の狩人(1972年製作の映画)

1.7

有閑エロマダムに翻弄される従兄弟、若いカップル(真理様)、マダムの母親のお話し。

田中真理さんはエキゾチックジャパンの名に恥じず美しく、今回の様な純な役も違和感の無いその清廉さに見惚れてしまったが、
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狗神(2001年製作の映画)

3.1

アメリカ南部の田舎にはチェーンソー的なカラッとした恐ろしさがある様に、日本の奥まった田舎にはおどろおどろした因習的な恐ろしさがある、そんな期待を満足させてくれる湿度感の高い作品。

ヒロインが男の顔を
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ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.3

発生する猟奇殺人事件。
全身不随の頭脳明晰なワシントン、その手足となって捜査するアンジーのペアの妙。監督はそこそこ面白い作品を撮る職人なので今作も安定感があるサスペンスでした。

ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎(1985年製作の映画)

3.1

ファミリー向けか。少年時代のホームズの活躍を描く。後年のホームズの女性に対する対応、敵をここで設定しておりホームズ好きをニンマリさせてくれる。
ヒロインが窓越しに思いを伝えるシーンは素敵。

悪党(1965年製作の映画)

4.1

南北朝時代、時の権力者により振り回される夫婦の哀話。白黒映画。
権力者がどこまでも権力者であり、流行りのセクハラ、パワハラなどは力が全ての時代には存在しない。それも若干憧れるが。
歴史好きなら知ってる
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