KaiSuzukiさんの映画レビュー・感想・評価

KaiSuzuki

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万引き家族(2018年製作の映画)

4.6

淡々としていて、ハリウッド映画のように煽ることなく、テレビ番組のように説明しすぎることもなく、題に2つに意味を持たせ、そういう映画はとても好きです。

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.5

何か悩みがあるならこの映画を見れば良いし、大きい声を出せばスッキリするし、悩みなんて大声で解決するよねということを教えてくれる。

止められるか、俺たちを(2018年製作の映画)

3.3

彼らの時代は違法などうかは全然関係なくて、ダサいことはダメでカッコよければなんでもありだったように見えます。すごく羨ましく。

そのことはすごく憧れるけど、井浦新は登場人物というよりモノマネに見えたし
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.0

すごく丁寧に伏線を回収している秀作だと思いますが、映画に求めるものって問いであって、カタルシスではないんだよなあというところでなかなか手放しで称賛できませんでした。

だってこれを見て次の日変わったの
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search/サーチ(2018年製作の映画)

3.5

映画を語ることは世界を語ることだと言われて時代があって、たしかに映画には風俗記録的な意味合いがある。
現代のスタンダードなSNSやIT使って人を探すのは、時代の描写としてすごく良いと思います。10年後
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.5

すごく綺麗でとても良い時間が過ごせました。こういう映画を観る時間はとても大事なのですが、あんまり美に興味がないワタクシの記憶には残らない感じでした

花芯(2016年製作の映画)

-

原作を読んでいないからか全然描写が足りない印象でした。 言葉で紡ぐ世界観と映像で描く世界観は間の取り方が全然違うときづかせてくれました。

おわり

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

-

SF的近未来としてVR空間を描いてるけど、多分実際はこんな風にならないわと、すぐ思えてしまう古風な世界観だったと思います。あくまでSF文脈に乗せた感じ。

だから、リアルとバーチャルの棲み分けというか
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.1

何も考えたくない時はこういう映画に限るわけで、なんとなく派手な動きが飽きさせないし観た後に何も残らない。
娯楽ってこういうものだと思いました

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

松岡茉優を観ているだけで楽しい2時間。
原作を読んでいないけど、文学的な要素を映像化することに成功しているように見える。

間の取り方もすごく心地よい

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

3.5

ところどころドキュメンタリーのような粗っぽい絵作りが好感でした。

内容はシリーズ物だからか予定調和に感じましたが、こういう安心な物語に心を支えてもらいたい日もあるかなと思いました。

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

-

原作を忠実にトレースしています。
原作を映像で観たい人には良いと思います。

でも、漫画と映画は違うメディアなので、描き方も違ってしかるべきだと思うんですね。
原作からどれだけ飛躍してアプローチできる
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アヒルの子(2005年製作の映画)

5.0

・「ゆきゆきて、神軍」の女版がピッタリ。極私的エロスもちょっと入ってるかな
・もう原一男のそのもの
・こんなに錯乱してセルフドキュメンタリー整理できんのかよ
・原一男の言いなりか天才かどっちか
・主題
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

-

何より映画的な脚本だと感じたのは、登場人物の目的だったり行動の動機だったりが見えづらいこと。

僕には主人公双葉も旦那も何考えてるのかさっぱりわからなかった。衝動は分かっていてもベクトルが測れない。
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